昨日の朝、テレビを見ていて歌舞伎界のニュースがたまたま目に入ってきた。

六代目勘九郎襲名か何かのニュースだったと思うが、そのときにお父さんと思われる勘三郎さんがスピーチをしていて、

歌舞伎界の発展のために全力を尽くしてほしい

と話をしていた。


その話に何とも違和感を感じた。

彼らの一番の目的は歌舞伎界の発展なのだろうか。

恐らくは歌舞伎を通してお客さんに喜びや感動を伝えるのか、または日本の誇れる伝統文化を後世に伝えていくのか、そういうことなのではないかと思う。

歌舞伎界という内輪な業界の発展に尽くすように、というメッセージからは、ある意味自分達の利益のためだけに守り続ける鎖国文化的な印象を感じてしまった。


そういえば相撲界でも良く聞くのが「角界の発展のために、、、、」みたいなスピーチ。

本意はわからないが内輪な視点ばかりの組織は変化に対応できず、若手が萎縮し発展していきづらいのではないかと思う。

あくまでも相撲を通して何を実現したいのか、どういうことを世の中やお客さんに伝えていきたいか、感じてもらいたいか、何のために相撲があるのか、そういう軸をもって全力で相撲を発展させるということが重要な気がする。

もちろん歌舞伎も相撲も伝統的なものであり、今回のたまたまニュースで聞いた単なる言葉の端を捉えて批判するのは失礼すぎるし、あくまでも私がたまたま聞いたそのコメントから感じた印象というだけで、その本意は別にあるのだろうとは思うが。。。

我々も会社の発展のために頑張るということではなく、その先にある目的や存在意義を忘れずに努力していかないといけない。

朝からいろいろと考えさせられる違和感満載のスピーチでした。。。