今日の東京は大荒れの天気。
大都会東京はいつもながら雪などにはとんでもなく脆弱で、5cmも積もればあっという間に大混乱。
案の定、既に交通機関は麻痺しまくりで、タクシーは拾えず、転倒する人も続出。。。

私も出勤途中でスーツに革靴で大変なことになりながら出勤しているサラリーマンを何人も見かけ、大変だなーと思いながらも、ぶっちゃけこんな日に朝一のラッシュアワーに遅延しまくりの電車に乗ってまで出勤する必要ないんじゃない?と思ってしまった。


弊社はほぼ全員がカジュアルな服装なので、スニーカーや長靴を履きつつ、しかもほとんどの社員が徒歩圏内ということで問題なく稼働しているが、郊外に住んでいる人などは出社するだけでもとんでもなく大変だろうと思う。

そして多くの人は遅延証明書をもらうことで、会社に提出し、遅刻扱いではなくなるのだろうが、果たしてそんな行動に何の意味があるのだろうか。

別に午前中は自宅で仕事してお昼すぎから出勤してもいいし、そもそも今日くらいスーツでなくてもいいでしょと思ってしまうのは、私がベンチャー業界に染まりすぎているからなのだろうか。

靴もダメになっちゃうし、体調壊しやすいし、怪我しやすいんだから、家で仕事するなり、考えるべきことをまとめてやってしまうなりして、オフィスでしかできない仕事は午後でも翌日でもまとめてやるなりすればいいでしょ。


日本では規則やルールをとにもかくにも真面目に守ることが良しとされている気がするが、その規則やルールの背景や、本質的に大事にすべきことをちゃんと理解し、時にはルールを無視してでも正しいと思う行動をしたり、規則に沿うことよりも倫理観や道徳観に基づいて自分なりに判断して行動することなどをより重要視すべきな気がしてならない。


ドラマや映画の世界でも時折ルールを大きく破りながらも、とてつもない成果を出す人が主役としていたりするが、一人ひとりが倫理観と道徳観を持ち、ちゃんと誇らしい行動を徹底できれば、組織としての一体感は損なわれることはない。

子育てをしながら働いているママさん社員が「今日は大雪なので家でできることだけをやって、残りは明日以降で頑張ります」と連絡くれれば、「OK。もしオフィスでやっておくべきことがあれば言ってくれればこちらで代わりに対応するので遠慮無く!」みたいなやりとりが自然とできるのが理想。

そこにはルールも規則もいらないような気がする。

人に求めすぎず、利己にならず、チームとして長期的に目指していること成し遂げるべく、自分に出来ることを考え、行動に移す。ただただそれだけで、ルールや規則は本当に誤解しやすいことや、最低限自分達が働きやすくなるように必要なものだけを決めておけば十分。

人は管理監視や強制された環境下よりも、自らの意志で能動的に働いている環境の方が力を発揮する。
これは会社だけではなくチームスポーツなども同じこと。

人が集まって何かを成すということにおいては、スポーツもビジネスも変わらないのではないかと思う。こういうイレギュラーな気候条件やトラブルの時こそ、各自が倫理観と道徳観をもって、自由と責任のもとに正しいと思う判断をできる組織でありたい。

何にせよ、みなさん今日外出時には足元に十分ご注意下さいw