最近新卒向けの会社説明会が多いのだが、そこで良く仕事を楽しめるタイプの人と働きたいと言う。

もしくは我々が大事にしている

play business, play hard

という考え方を伝えたりする。

つまり「ビジネスを楽しもう、一生懸命に」ということ。

仕事は生活のため、とかさすがに大学卒業したら就職しないと、、、みたいな受け身的な人だとそれほど成長しないんだろうと思う。

プロスポーツの世界でも、芸術の世界でも、一流になる人はやはりその領域に心血注いでいるし、そのスポーツや芸術を心底好きなんだと思う。まさに好きこそ物の上手なれ。
もっと深く考察すれば、好き過ぎて嫌いだという人もいるのかもしれないが、まあそんなマニアックな話はここではやめておこう。

ベンチャーで仕事をする上でも、ビジネスを心底楽しいと思える人が向いている。
やはり大変なことも多いし、頑張っても頑張っても成果が出ないこともある。
大企業であれば一定の仕組みがあるので、頑張れば相応の成果が出て、相応の給与がもらえる。
そういう仕組みがあるのが大企業の強さであり、社会的な価値だと思う。

しかしベンチャー企業には仕組みがない。
だから自分達で仕組みを作らないといけない。
仕組みを作ることと、その未完成な仕組みと言っていいのかわからない事業を、頑張って運営して収益を上げる。しかも少人数でそれをやっていく必要がある。

まさに一人何役もこなすことになる。

ただそういう意味では事業全体について考えるようになるし、自らが何をすべきかを自ら考えるようになる。というかそうでない奴だと何の仕事も任されない。

大企業と違って役割や責任分担も曖昧になりがちだし、役割自体が日々変わって行く。

大企業が野球であれば、ベンチャー企業はサッカーに近いかもしれない。
足元にボールが来た時にいちいち監督の指示を仰ぐわけにはいかない。

当然ベンチャーは関わる事業規模も大企業のそれと比べて圧倒的に小さいし、気を抜くと社会に対して全くといっていいほど価値貢献できてなかったりする。
ただ自分で考え工夫できる幅は大企業のそれとは比べ物にならないほど大きい。

仕事をこなすのではなく、ビジネスを楽しむ。
そんな発想ができる人はベンチャーに挑戦してみると良いかなと思う。

多くの人は、24歳くらいから40年以上はビジネスに関わることになる。
そしてその間、平日の日中のほとんどを費やす人も多いだろう。

それだけの時間を費やすのであれば、やはり一度きりの人生、自らがのめりこめるような楽しいことをやりたいと思うのは自然だと思う。

それができていない人は是非とも自分にとってどういう会社でどういう仲間と何を成し遂げることが、もっとも楽しいと思えることなのかを考えてみてもらいたい。


もっとビジネスを楽しめる人が増えれば、なんか良い社会になる気がするのは私だけだろうか。
もちろん高度経済成長を支えて来てくれた方々はそんな余裕なかったのかもしれない。
そんなのんきな事を言ってると怒られるかもしれない。

でもやはり一度きりの人生、どうせ時間を投資するなら、自分にとって最高にエキサイティングで人とは違う、自分の存在意義を見いだせるところで頑張るのが楽しいんじゃないかと思う。

間違っても楽(らく)な人生が、楽しい(たのしい)人生なのではないはず。

楽しい(たのしい)という漢字と、楽(らく)という漢字が同じであることに大いなる不満を持ちつつ、今日は会食に行くのでこのあたりで。

いつもながらなんとも気の向くまま書いていて申し訳ないと思いつつ、そのまま投稿しちゃいます。