昨日、毎年恒例の人間ドックを受けてきた。

私は友人の好意に甘えていつも六本木の新赤坂クリニック。

昨年まではとりあえず一応受けておくか程度で受けいて人間ドックだが、今年からは私自身の意気込みというか危機感はだいぶ変わった。

というのも、問診票に一通り回答する中でネガティブなチェックを入れる項目が、この1年間で尋常じゃなく増えたことがある。


例えば、

・この1年間で強いストレスを感じたことがあった  YES/NO
・現在飲み続けている薬がある  YES/NO
・記憶力が低下していると感じる  YES/NO
・お酒が弱くなっていると感じる  YES/NO


などなど。


勿論程度問題なんだろうが、なんだかこの1年で随分とオッサン化してしまったような気がした。


そんなこともあって今回は人間ドックのオプションもいろいろと付けてもらい、なおか脳ドックも受けることにした。

この前プロ野球の木村コーチと同年代であることを考えると、最近の自分の偏頭痛などを単なる疲れとか寝不足で片づけてはいけないと改めて思った次第。


ふと思ったんだが、日本人の死亡率は圧倒的にガンが多い割には、PETとかガンの予防検査を受けている人が少ない気がする。

個人的に思うのは、検査料金が高すぎたり、設備が整っている病院が少なすぎるのではないだろうか。これを国民全員が受けるべき検査としてしまえば、だいぶガンによる死亡率は減る気がする。

そうなるとそもそも医師の数を増やさないといけないという問題も同時発生するのだろうから、簡単ではないんだろうけど。


上記はあくまでも感覚値なので間違っていたら誰か指摘してもらいたいのだが、生命保険にこれだけお金を投じているくらいなら、もっとガン検診や精密な人間ドックなどにお金を投じた方が、自分の人生が有意義なのではないかと感じるのは私だけだろうか。


自分が死んだときのことを考える前に、まずは死なないための努力があり、その上で家族のための最低限のリスクヘッジを共済、つまり保険で補うというのが本来あるべき形な気がする。

そのためにも人間ドックやPETなどがもっともっと安くなってくれると嬉しい。


とりあえず検査結果は6月2日に出るので何も異常がないことを祈るとしよう。