4月1日より弊社でも4人の仲間が新たに加わった。

仲間が増えるのはなんだかんだ嬉しいもの。
社員も心なしか適度な緊張感と社内の活気を感じているように見える。


一般的には偏差値が高いと言われる大学を卒業しながらも、我々のような小規模なベンチャー企業への入社を決断する学生が増えてきているという記事が東洋経済や日経新聞などを筆頭に特集されるようになったのはここ最近のこと。

学生自身が多少なりとも自分の頭で何が自分にとってベストかを考えるようになったということなのかもしれない。


夢と希望を持って新社会人として数ある会社の中から、あえてI&G Partnersという会社を選んでくれた人達である以上、数年経ったときでもこの会社を選んでよかったと思えるようにしてあげたい。

と言ってはみたものの、自分の選択を正解にするのも失敗にするのも自分次第。

私を含めて仲間としてしてあげられることは、

・どんなに出る杭でも打たない、それどころか出る杭は引き上げる
・意欲や能力に合った適切な機会を提供する
・できうる限り情報を開示、共有する

まあこのくらいだろう。

これさえ満たされていれば、あとは自分次第でどうにでもなるし、どうにでもできるはず。

大事なのは、隣の芝が青く見えても現実はちょっと違うということ。
もう少し正確に言えば、今この瞬間は自社よりも他社の芝の方が青いかもしれないが、半年後には入れ替わっている可能性も十分にあるということでもあるし、隣からは青く見えたけど実際に転職してみたら、思ったより青くなかった、それどころかめっちゃ黒かった(笑)、みたいなことは多々ある。


自分次第でなんとでもできる環境を選ぶことができたからには、あとは自分で自分の選んだ道を正解だったと言えるように頑張ることが大事。


言い方を変えれば上記のような環境さえもない組織を選んでしまった人は選択ミスということかもしれないけど。。。。


じゃあ自分の選んだ道を正解にするためにどうすればいいか。

絶対に大事にしてほしいのは、組織にとっての最終成果とは何か、そのために今自分がやるべきことは何かをちゃんと考えて行動すること。



ちなみに話は逸れるが、最近日経新聞を読むべきだとか、身なりをちゃんとすべきだとか、新人に向けていろんなアドバイスをネット上でも見かけることが多い。

そしてそのどれもが正解かもしれないし、不正解かもしれない。

私自身は日経新聞は社会人になってからずっと読み続けている。
それ以外にも若き日は日経ビジネス、今ではハーバードビジネスレビューなどにも目を通している。
そしてその行動自体は凄く大事だと思ってきたし、自分にとってはプラスだったと思っている。


だからといって今の1年目もそうすべきだと言うつもりは毛頭ない。


インターネットネイティブ、デジタルネイティブと呼ばれる世代である以上、新聞紙をめくらなくても日経新聞の電子版でもいいし、そもそも新聞なんかでなくても世の中のニュースを上手に収拾することくらいはできるはず。なので別にアナログ世代の我々の方法を模倣する必要もない。


新聞を読めという人も、突き詰めればインターネットという能動的なメディア(そうなりやすい?!)からの情報だけでは偏る傾向があると感じているからこそ、ビジネスパーソンとして世の中の幅広い情報を知っておくべきだということが言いたいだけだったりする。


その際に捉えるべき本質は、社会人としての常識が欠乏しないような幅広い情報を得る努力をしたほうが良いというアドバイス。

インターネットベンチャーの世界は世の中では相当狭い世界。
当然情報も偏っている。
そのあたりを自分なりに理解し、バランスをとっていかないと、30歳になっても政治や国際情勢、ヘタしたら日経平均や為替さえ知らないままなんてことも多いにありうる。

それさえもいらないという人もいるかもしれない。

しかし将来的に大きなビジネスを展開しようという意欲があるのであれば、絶対的に一定の理解がなければいけないし、テレビや新聞に多少なり目を通すことで世の中のマスの関心事にも明るくならなければ、経営を司ることは難しいような気がする。


時にそんな一般常識を覆すような天才的なタイプの経営者もいるが、なかなかそんな人ばかりじゃないと思うのでw


何にせよ、今のワクワク感やドキドキ感を忘れずに、大きな志をもって挑戦し続けてもらいたい!


Boys be ambitious!!