私もつい先月で38歳になり、世の中的には中年と呼ばれる年頃になった。

周りの友人達の多くはパパになり、家庭人として日々頑張って生きており、20代とはいろんな意味で環境や価値観が変わったと感じる人も多いのかもしれない。

家族のために、子供のために、という父親としての責任感を強く持ち始めている人が多いと思う。
それは素晴らしいことであり、家庭を大事にできない人は、人として一人前ではないとさえ思う。

一方で家庭を大事にするというのはどういうことなのだろうか。


頻繁に家で夕食を一緒に食べることなのか。
それとも経済的に不安のない年収を稼いでいることなのか。
それとも週末に家族サービスをすることなのか。

もちろんどれも方法の一つではあるのだろう。
どの方法が家族を大事にするということなのかは、その家庭や夫婦の価値観によっても異なるのかもしれない。

でも私自身は少なくとも年収の高い低いで家族を大事にしているかどうかなんで決まるわけないと思っているし、幸せな家族が年収に比例しているとも到底思わないし、周りにお金持ちが沢山いる私の経験則上、絶対にそうではないと思っている。

では時間を沢山一緒に過ごせれば幸せなのかというと、それまた違うと思っている。

もちろん経済的な面や時間的な側面において、程度問題はあろうと思う。
でもやはりそれがキーファクターではないはず。


私の勝手な価値観ながら、大事にしているのは、家族に対しても、ビジネスに対しても、趣味に対しても、本当に楽しそうに充実した日々を過ごしている自分の姿を見せることと、その楽しく充実した人生に家族を巻き込んでいくことだったりする。

多忙でしょっちゅう家を留守にしていたとしても、この人と一緒にいると人生が楽しいし、未来に対しても何の不安もないと家族全員に思ってもらえるような存在こそが、一家の大黒柱の役割であろう。

そしてその安心感や頼りがいは職種や企業、役職や年収からくるものではない。
その人の人間としての器であり、自分自身が自分の人生を本気で楽しんでいることが大事なのだと思う。

私は就職からして多くの友人達とは違う道を進んだ。
そして今もまた起業して試行錯誤している。
家族を持った今、いろいろと周囲では心配してくれる人も沢山いる。

しかし私もうちの家族も、何ら不安なことなどあるわけもなく、自分が大好きな仲間達と自分達で掲げた目標を実現するために日々ビジネスに没頭できていながら、それでいて5畳一間のアパート生活をしているわけでもなく、それなりに豊かな生活をさせてもらっている。

もちろん経営者である以上、いつどうなるかなんてわからない。
またワンルームのマンションに引っ越す日もくるかもしれない。
逆に大成功して今以上に大きな家に引っ越せる日もくるのかもしれない。

それでも最高にエキサイティングで、最高に楽しい人生だと思っている。
人と比べてではなく、自分自身が心底そう思えていることが大事だと思っている。

楽しくなければ意味がない、昔そういうタイトルのブログを書いたことがある。
もう内容さえも覚えていないが。。。

ただ食べるものにも住むところにも困らない今の時代(昔はまた環境的に多少異なるのかもしれないが)において、楽しくもない仕事を家族のためと自分に言い聞かせながら、我慢し続ける人生を送る理由なんて何もないと思う。

そう言うと反論もあろうかと思うが、楽しい仕事でちゃんと社会に役立てるように必死に努力すればいいと思う。別に年収400万円あれば家族で生活はしていける。
登山家であっても、作家であっても、音楽家であっても、コンサルタントであっても、それくらいは努力次第で稼げるはず。

家族だって毎日ストレスを貯めながら、家で仕事の愚痴ばかり言うお父さんがいいなんて思わないのではないか?
そんな人よりも貧乏だけど、イキイキと夢を追い続ける少年のようなお父さんの方が何倍もいい、そう思うような気がする。特に子供にとっては顕著だと思う。

私はまだ子供がいないが、子供から何歳になっても「かっこいい」と言われ続けるオヤジになりたい。
そのためにも夢は絶対に諦めないし、私自身が最高に楽しい人生を送っていることが大前提だと思っている。

それこそが家族を大事にすることの本質であり、幸せの本質なのではないかと思う。