ビジネスに意欲的な社員ほど良く本を読んでいる。
私自身も最近はガムシャラに本を読むようなことは少なくなったが、30代前半くらいまでは本当に良く本を読んだと思う。
もちろんビジネス書ばかりだけど。
多くの本を読みあさり、そして社会人になって14年、経営者として12年の実経験を積んで来た中で思うことがある。
それは本の内容、理論をそのままパクるのは、相当注意しないといけないということ。
そう言ってる理由は、もちろん本の理論が間違っているとか、自分の方が正しいとか、理論ではなく実践だなんていう感覚的な話ではない。
ただ唯一言えることは限られた文字数の活字から読み取った内容は正しくないこともあるかもしれないし、誤解してしまうこともあるかもしれないということ。
ゴルフに例えるとわかりやすいかもしれない。
例えばゴルフ理論の本にはこういう本が多い。
「スイングの際に頭は動かすべきではない」
一方で
「スイングの際には頭は右側に動くのが自然だ」
という理論もある。
はたまた
「バックスイングの時に左肘は伸ばす」
と言ってる本もあれば、
「バックスイングの時の左肘はゆとりをもって少し曲げるくらいがいい」
と言ってる本もある。
さてどういうことか。これらはどれも間違いではないんだと思う。
本を書いている著者の感覚値やイメージによって伝え方や表現の仕方が異なったり、またどちらでも良いのに妙にそこに拘った書き方をしてしまっていたり、さらには本来はもっと伝えたいことがあるのに、文字数的にはしょって書いてしまっていたり。。。
大事なのはいくつかの理論を試して行く中で、自分のイメージや感覚に一番合った方法論や、一番わかりやすい表現を使っている理論を選択していったり、はたまた複数のエッセンスを取り入れて自分なりの方法論やイメージを固めていくこと。
当然ながらそのためには一定の試行錯誤や経験が必要なのは言うまでもない。
一番怖いのは、ゴルフをやったことがない中で、
「ゴルフスイングは左肘を伸ばすべきなんですよ」
と思い込んでしまうこと。
もちろん左肘を伸ばしてみることも大事だし、それでうまくいかなければ少し曲げてみることも大事だし、複数の理論を試してみる中で本質的に著者が言いたいことを理解していくもの。
ビジネス書も若い頃に読んだ時に感じた印象と、経験を積んだ上で再読した時に感じた印象は大きく変わることが多い。つまり自分に経験値が加わった事で著者が言わんとしていることを、より行間も含めて理解できるようになったり、自分の経験と照らし合わせながら深く理解できるようになったりするのだろう。
つまり理論と実践のバランスが凄く重要で、理論中心になると大事なことを見落とすし、頭でっかちになりすぎてしまう。理論だけで成功するならば学者やコンサルタントはみんな成功してしまう。
そこに実践のエッセンスを上手に掛け合わせることで、自らの血となり肉とすることができるのだと思う。
改めて、、、、
賢い若手ほど頭でっかちになりやすいので気をつけること。
そして本を読んで経営が出来る気持ちになったり、戦略がわかる気持ちになりすぎないこと。
さらには自分よりも賢くなさそうでも、長いこと実践の場で経験を積んで来た先輩の言うことには、相応に為になることが含まれていることが多いということを心に留めておくこと。
これらはまさに生意気で自信過剰だった20代の自分の反省でもある。
自分と同じ失敗をしてほしくないので、是非若くして自信があるタイプの人は参考にしてもらえると良いかもしれない。
私自身も最近はガムシャラに本を読むようなことは少なくなったが、30代前半くらいまでは本当に良く本を読んだと思う。
もちろんビジネス書ばかりだけど。
多くの本を読みあさり、そして社会人になって14年、経営者として12年の実経験を積んで来た中で思うことがある。
それは本の内容、理論をそのままパクるのは、相当注意しないといけないということ。
そう言ってる理由は、もちろん本の理論が間違っているとか、自分の方が正しいとか、理論ではなく実践だなんていう感覚的な話ではない。
ただ唯一言えることは限られた文字数の活字から読み取った内容は正しくないこともあるかもしれないし、誤解してしまうこともあるかもしれないということ。
ゴルフに例えるとわかりやすいかもしれない。
例えばゴルフ理論の本にはこういう本が多い。
「スイングの際に頭は動かすべきではない」
一方で
「スイングの際には頭は右側に動くのが自然だ」
という理論もある。
はたまた
「バックスイングの時に左肘は伸ばす」
と言ってる本もあれば、
「バックスイングの時の左肘はゆとりをもって少し曲げるくらいがいい」
と言ってる本もある。
さてどういうことか。これらはどれも間違いではないんだと思う。
本を書いている著者の感覚値やイメージによって伝え方や表現の仕方が異なったり、またどちらでも良いのに妙にそこに拘った書き方をしてしまっていたり、さらには本来はもっと伝えたいことがあるのに、文字数的にはしょって書いてしまっていたり。。。
大事なのはいくつかの理論を試して行く中で、自分のイメージや感覚に一番合った方法論や、一番わかりやすい表現を使っている理論を選択していったり、はたまた複数のエッセンスを取り入れて自分なりの方法論やイメージを固めていくこと。
当然ながらそのためには一定の試行錯誤や経験が必要なのは言うまでもない。
一番怖いのは、ゴルフをやったことがない中で、
「ゴルフスイングは左肘を伸ばすべきなんですよ」
と思い込んでしまうこと。
もちろん左肘を伸ばしてみることも大事だし、それでうまくいかなければ少し曲げてみることも大事だし、複数の理論を試してみる中で本質的に著者が言いたいことを理解していくもの。
ビジネス書も若い頃に読んだ時に感じた印象と、経験を積んだ上で再読した時に感じた印象は大きく変わることが多い。つまり自分に経験値が加わった事で著者が言わんとしていることを、より行間も含めて理解できるようになったり、自分の経験と照らし合わせながら深く理解できるようになったりするのだろう。
つまり理論と実践のバランスが凄く重要で、理論中心になると大事なことを見落とすし、頭でっかちになりすぎてしまう。理論だけで成功するならば学者やコンサルタントはみんな成功してしまう。
そこに実践のエッセンスを上手に掛け合わせることで、自らの血となり肉とすることができるのだと思う。
改めて、、、、
賢い若手ほど頭でっかちになりやすいので気をつけること。
そして本を読んで経営が出来る気持ちになったり、戦略がわかる気持ちになりすぎないこと。
さらには自分よりも賢くなさそうでも、長いこと実践の場で経験を積んで来た先輩の言うことには、相応に為になることが含まれていることが多いということを心に留めておくこと。
これらはまさに生意気で自信過剰だった20代の自分の反省でもある。
自分と同じ失敗をしてほしくないので、是非若くして自信があるタイプの人は参考にしてもらえると良いかもしれない。