弊社では若い社員が多い。
そしてみんなすこぶる真面目だったりする。

そうすると何か失敗したとき、もしくは自分が思うようにパフォーマンスを出せないとき、予算に届かなかったとき、そんなときに凄く暗い顔になったり、本気で落ち込んだり、モチベーションもテンションもダダ下がりみたいなケースを良く見かける。

そういう時に良く言うのだが、何をそんなに落ち込んだり暗くなる必要があるのかと。
ぶっちゃけたかが仕事だろーがと。

たかが仕事だから手抜きでいいとは到底思わない。
が、一つの仕事、一つの失敗、一つの不満足な結果でいちいち精神的に落ち込んでいたら、それこそ前に進めない。失敗したら次は同じ失敗をしない。結果がイマイチだったなら、課題を調べて今度こそは最高の結果を出してやろうと思って頑張ればいい。

最悪なのは落ち込むこと。
落ち込むという行為はネガティブな空気を創り出してしまい周囲にも良い影響は与えないし、落ち込んでいるときはなかなか良いアイディアや次なる一手が出てこないもの。

悔しいと思う気持ちは勿論大事。
でも誰しも失敗なんて山ほどある。

自慢じゃないが私自身も日々失敗の山。楽観主義者なので何を失敗したかは記憶から自動的に消去され、成功したことや楽しかったことばかりが記憶に残るらしく、今聞かれても思い出すのは難しいのだが。

何にせよ、少なくとも生活のためにどうしても嫌な仕事だけどやるしかないというケースとは違い、選択肢を多々持つ優秀な人達が自分達の意志でやってるんだから、どうせなら楽しくやろうよと。

落ち込んだり自分を責めたりするくらいなら、次なる一手を気合入れて考えればいいじゃんかと。

見るべき方向は後ろではなく前のみ。たかが仕事なんだから前だけ見ようや。

でもたかが仕事だけど、どうせやるなら社会に価値あるでっかいことやって、世の中から思いっきり必要とされるような存在になってやろうや。