私自身、ずっとベンチャー企業で仕事をしてきて、お客様の多くもベンチャー企業ということで、ベンチャー企業で働く沢山の人達を見てきた。

ベンチャー企業というのはアドベンチャーに語源があるくらい未来に対する約束されたものがない世界。
逆にいえば自分達の頑張り次第で何とでもなる夢のある世界。

同じ事象を捉えているものの、どういう捉え方をするかによって全く異なる。
将来に向けた道が見えないことを不安だと思うか、決まったレールに乗るのではなく自由に道を描けることをやりがいがあると思うか。


ベンチャー企業において成功する人、成長する人に共通した定義はあるのか考えたことがある。
能力の高い、低いはあると思うが、そこにおける共通項は実はそれほどないのではないかと思っている。

実は精神的なものが一番重要なのではないか。
メンタルタフネスや自分に対する謙虚さと厳しさ、負けん気と向上心と遊び心、そんな要素がベンチャー企業で活躍、成功する人達に共通している要素なのではないかと考えている。

目的遂行のために考えることは至極大事なこと。
しかし意味のないことに悩んだり不安になったりすることに時間をかけていては成長が鈍化する。

プロサッカー選手を例にするとわかりやすいかな。

「俺はこの先サッカー選手として活躍し続けられるのだろうか?」

としょっちゅう悩んでいる人と、

「絶対に活躍し続けたいから誰よりも努力するんだ!」

と考える人の違いとでも言おうか。なんかちょっと違うかもしれないが、まあお気楽ブログなのでニュアンスが伝わればいいとしよう。。。

勿論後者であっても考えることは大事。前者はただ悩んでいるだけ。後者が考えるべきは「ではどういう練習方法や練習量がベストなのか。自分に不足している能力は何か。」ということ。

前者と後者は時間の経過とともに圧倒的な差となって現れる。
前者は差が開けば開くほどに自信がなくなっていき不安度が高まっていくから、より一層練習に身が入らない。後者は気付いたら力がついているからどんどん前向きになり楽しくなっていくので、両者の差は開く一方。


楽天の三木谷さんの本で面白い例が書かれていた。
1.01の法則と0.99の法則というもの。
有名な話しなので知っている人も多いかもしれない。

内容としては、1.01の365乗は37.8で、0.99の365乗は0.03になるというもの。
つまり1日たった0.02の違いが一年経つと大きな結果の差となって現れるということ。

自戒も込めて言うが、毎日1.01なのか毎日0.99になってしまっているのかはすこぶる違う。
絶対に1.01以上の努力をしなければ高みには登れない。
人間誰しも人を羨んだり、誰かと比較して自信を失ったり焦ったりすることもあるかもしれない。
凄い人は沢山いる。

それでも自分が決めた道で成功するべく1.01の努力を続けられれば、いつか自分もとんでもないところに行くはずだと信じることが大事だと思う。

イチロー曰く
『小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています』

今一流と呼ばれる人達は、決して天才でも何でもなく、小さい努力を誰よりも全力で積み上げ続けてきただけなのかもしれない。

悩めるベンチャー諸君、共に頑張ろう♩