今朝の社内での話しで、うちの技術メンバー達は日頃より頻繁に人材エージェントからFacebook経由でスカウト連絡がくるという。

中途で入社間もないフロントエンジニアにまで

「●●様のI&G Partnersさんでのご活躍をお聞きし、、、、」

みたいなメッセージが届くというからびっくり。
本人もさすがに入社1ヶ月とかじゃあ「まだ活躍も何も、、、」という感じ(苦笑)


企業間の技術系人材の争奪戦はますます熾烈になる中で、人材エージェント各社からすれば良い人材と接触することに最大のパワーをかける姿勢はまあある意味仕方ないとは思うが、中にはだいぶ強引な人もいるので、やるにしても一定のモラルに基づいて行動してもらいたいものである。

ちなみに弊社のエンジニアがターゲットになる一つの理由はHPに全社員の名前と職種を載せているからに他ならない。Blogなどでも気にせず名前を出しているし。

昨今ではその名前をFacebookで検索すればすぐに直接コンタクトが取れる時代。
そりゃ人材エージェントとしては広告をうって登録を待つよりも効率的に良い人材を選んで接触したほうが良いということでしょう。


こうなるとHPに名前や職種を載せなければいいのでは?と言われそうだけど、いよいよそれってもう無意味だと思ってる。会社が社員が表に出ないように必至になって努力したところで、本人がイベントや交流会に参加してどこかのデータベースに登録されてしまったりすることは多々あるわけで、もうこの情報化社会において会社が社員を囲い込むことは難しい。

そもそも人材エージェントに声をかけられてひょいひょい転職したくなってしまう社員なのだとしたら、今のうちの会社で活躍なんてしてないだろうと思うし、市場から声がかかるというのは優秀である証拠でもあるので自信をもってI&G Partnersで働き続ければいいだけのこと。

それで人が引き抜かれるようなことがあれば、その人がこの会社に何か不満を持っていたということであり、それを解消してあげられなかったということ。日頃からそうならないよう経営努力をしていく以外に、外部からも多々必要とされるような優秀な人材を引き止める方法なんて存在しない。

改めてこれからの時代、特にIT企業にとっては人が財産であり、その人が腰を据えて想いを共にして働ける組織こそが競争力を持つはず。昔から強く意識してきたことではあるが、今まで以上に気を引き締めて働く社員が誇れる組織を築いていかねばならんと感じた次第。


ちなみに、だからといって人材エージェントの方、うちはスカウトしまくっても怒られないとかそういうことではないので誤解なくw
何よりも集中して働いている社員の邪魔になるので控えて頂ければ助かります。