弊社が創業以来、強く意識し、追い求めているのが『理想の組織』への進化。

アーティストやプロアスリートのように、厳しくも楽しく、経済的対価以上のやりがいやモチベーションをもてる働き方をビジネスの世界で実現したい、そう考えて組織を創ってきた。

世の中の会社とは少し逸脱しているからか、ここ最近は組織作りについて聞かれることが多くなった。

そういう時にお答えしているエッセンスの一部を思いつくままに書いてみようと思う。


1. 組織は出来る限りフラットがいい
 新卒説明会でも毎年言い続けているが、インターネットサービスを創る組織においては軍隊型のトップダウン組織やピラミッド型の組織は非効率。全ての社員が情報を持てる時代であり、知恵の総和が組織としての武器となるインターネットサービスにおいて、余程のカリスマ出ない限りはトップダウンでは成長し続けることは難しいと考える。可能な限りフラットな組織とし、全員参加型の経営スタイルを目指す。それと同時に全社員に経営者視点を持つこと、考える習慣を持つこと、意思決定・判断をする力を磨くこと、を強く要求していく。


2. 挑戦し続ける文化がなければ生き残れない
 1つのサービスが永続的に価値を持ち続けることが難しい時代。特にインターネットの世界では次々に新しい技術が生まれ、イノベーションが起きている。ホームランを狙うことも大事だが、それ以上に組織として多くのヒットを生み出していくことを意識し続けることが大切だと考える。自らのサービスを自らの新サービスによって駆逐するくらいの挑戦風土がある組織こそが強い。そのためには挑戦して失敗することは積極的に推奨し、挑戦しないこと、失敗しないことを咎めていく風土が大事。


3. 管理ではなく信頼を重視する
 決まった作業をこなす社員は少なく、全員が最大限知恵を活用して価値発揮することが求められる。その中で大事なのは、お互い信頼しあうこと。特に経営陣が社員を信頼し自由や裁量を最大限提供することで、社員は最大限自分の能力を発揮できる。知能レベルの高い組織を経営する上では、管理や強制は不要。大事なのは信頼とサポートだと考える。


4. 利益ではなく理念を追求する
 組織が目指すのは利益の最大化ではなく、理念の実現。利益の最大化は株主(あとは税金を得る国)にのみ価値を提供するわけで、それを社員全員で追求すべき目標とするのは難しく、それを心から目指したいと思う社員なんていないはず。自分達が何を成そうとしているのか、その目標が誇らしく、やりがいがあることが大切だと考える。




大事にしていることはこれだけではないものの、今ぱっと思いついたのがこの4つ。

どうせ働くのであれば、信頼・尊敬できる仲間達と、やりがいのある目標に向かって、最高にエキサイティングな仕事をしたい。人生における仕事の占める時間は相応であり、その時間が幸せだったりやりがいを感じられなければ、その人の人生が幸せになるのは難しいだろうし。

雇用人数も影響範囲もまだまだ未熟すぎて偉そうなことは言えないが、少なくとも頑張って働く社員にとっては、常に理想の組織であり続けたい。だからこそ自分だったらどういう組織で働きたいか、どういう組織だったらサラリーマン的ではなく起業家的に働けるか、そんなことを考えながら試行錯誤し続けている。

今はまだ理想の組織に向かう長い道のりの序盤にすぎない。常日々努力あるのみ。