先日投稿したブログ「消費税増税について思うこと」について、ちょっと補足を。

その後、いろいろと意見をもらい、ちょっと野田政権支持派だという誤解を招くかなと思ったので補足することに。

消費税の増税は恐らく日本として避けては通れない道だということについては書いた通り。

ただ野田政権がそれを推進していることは、明らかに筋が通らないのは事実。
筋が通る、通らないがどれほど重要か、それよりも日本のために、という気持ちが、現政権の中にあるのかもしれない。

しかし国民が選んだ時の民主党は全く逆のことを言ってきて、選ばれたわけだから、勝手に政策を変更して自由に突き進んでいいということはないはず。影響範囲の小さなことなら臨機応変という言葉で収まったとしても、原発や消費税増税など国として非常に大きな影響を及ぼす政策については、野田政権がある種勝手に決めてしまうことは許されない。

もし実際に政権運営をして、やはり消費税の増税なくして日本が成り立たないということに気付いてしまったということであれば、それを国民にちゃんと説明し、改めて国民の信を問わなければいけない。

株式会社だって重要な決議事項については、株主総会を開催して決議する。

例えば役員報酬であっても、当初株主との間で決めた役員報酬枠の中であれば、代表取締役に一任されているが、それを越える場合は株主総会で決議しなければならなかったりする。

野田政権もそもそも民主党が国民と約束したこと、それが当選した理由なのだから、それを変更するのであれば、ちゃんと背景や根拠をしっかりと説明し、国民の信を問うのが筋なのだろうと思う。
まあ野田政権が当選したんじゃないわけで、だとしたら国民としてはより納得がいかないはずだし。

そういう意味で、私自身は決して野田政権支持者ではない。
というか支持どころか国民を無視して独断で暴走している政党でしかないとさえ思っている。

多分国民には判断ができないから、自分達が正しいと思うことをやって日本を良くする、なんて思い込んでいるんじゃないだろうか。もしそうだとしたらそれは勘違いも甚だしいし、何様なんだという話だ。

何度もいうが個人的には、増税には反対ではない。
ただし今回の野田政権の進め方に関して極めて勝手でルールを逸脱した進め方だと思う。

ということで野田政権支持派ではありませんので誤解なく。。。