この4月より新卒が4名、中途が1名、インターンが2名ほど加わり、久しぶりの大所帯。

平均年齢も大幅に若くなり、新卒プロパーが従業員の80%を占める組織になった。

いよいよ37歳のオッサン経営者と優秀な若者達みたいな組織に。。。
まあネットベンチャーとしては望ましいことではあるが、少々寂しい。

そんな話はいいとして、最近ちょっと反省すべきと思うことがある。
それは議論が平行線になったり、長引いたりするとつい結論を押し付けてしまうこと。

当然ながら経験の長さなどから、若い社員が理解するのに時間を要するところを瞬時に理解できたりしてしまう。それゆえに最初は丁寧に説明していても、伝わらない感じがするとそこで結論を押し付けてしまう傾向がある。

これは時間短縮にはなるものの、実行する社員の納得感が得にくいことや、社員の考えるトレーニングにならないこと、さらには本当に私の想像さえしないアイディアや思いつきを排除してしまうリスクをはらんでいると思っている。

なので本来であれば私自身、もう少し寛容になり丁寧に説明したり、意見に耳を傾ける必要性があろうと思う。

が、忙しい中、タスク過多で動き回っているとどうしても地の性格が出てしまう。
まさに自分の持つ短所であり悪癖。

若い社員も増えたこのタイミングで、ブログに書くことで自らを律する努力をしてみる。

一方で社員達にもロジカルに、そして簡潔に自分の考えを人に伝える習慣はつけてもらう必要があると思っている。

アメリカのドラマ「24」を見ている人はわかるかもしれないが、まさにあのテロ対策ユニットにおけるコミュニケーションにこそ究極のビジネスコミュニケーションがある。
さすがにあれをそのまま実践していたら、ぎすぎすした組織になってしまいそうだが、あれくらい要点を簡潔に伝え合えるレベルの組織は凄い生産性になるんだろうと思ったりする。

オッサン経営者である私も聞く耳を持つ努力をし、まだ若く経験の浅い社員達にも論理的に、かつ簡潔に伝える力を身につける努力をしてもらい、お互いが歩み寄りつつも、チームとして一つの目標に向かっていくことが大事だと思う。

自戒の念を込めて。