創業9年目、今年もドタバタとしているものの、2012年9月期は売上・利益共に過去最高水準になることが見えている状態にある。

社員をそれほど増やさずに売上を増やすことができているということは、生産性が上がっているということ。ある意味凄く良いことでもある。

一方で一人一人の業務負荷が上がってきてしまっているのも事実。

そんな状況にも関わらず、現在通常業務以外にも4つほどの新規サービスのプロジェクトが動いている。
業務負荷を軽減させないといけないと言いつつ、新規サービスプロジェクトを多数立ち上げるという矛盾する動きをとっている。

選択と集中という話は頻繁に聞く。

しかし我々が目指す夢の実現は、Greenだけでは成し得ない。
ゆえに遅かれ早かれどこで挑戦するかという判断になる。

今までも散々いろいろとやってきて、感覚値も含めて思うことがある。

会社の雰囲気、社員のモチベーションや意欲、業績や市場からの評価が良いときこそ、無理してでも挑戦すべきだということ。

もしかしたらせっかく上手く行ってるのだから、今は集中すればいいのと思う人も多いかもしれない。
多くの企業では、会社が厳しくなったときに、次なる柱を見つけるべく必死になって新規事業に取り組むというケースの方が多いかもしれない。

振り返れば私自身もたびたびそういう経験をしてきたが、改めて思うのは、同じ事業を展開するにしても、会社全体が良い状況にあったり、自分達に余力や自信があるときでなければ、物事をポジティブに考えたり、いろんな可能性を客観視しながら進めることができない。

新規事業のように先の見えない挑戦こそ、取り組む人達の意志や意欲、自信が大きく結果を左右する。

そう思ったときに改めて自社を見渡してみると、今年は優秀な新卒も入社し、来年入社予定の内定者も既にインターンとして活躍をしてくれており、主力事業は右肩が上がりで推移と社内はいまだかつてないほどに活気がある状態だといえる。

もちろん課題も山積しているが、社員達は自信を持ってそれに立ち向かえている印象。


新たな種を撒いていくのであれば、こういう時を逃してはいけないと思っている。
今、みんなが少しづつ背伸びして新たな種を撒くことで、この会社の近未来は大きく変化するはず。

どの種から芽が出るかわからないが、なかなか筋が良い挑戦が複数動いていて、近い将来が楽しみ。

経営上、この判断が正しいのかどうかは正直今は誰にもわからない。

あくまでも未来における結果でしか答えはわからないが、この会社のリーダーである自分自身が今のこの会社の状況や近い将来におけるこの会社の成長を想像したときに、純粋にワクワクできているということが極めて大事だと思っている。

これからも突き進んで行く上で、分岐点で迷うことがあるようであれば、常にワクワクできる道、挑戦しがいのある道を選択し続けたい。例えそれが茨の道であっても。常に挑戦者たれ!