3月11日金曜日の午後に発生した東日本大地震。

まずは被害に合われた皆様に心からお見舞い申し上げます。

テレビやTwitterで知る限り、被災地では3日経過した今もなお、目を背けたくなるほどの惨状が続いています。そしていまだに発災段階にあり、次の余震への警戒を怠ることができない、一刻の予断も許さない状況にあります。

私自身、東京で生まれ育ち36年。恵まれたことに私自身は一度も大きな災害に遭遇することなく、阪神淡路大震災が最も身近な大災害でした。

それまではある種、平和ボケしていたのか、地震が起きても一度も怖いと思ったことがなかったというのが正直なところです。

しかし今回の地震は生まれて初めて直感的に怖いと思う地震でした。

その瞬間にいたオフィスビルも異様な音を立てながら、縦横へ船酔いになりそうなほどに大きく激しく揺れていました。


週末を越え、月曜日になり、東京は多少の落ち着きを見せつつありますが、被災地は未だ大きな傷跡を残しつつも、次なる災害発生に怯えていることと思います。

多くの国でこのような大災害が起きると、決まって二次災害として暴動や犯罪が多発します。
しかし日本の誇らしいところは、日本始まって以来の大災害に遭遇してもなお、秩序を保ち、良識を持ち、支え合いながら利他の心を持って励まし合う国民性でしょう。

いまこそ日本人として誇りを持ち、全ての国民が一致団結して、各自ができること、やるべき役割をしっかりと果たすということが大事なのだと思います。

そして被災を免れた我々ができることは、まずはちゃんと現地の方々の状況を理解し、その上で何が最も役立つかを判断してから行動することだと思います。
気持ちや感情が先立って物資を送ったり、ボランティアに駆けつけることは、単なる善意の押しつけでしかなく、現地の人々に迷惑をかけてしまうリスクさえあるので注意が必要です。

私が考えるに、まずは節電協力、義援金協力、献血、そしてできる限り速やかに日常業務に戻り、日本経済をまわしていくことだろうと思います。

全員で力を合わせて乗り越え、また強い日本を復活させましょう!

弊社も微力ながら誇りある行動をしたいと思います!