ここ1年くらいの試行錯誤においては本当に多くのことを学んだ。

リーマンショック以来の不況において、人材業界は決定的な影響を受け、弊社もかなり厳しい状況に陥っていた。


そんな状態からあらゆる手を尽くして、景気の変化に対応しよう、何とか立てなおそうと躍起になって取り組んできた1年間。

まだまだ厳しい状況は続いているものの、この1年間を振り返ると本当に自分自身ではいろんなことを得た気がする。

逆にいえば、創業から今までの自分は本当に未熟だったし、今思えば良くそんなんでここまで生き延びてこれたなと思うくらい。

過去にも何度も重要な分岐点があったように思うが、そこでの意志決定においても、今思えば何度か失敗してきた。

ただ逆にいえば失敗してきたからこそ今の私がいる。

学んだことは成功したことよりも失敗したときの方が明らかに大きい。


それはうちの社員を見ていても同じ。
今いる社員達は本当にこの1年で目に見えるくらい大きく成長したと感じる。

普通のサラリーマンであれば何年もかけて潜り抜けるはずの修羅場を1年で一気に潜り抜けてきたからこそだろう。本人達が気付いているかわからないが、こういう厳しい状況でもモチベーション高く、成長し続ける社員を見ると、本当に逞しく、そして誇らしく思う。

昔から人を見極める力だけは高かったと自画自賛しつつ。。。


それは冗談としても、今の自分が6年前に戻って創業したら、全然違う今があっただろうと思ってみたりもするが、これまた本質的には全く意味がない話(笑)。

同じ失敗を繰り返すのは馬鹿だが、失敗してもそれを糧に次の成功を得ればいい。
そう考えるとここからが勝負。これもしょっちゅう言ってる気がするが。

今までの重ねてきた失敗を糧に、未来の大きな成功をイメージして。

人材業界は今回の景気悪化を機会に今までにない戦国時代に突入する。

我々は多くの失敗を糧に、その中でもひと際異彩を放つ尖った存在で有り続けるべく気合いを入れて戦っていきたいと思う。


と言いつつ、人材ビジネス以外の新規事業もお目見えする予定ですが(笑)。