ビジネスをやっていると良く出てくるトラップがある。

それは例えば以下のような議題。

サービスの質を追求すべきか、スピードを追求すべきか
効率的に対処すべきか、行動量をもって対処すべきか


こういう議論は昔から存在している。

ホスピタリティの高いタイプの人の多くは、質を追求し、行動量をもってしてカバーしようとする傾向がある。
またある意味合理的な人はスピードを追求し、効率的な方法をもって対処しようとする傾向がある。

弊社においてもどちらのタイプも存在していて、しばしば意見が食い違ったりする。

確かに徹底的に突き詰めた上で究極的にどっちを優先するかということであれば、上記議題はいろいろと興味深い議題なのかもしれない。

が、その多くの場合で考えるべきは「何とかして両方実現する方法はないのだろうか」ということだと思う。

何となく質を追えばスピードが落ちる、スピードを追えば質が落ちるという先入観があるのだろうが、
究極的には確かにそうなのかもしれないが、多くのケースではレベル的にそこまでたどりついていないことの方が多い気がする。

ビジネスにおいて本気で顧客に価値を提供しようと思った時に、あと一歩知恵を絞り、あと一歩努力することができれば、顧客の期待を大きく越えられるというシーンが沢山ある気がする。

顧客は質か量かどちらかで納得するわけではない。

極端な例かもしれないが、外食において「うちは安いから不味くても仕方ないだろ」と言う店で飯を食って満足できるわけはない。
安くしつつも美味しいものを提供する努力をすることで、顧客満足を勝ち取るもの。

質か量かという単純な二元論で終わるのではなく、両方実現するためにあと一歩知恵を絞ることで、自分のビジネスレベルや顧客の満足レベルを引き上げることができるような気がする。