新卒説明会などで「新居社長の夢とは何ですか?」と良く聞かれる。

何となく夢というものを抱いたことがないような気がしていて、何となく答えにくい印象を持っていた。

以下の孫泰蔵さんのブログを読んで、その違和感がやっとわかった。

孫泰蔵さんのブログはこちら⇒http://taizoson.tumblr.com/post/21683978912


夢はあくまでも個人的な願望であり、志はそこに社会的な意義を重ねたもの


なるほど、組織のリーダーとして仲間を率いていて、なおかつ社会に対して価値あることを成そうと思っている起業家の端くれとしては、「夢」と聞かれるとどうにもピンとこなかったのかもしれない。


確かに「新居社長の志とは何ですか?」と聞かれれば、まだまだなものの、多少なりとも思うところがなくはない。


ただ上記した孫泰蔵さんのブログを読んで思うのは、自分の中で思っていることは彼らの言う志というにはまだまだ生煮えレベルだと痛感した。

個人的な願望ということではないので夢ではないが、志と胸を張って言えるまでに煮詰まっていないということなんだろう。

そこは焦っても仕方ないので、今はまだおぼろげながらぼやっとしている自分自身の「志」を、日々やるべきをやりつつ、少しづつ磨いていくことで、最終的にくっきりとした「志」としての体を成すレベルまで磨き上げていければ良いかなと思う。


自分には嘘をつけないもの。

私が今の時点で目指しているのは、人(社会)から本当に必要とされたり、尊敬されるような価値ある組織ならびに事業を創り上げることであり、自分が楽しいのは、そういう目標に向かって仲間と試行錯誤しているときなのだろう。

この自分の素直な気持ちを、志と呼べるレベルにまで具体化&昇華させることができたら、私も一端の起業家と胸を張れるのかもしれない。

道のりは長い。。。