頭は結構良く、口も立つし、比較的今までの人生で成功体験を積んできて自信もある風ながら、それでいて組織のど真ん中でリーダーシップを発揮するわけではなく、少し斜に構えていて、本気で挑戦はしない、そんなタイプの人材はどんな組織にも1人2人いるのではないだろうか。

ちなみに17年前に前職に入社した頃の私はそんな感じだった(笑)。

そういう人は結局のところ失敗したり、恥をかいたり、怒られたりするのが嫌だったり、本気で挑戦して失敗したら自分の限界に気づいてしまうのが怖い、心の奥底にそんな心理が存在しているのだと思う。

でもそういう人達全員に伝えたいのは、若い時の恥なんてどうでもいいから、貪欲に挑戦し、失敗を繰り返すべきだということ。まだ大した力も経験もないのに、今の自分ができる範囲でしか仕事をしなければ成長するわけがないのだから。

そしてそういうタイプの人は十分に素質は持っている人で、その後の気付きや行動によって、そのまま腐ってしまうか、大成するか大きく分かれるイメージ。


私自身、前職で子会社の社長になって初めて最後の砦として、逃げ道がなくなり、本気でやるという感覚を知り、正直その後は失敗の連続なんてもんじゃなかった。

その後に今の会社を2003年に起業した後も本当に失敗の連続。
時には自分が経営者に向いてないのではないかと思ったこともなくはない。
でも実現したい夢があるから諦めずにやってきたから今がある。
そして今になって思うのは、その失敗経験の一つ一つがとんでもない自分の財産であり、武器になっているということ。

リーマン・ショックでさえも自分の中では大きな経験値となっており、経営者として強くなったと、今は思える。


もちろん本質的な性格はあまり変えられないのも事実。

現在取り組んでいる英語学習も、結局徹底して勉強してからでないと実際に英語を使うシーンに積極的に踏み込めないあたりは、私自身のそういう性格が影響しているのだと自覚している。だからこそ徹底的に勉強して自分が話せるんだと自信が持てるレベルにまで早く到達する以外にないと考え、必死になって取り組んでいる。

そんな経験からも性格を変えるのはそれなりに難しいのは理解している。

でも今かく恥を避けてしまうことで、30代、40代で本当に仕事ができない人になって、恥をかくだけでなく市場において評価されなくなることの方がよっぽどかっこ悪いはず。私も本当に20代にリミッターを外して頑張っておいて良かったと今更ながらに思う。

あの時に親身になってアドバイスをくれた先輩には本当に感謝している。

だからこそ、もし自分が少しでもそういうタイプだと自覚がある人がいるなら、ぜひとも本気で自分にはめているリミッターを外してみるべきだと思う。

失敗の数が多ければ多いほど、将来仕事していく上で、自分の引き出しの中身が増えるのだから。

ビジネスライフは実は想像以上に長い。
23歳くらいで社会人になったとしてもまだ40年くらいはある。
そのビジネスにおいて自信をもってど真ん中で生きていけなかったら、人生が楽しくなる可能性が劇的に下がるのではないだろうか。

ビジネスの世界を楽しむためには、斜に構えるのではなく、ど真ん中を突き進むべし。