日本でも起業する人がどんどん増えていってもらいたい。

起業というと非常にハードルが高く感じる人がほとんどだろう。

しかしお店を持つことや、個人で事務所を持つことも起業の一つ。


ちょっと前に書いたブログにこんなコメントを頂いた。


>私も丸の内OL?を退職して起業しました。
>やはり給料も少ないですが、誇りと自信を持って、ワクワクしながら仕事していま>す。そういった生き方をする人が増えれば良いなと思っていますが、それ自体難し>いことなのかもしれないと読んで思いました。
>忙しくて自分の時間がないと不満に思っても、それは幸せなことなのかもしれませ>んね。


この方は丸の内でのOLを辞められて、地元である伊豆地方の方でニューヨークベーグルのお店を始められたそうです。

恐らくNYベーグルが本当に好きで、日本にあるものではなく、本物のNYベーグルを日本の人達に食べてもらいたいと思っていらっしゃるのでしょう。

まさに好きこそモノの上手なれです。

じゃあビジネスとしてみるとどうか。個人的には全然ありだと思います。

少し前の時代なら、商圏的な問題でお店を持つことはハイリスク・ローリターンであることが多かった。今の時代はネット・モバイルの時代。

まさにどこにいようと日本全国の人達を相手に商売ができる時代。

そういう意味では自分が本当に欲しいサービスや食べたい商品は、必ず同じような想いを持ってくれる人が一定いるはず。

つまりこの方の場合だと、同じようにNYでベーグルを食べて、美味しくてもう一度食べたいと思いながらも日本ではなかなか食べられないなと思っている人。

感覚でしかないが、最低でも2〜300人程度はいるんじゃないだろうか。

その人達がファンになってくれて、週に1回でも月に2回でも買ってくれれば、恐らくビジネス上は成り立つはず。


大事なのはこだわりを持つこと。
小さくてもいいから、ホンモノを目指し、こだわり続けること。

その結果、売上もついてくるだろうと思う。
地道だとは思うが、必ず売上はついてくる。

私自身もそんな思い入れを持った方のベーグルであれば食べてみたいと思うし。

もし好きでもない、楽しくもない仕事を毎日やっているなら、間違いなく彼女のように自分の好きなことを仕事にしたほうが人生は豊かなはず。

経済的には一時的に厳しいかもしれない。
それでも日本であれば年収240万円あれば生きていける。

頑張って480万円貯められれば、2年間は生きていけるのだから。

そういう夢を持って働けばサラリーマンでもOLでもモチベーションを持って働けるだろうし、5年も働けば十分起業できるのではないだろうか。

何がリスクなのかは人それぞれだが、人生楽しめないままに終わることよりも大きなリスクはないように思う。

是非とも起業したいと思っている人は挑戦してみてもらいたい。

飲食やお店といった自営業であれば、何らかキラリと光るもの、があることが大事。
そこにこだわれば、大手が参入してきても負けないし、ブランドが確立されるはず。

いわゆるランチェスター戦略と呼ばれるような戦略を取ることが、小規模店舗やサービスにおいて勝つには重要。


一度きりの人生、最高に楽しく生きるべし!!!