会社という組織は、時間が経てば経つほど、また人数が増えれば増えるほど、無駄な仕事や無駄な業務が増えていくもの。

例えば1万人を越えるような大企業だと本当に価値がある仕事をしている人が何割いるだろうか。

本来であれば、1+1+1+1+1=5、できることであれば、5以上になる必要がある。

しかし私が知る多くの企業では、1+1+1+1+1<5になってしまっているように見受けられる。

偉そうに言ってるが弊社もそうかもしれない。
まだ小さいのでそれほどではないが、そのリスクは常に抱えているだろう。


自分が、もしくは自分達の組織がそうならないようにするためには何が必要なのだろうか。


私が達した結論は、本当に自分がこの組織で貢献する上で何に取り組めばいいか、ということをとにもかくにも強く意識すること。

もしかしたらPCに向かって何となくやっているメール処理などのほとんどは、今すぐやめてしまってもそれほど会社の成長には影響がないかもしれない。
もしくは、毎日やっているような会議も、ほとんどは明日なくなっても誰も困らないかもしれない。

この状態は神輿でいえば、数人の肩にだ神輿の重さがのしかかり、その他の多くの人達はぶら下がってしまったり、何となく肩にふれながらも重さは負担していない、そんな状態だろう。


私のような経営者という立場でさえもそうなりうると最近感じる。
私自身も一時期はまるで大量の仕事に追われているかのように、毎日長時間に渡り仕事ばかりしている時期が多分にあった。

もちろんその全てが無駄だったとは思ってないし、思いたくもないが、今冷静になって考えてみれば、もっと会社を成長させるために自分がやるべきことはあった気がしている。

その当時は自慢げに受注金額数百万円とか上げていたが、今思えばその影響は軽微で、経営者としてはそんな時間があれば、もっと組織に貢献できることがあっただろう。

大きな意味での優先順位や劣後順位が明確になっていなかったということかもしれない。

会社の目指すべき方向に向かって、前に進むことを強く意識し、その中で自分の持っている力や裁量において、何ができうるベストなことなのかを常に意識し続けて行くことが大事だと思う。

その上で必要のない業務や影響の少ない業務は勇気をもってリストラ対象とするべき。

無駄な仕事をリストラしていくと、どうしても自分の役に立てることがなくなってしまうのでは、という不安や錯覚を覚える人も多いかもしれない。
その際には自分だけで考えず、上司を巻き込み、自分がもっともっと役立てることを相談すべき。

そこまでしてやることがないということになるのであれば、そもそも自分が貢献できることがこの組織にはないのだと思った方がいいかもしれない。

もちろん組織というチームで役割分担している以上、自分勝手な取り組みをすることが望ましいわけではない。あくまでも上司と積極的に相談し、そしてチームを巻き込み、自分が何をすべきかを伝え、それに全力で取り組んでいくということが大事。



凄い練習しているのに上手くなれないスポーツ選手。
凄い頑張って勉強しているのにいつまでたっても話せない英語。
しょっちゅう走ったりトレーニングしたりしているのに変わらない体型。


空回りしていることに気付き、自分が最大限成果を出せるであろうことを考え、そこに全力を注ぐことが、どんな世界でもハイパフォーマーへの最短距離なのだと思う。

私自身も経営者として「がむしゃらに頑張って仕事する」のではなく、自分が何をすれば会社を大きく成長、飛躍させることができるのかということを必死に考え、そこに自分の全力を投下することを強く意識していく必要がある。

頭に汗をかかないといかんですね。