経営者として良く社員に他責にするな、どんなことでもまず自責で考えろ、ということを言ってきた。
勿論そうあるべきなのは間違いないし、そうしない限り自分の成長にはつなげられない。
最近も数名の社員と深い話しをする中で、ふと自分自身のことについて深く振り返ってみたが、本当にあらゆるシーンで他責にせずに自責でやれているだろうかと。
そんな時にとある知人経営者の対談記事を目にして、完全に出来てなかった事を実感した。
具体的にはベンチャー企業では良くある新規事業の企画立案の話し。
ベンチャー企業においては新規事業をやりたいという社員が結構多いように思う。
一方ででは新規事業企画案が日々積極的に出て来るかというとそうではない。
勿論日々は忙しく、あらゆる業務の優先順位の中で劣後に回ってしまえば、気持ちはやりたくともそうそう時間を取れるわけでもなく、またそれほど簡単に出せるものでもないので致し方ない面がある。
そこまでは私も「自責」の感覚で捉え、新規事業の発表会など経営陣主導でイベントを仕掛けることで、みんなに改めて機会を明確化し、立候補してもらうことで、有言実行で頑張ってもらうようにしたことがある。
それはそれで多少なりとも意欲ある人達が挑戦してくれたが、当然なかなか継続しないし、時間が経つに連れ、単なる単発のイベントと化してしまった。
それに対して心のどこかで
「本当に新規事業やりたいならもっと積極的に考え、経営陣に提案してくるのではないか。うちの社員はあまりそういう意欲がないのではないか。」
という他責に近い気持ちがあったような気がする。
今回目にした経営陣対談の記事でも同じようにイベントを開催したがなかなか思うように参加者が集まらず当初は苦戦したらしい。私はそこで自責の掘り下げが止まってしまったが、その記事ではその理由までを徹底して掘り下げた結果、もっと参加した時のメリットや意義を高めないと忙しい中で挑戦するのも大変な負荷だし、更にそのイベントで役員からボロクソに詰められるようでは参加者の意欲が高まるわけないということに行きついたという。
結局そこから褒めること、フィードバックすることなどを徹底し、そこに挑戦することで自身の成長機会になったり、会社からしっかりと褒めてもらえる、挑戦する意欲を評価してもらえるという風土を構築したことで、半年に一度のイベントに今までとは桁違いの事業案が出されるようになったという。
耳が痛い話し。
自責と他責において、自責ぶって結果的には最後は他責にして、成果までコミットできなかったのは、経営者としてセンスがなさすぎる。そもそも事業企画に弱い社員が多いなら、自分の採用基準が間違っていたということだけであり、入社して頑張ってくれている社員の問題ではない。
改めて自責という言葉の深さを学んだ。
まだまだ日々伸び白だらけの39歳ですw
勿論そうあるべきなのは間違いないし、そうしない限り自分の成長にはつなげられない。
最近も数名の社員と深い話しをする中で、ふと自分自身のことについて深く振り返ってみたが、本当にあらゆるシーンで他責にせずに自責でやれているだろうかと。
そんな時にとある知人経営者の対談記事を目にして、完全に出来てなかった事を実感した。
具体的にはベンチャー企業では良くある新規事業の企画立案の話し。
ベンチャー企業においては新規事業をやりたいという社員が結構多いように思う。
一方ででは新規事業企画案が日々積極的に出て来るかというとそうではない。
勿論日々は忙しく、あらゆる業務の優先順位の中で劣後に回ってしまえば、気持ちはやりたくともそうそう時間を取れるわけでもなく、またそれほど簡単に出せるものでもないので致し方ない面がある。
そこまでは私も「自責」の感覚で捉え、新規事業の発表会など経営陣主導でイベントを仕掛けることで、みんなに改めて機会を明確化し、立候補してもらうことで、有言実行で頑張ってもらうようにしたことがある。
それはそれで多少なりとも意欲ある人達が挑戦してくれたが、当然なかなか継続しないし、時間が経つに連れ、単なる単発のイベントと化してしまった。
それに対して心のどこかで
「本当に新規事業やりたいならもっと積極的に考え、経営陣に提案してくるのではないか。うちの社員はあまりそういう意欲がないのではないか。」
という他責に近い気持ちがあったような気がする。
今回目にした経営陣対談の記事でも同じようにイベントを開催したがなかなか思うように参加者が集まらず当初は苦戦したらしい。私はそこで自責の掘り下げが止まってしまったが、その記事ではその理由までを徹底して掘り下げた結果、もっと参加した時のメリットや意義を高めないと忙しい中で挑戦するのも大変な負荷だし、更にそのイベントで役員からボロクソに詰められるようでは参加者の意欲が高まるわけないということに行きついたという。
結局そこから褒めること、フィードバックすることなどを徹底し、そこに挑戦することで自身の成長機会になったり、会社からしっかりと褒めてもらえる、挑戦する意欲を評価してもらえるという風土を構築したことで、半年に一度のイベントに今までとは桁違いの事業案が出されるようになったという。
耳が痛い話し。
自責と他責において、自責ぶって結果的には最後は他責にして、成果までコミットできなかったのは、経営者としてセンスがなさすぎる。そもそも事業企画に弱い社員が多いなら、自分の採用基準が間違っていたということだけであり、入社して頑張ってくれている社員の問題ではない。
改めて自責という言葉の深さを学んだ。
まだまだ日々伸び白だらけの39歳ですw