Atraeは明日で12歳。

さきほどアドバイザーをしてくださっている会計士さんがピエール・エルメのマカロンを大量に買ってきてくださったことで、社員ならびに役員一同、初めて思い出すというレベルでしたが(汗)

しかし思い起こせばこの12年間、本当にいろんなことがあった。

その中でも微塵も忘れることができない出来事はリーマン・ショック。
2008年末に発覚したリーマン・ブラザーズの破綻に始まった世界的金融危機の影響は、日本でこじんまりとサービスを展開するベンチャー企業の我々にももろにヒットし、2009年の売上は2008年のそれと比較しても約20%も減少するなど、本当に存続の危機に直面。

正直思い出したくもないが、その危機を乗り越えたことが今のAtreaの強さを生み出し、そして私自身の経営者としての成長・進化にも大きく影響したこともある意味事実。

12歳といえば人間でいえば中学生になり、まさに成長まっさかり、青春まっさかりの年齢にこれから突入していく年頃。

12年も経つともはやベンチャーではなく中小企業でしょ、なんて言われたりもしますが、Atraeは今も明らかにバリバリのベンチャー企業であり、組織面でも事業面でも挑戦しまくっている。

いつまで経ってもいい意味でベンチャー企業であり続けたいものである。

人間で言えば、いい意味で子供のような大人でありたい、という感じかもしれない。

そんなやんちゃな組織が今でも元気に頑張っていられるのは、法人・個人共に多くの素晴らしいお客様、信頼してくださる株主の方々、そして何よりも人生の貴重な時間を本気でこの会社の成長に投資してくれている仲間達と、本当に多くの人達の存在があったからこそだと改めて思う次第。

Atraeというのはスペイン語で「魅了する」という意味を持っている。

世の中の多くの人達を魅了する組織であり続けたい、そんな想いを込めてつけた名前。
この社名に恥じないよう、もっと多くの人を惹きつけられるような組織を創っていきたい。

Play business,play hard !!