ビジネスにおいて「期待を越える」という考え方は凄く大事なこと。

期待といってもいろいろある。


顧客からの期待
同僚からの期待
上司からの期待

などなど。


仕事をしていると取引先でも仲間であっても、何らか仕事を任せる時には期待をするもの。

それに対して期待外れなのは三流。
期待通りなのも二流。

一流になる上で大事なのは、常に相手の期待値を見極め、如何にしてその期待値を超えてやろうかと考えること。

上司から仕事が振られるケースは日常的に良くある話だろう。
朝令暮改のベンチャー企業においては、上司の思いつきで様々なタスクが振ってくるのは日常茶飯事だと思う。

そんな時にこちらの期待値を上回って仕事をしてくれた人に対しては、

「おっ、なかなかいい仕事するな」

とか

「いつの間にか随分と成長してるな」

という評価が生まれる。

しかしほとんどのケースでは一歩足りなかったり、期待外れで「こんな仕事もちゃんとできないのか」とがっかりすることの方が多い。ただそれはその人の能力不足というよりは、期待値を見極める力が不足しているか、期待値を超えてやろうという意識の欠如でしかないことがほとんどだと思う。

ビジネスにおいてチャンスはいつでもどこでもあるわけではない。
自分に巡って来たチャンス一つ一つを無にしないようにしなくてはいけない。

またいきなり大きなチャンスが舞い込んでくるケースは、それこそほとんどない。
小さなチャンスに対して、期待値を上回って行き、信頼と評価を勝ち取ることで、大きなチャンスが巡ってくるもの。

人に何かしらしてあげるとき、これは仕事以外でもそうかもしれないが、相手の期待値を的確に想像し、その期待値を越えることを実行すれば、明らかに期待通りの時とは喜びも感謝も異なるレベルになる。

それによって自分の信用や信頼を上げて行くことこそ、快適に生きていくためにも大事だと思う。

私の経験上、特にビジネスにおいては、ほとんどの出来る人はそういう行動特性を持っている。

うちの社員達にも是非とも期待を越えることを常に意識してもらいたい。