昨日から第7期がいよいよ始まった。

早くも7年目。短かったのか、長かったのか、正直良くわからない。

設立から最初の4年間くらいはがむしゃらに働いた。

そして毎日のように深夜から仲間達と酒を酌み交わしながらビジョンについて、戦略について、語り合った。勿論毎日寝不足・・・。

でもそんなベンチャー企業ならではの働き方に心地よさややりがいを感じていた。


一方でここ2年くらい、組織が大きくなってきてからは良くも悪くも会社らしくなってきた。

会社では頑張って仕事をして、終わり次第できるだけ早く帰る、そんなワーキングスタイルがごくごく当たり前になっていった。いい悪いは別として。

その背景には家族を持つ社員が増えたことや、社員の年齢が上がったことで体力的にも昔のような無理が利かなくなってきたことなどがある。

私自身も体力的にはだいぶ衰えたかも・・・。


しかしこの景況感で改めて経営者として強い緊張感を持って、会社・事業をしっかりと立て直すべく必至に動き回るようになり、毎日のように深夜まで仲間とともに議論し、遅くまで会社にいることが増えた。週末も平日できないMTGをやったり。

日々の生活の中心が完全にビジネスになり、それ以外のことは全て劣後。
さすがに体力的には多少しんどいと感じることもある。

でもなぜかそんな今の働き方に対して、妙な懐かしさや心地良さを感じる。

感覚的には創業期のころに戻ったようなワクワク感やエキサイティング感。

「今こそ俺がやるしかない。いっちょやったる!」みたいな妙なテンション(笑)。

なんでいきなりそんな感覚になったのか。


それは、やはり一緒に働く社員達が本当に一つの方向に一致団結して全力で邁進しているということを、心から実感できるようになったことが大きい。

今までも忙しかったには忙しかったものの、どこかで一致団結感を感じられてなかったり、セクションごとに見えない意識の垣根があったり、私と社員のコミュニケーションも薄れていたり。。。


そんなタイミングでこの経済危機に直面し、改めて戦略、組織、ビジョン、ルール、全てをゼロベースで考えなおすきっかけとなった。

こんなときだからこそ完全に開き直って、今までの課題や不満の全てをさらけ出し、新生I&Gパートナーズとして生まれ変わるべく、全社戦略合宿を決行し、9月は週末も使って幾度となく本質的なことについて話し合った。


その結果として今がある。

今はまさに完全にみんなが同じ価値感を持ち、同じ目標を追いかけているということを肌感覚で感じることができる。

そんな雰囲気が、創業期と同じようなワクワク感、エキサイティング感につながっているのだろう。

社員が一致団結していると実感できる組織、そういう組織で働けることはやっぱり誇らしいし、なんだか自分もみんなの期待にもっと応えようと頑張れるから不思議なもの。


勿論自分の背負う責任の重さには高い緊張感も持ちつつも、改めて夢中になれる仕事に携われていること自体、本当に恵まれているなと感じる今日この頃。


仕事に夢中になれるって最高!


と、自分が根っからのベンチャー人材であることを改めて自覚するとともに、苦しい景況の中でも一緒に頑張ってくれる仲間達に心から感謝。


今期はまさに第二創業期。

ここから一気に飛躍すべし!!