ここ3週間くらい糖質制限食を実施している。

そもそもは朝ランやジムでのワークアウトで体型や体重をコントロールしていたものの、次第にそれだけではコントロールできなくなってきており、いよいよ本格的に減量が必要か、と思っていた矢先に出会ったのが糖質制限食という方法。

出会いはFacebookでとある知人経営者がシェアしてくれていた以下の本。

満腹ダイエット(dancyu)


糖質制限食とは、読んで字のごとく食事の中から糖質を極力取り除くという方法。
この方法の良いところは、単なるダイエットというだけではなく、人間のそもそも本来持つ正常な状態に近づけてくれるという凄い効果がある。


私はもちろん医者ではないので、完全に本やネットでの情報を収集して整理しただけの受け売りだが、簡単にロジックを要約して記載すると、、、、

・人間は糖質を摂取する必要性がそもそもない
・必要な糖質は肝臓が体内の脂肪から糖を生成することで充分まかなえる(糖新生)
・現代人は糖質を摂りすぎているため肝臓が行う糖新生の機能が働かない
・糖質をカットすることで体内の糖質が欠如し、肝臓が活発に糖新生を行うようになる
・糖新生により体内の脂肪から糖が生成されるため、脂肪が燃焼していく
・糖質以外は普通に食べられるので筋肉が落ちることも肌が荒れることもない

こんな感じ。

ちなみに糖質とは、ざっくりというと炭水化物(糖質+食物繊維)と糖類。
言い換えれば主食と甘いものという感じ。

なので糖質制限中は、米、麺類、パンはもちろんこと、お菓子やデザートなど砂糖が使われているものは食べないようにしないといけない。

また果物も結構な糖質を含んでいるものが多いので気をつけないといけない。
芋類なども要注意。
ソースやタレにも砂糖が含まれるものが多い。
普通のビールも避けた方がいいし、日本酒も糖質が多く含まれているから厳しい。


逆に「こんなの食べていいの?」と思うかもしれないものとしては、

卵、バター、肉、魚、脂身、チーズ、焼酎、ウイスキー、赤ワイン

などなど。

肉なんてどれだけステーキや焼鳥を食べようが問題ないし、チーズも全く問題ない。

まあちょっと言い過ぎだが、糖質を摂らないことが一番重要で、糖質さえ摂らなければ体内の脂肪を効率的に燃焼して(糖新生)、糖を作り出せる。つまり脂肪をエネルギーとして使えるということ。

この方法を実践すると持久力もアップするという。
つまり体を動かすためのエネルギーとなる糖質は体内に貯蓄できないので、糖新生の機能が活性化していない人は糖質を摂取しないとエネルギー切れになってしまいやすいが、糖新生が活発に行える体になれば貯蓄可能な脂肪をエネルギーとして活動ができるため、持久力が格段にあがるという。

さらにいえば血中のコレステロールや中性脂肪も改善されるという、何とも良いことだらけ。

GI値を意識したダイエットも近いものがあるが、厳密にはGI値と糖質の量というのは異なり、この糖質制限食は後者を重視する。


実際に3週間ほど実施して、その間は全く運動もせず、、、、それでも3キロちょっとは痩せた。

ランチ会食などでイタリアンや蕎麦屋に入ってしまうと残念ながらさすがに炭水化物を避けることはできないケースが多いので、厳密には守れていないが、それでもこれだけの効果。

ちなみに夜は酒は飲むは、ツマミは食うわで、どこからどう見てもダイエットしている人には見えない。

タンパク質も十二分に摂取できるので、カロリーを控えるダイエットのように筋肉が落ちてしまうこともないし、体はすこぶる調子がいいから驚く。

米や麺を食べないというのは、メンズにとってはちょっと覚悟が必要だが、慣れてしまえば何とかなる。

ちなみに私はあと2キロくらい落としたらライトな糖質制限に切り替え、ランチだけは米や麺を解禁しようかなと思っているが。。。

体脂肪が高い人や血中中性脂肪が高い人は是非ともやってみることをお薦めする。