さすがに4年間で5人も首相が変わる国はちょっと異常だろう。

諸外国からの信頼も得られない上に、中長期的に取り組むべき政策がほとんど進まないままに、選挙のための短期的な政策ばかりが取られるバッドスパイラルを産み出してしまう。


私自身は民主党に投票したのだが、世間一般とはちょっと異なり、個人的には自民党から民主党への政権交代については非常にポジティブに捉えている。

民主党が良いということではなく、自民党政権を一度根底から崩す必要があったという意味で、自民党以外が政権を奪取したことに価値があると思っている。


一方で民主党にも国を経営していく能力は無かったことは明白なのだが・・・。


ただ政権交代や事業仕分けやらによって、国民が政治に目を向けるようになったことや、自民党独裁の政治が終焉し、混沌としている今だからこそ、改革が行われる良い機会になるのかもしれないという期待もある。


若い政治家や新しい政党にとっては、国民全員が自民にも民主にも辟易している現状は、大きなチャンスであろうと思う。


このタイミングでTwitterやブログなど、政治におけるインターネットの活用を完全開放できれば、より一層国民も参加しやすくなり、大きなイノベーションが起きる可能性があるのではないかと思う。


まあこのままだと自民と民主の大御所が結託して、再度以前のような政治が出来る体制を取り戻すような動きを取るような気もするが。


国民は何としてもこのタイミングで政治に変革を求め、自らの目と自らの意志で、日本の政治を変えていく気概を持つことが大事。

1人1人がちゃんと考え、意志を持って動けば、このタイミングであればもしかしたら政治が変わるかもしれない。

ま、それでも「かも」としか思えないのが残念ではありますが。。。