私は社会人になってから13年程度の間、欠かさずに日経新聞を読んできた。
ここ5年くらいは日経産業新聞も読んでいる。

しかしこの1年くらいで急速に新聞の持つ意義を感じづらくなってきた気がする。

別にこれは、論理的に考えてそう言っているのではなく、直感的に何となく新聞紙面に掲載されている情報に対する興味が薄れている気がするということ。

理由は当然ながらインターネットメディア、特にTwitterやFacebookを中心としたソーシャルなサービスだろう。それらを通して得られる情報の幅が、この1年くらいで格段に広がってきたことによって、唯一新聞の最後の命綱であった「受動で幅広い情報が得られる」という価値さえも、ネットに代替されてしまったということなのかもしれない。

今となっては新聞よりもネットの方が早いし、判断力さえ持ち合わせていれば、信憑性も高いと言っても問題ないだろう。

こうなってくるといよいよ新聞各社がどういう戦略に打って出るのかが気になるところ。
対岸の火事みたいな言い方で申し訳ないが、思い切った戦略を打たない限りは生き残れないだろうなぁと思う。

でも改めて思うのは、本当に事業のライフサイクルがどんどん短くなってきているということ。
本当にどんどん新しいサービスが生み出され、どんどん勝ち組が入れ替わっていく。

常に数年先を見据えながら、挑戦し続ける組織でないといけない。
成功したと思い、挑戦することを恐れ、保守に回った時点で、それこそ数年先はないと思うのが正しいだろう。

これからの時代で勝ち抜く経営者は、自らの責任でリスクを取り、挑戦できるタイプのはず。

新聞について書く予定が、いつの間にか5分後には経営者のタイプの話になってた。。。。

失礼しました。