本日の日経新聞の1面の特集記事「働き方進化論」の中で、「何のために働くか」という質問に対して、「自分を成長させるため」と回答した人が20代で54.6%に上ったという記載があった。
個人的にはなんとも微妙な結果だと感じてしまった。
会社というチームで働く目的が自分を成長させるためなのだとしたら、会社は社員の育成機関なのだろうか。当然ながらそうではない。そもそも自分を成長させてどうしたいのだろうか。将来の経済的な不安をなくしたいということなのだろうか。それであれば十分な資産がある人であれば、自分を成長させたいとは思わないのだろうか。いろんな疑問が生まれてくる。
単なる持論にすぎないが、私は会社というのは単なるビジネスというフィールドにおけるチームでしかないと思っている。そしてフリーランスや副業など多様な働き方が受け入れられるようになった現代において、チームの意味というのは個人では成し遂げられないようなことを成し遂げるために集まった仲間なのではないかと考えている。
当然ながら一時的であっても戦力が欲しい会社と、一定期間で経験を積みたい社員の利害が一致すればそういう関係もありだと思う。一方で半数以上の人が働く目的を自己成長のためだと答えているのが実情だとすれば、極めて微妙な感覚が残る。
イチローや松井は、常に自分の記録よりもチームの勝利に少しでも貢献することの方が大事だと話していた。チームの勝利に貢献するために自分を磨き続けてきたのだろう。
もちろん人には成長意欲も向上心もある。成長し続けることも一つの目的かもしれない。しかしそれが単なる経済的な不安からの解放を目的とするものなのであれば、少し残念な気がする。人生を賭けて実現したい夢があり、そのために成長を志すような人がもっと増えると日本も変わっていくのではないか。
会社というのは社会に価値がある何かを実現するために仲間が集まってできたチームにすぎない。やはり会社に所属することの一番の目的は、その会社が持つビジョンやミッションの実現であり、そこに対する共感がないようであれば、どんなに能力が高くても弊社では採用しない。
もちろん会社のために犠牲になれという意味ではない。
自分の興味や関心のあることと、会社のビジョンやミッション実現への貢献の重なるところを見出すことこそが、チームの一員として最高に楽しくやりがいをもって働くための唯一の方法なのだと思う。
チームで何かを成し遂げるべく熱狂することの楽しさをもっと広めていかないといけない、そう思った今日の日経新聞一面。。。
個人的にはなんとも微妙な結果だと感じてしまった。
会社というチームで働く目的が自分を成長させるためなのだとしたら、会社は社員の育成機関なのだろうか。当然ながらそうではない。そもそも自分を成長させてどうしたいのだろうか。将来の経済的な不安をなくしたいということなのだろうか。それであれば十分な資産がある人であれば、自分を成長させたいとは思わないのだろうか。いろんな疑問が生まれてくる。
単なる持論にすぎないが、私は会社というのは単なるビジネスというフィールドにおけるチームでしかないと思っている。そしてフリーランスや副業など多様な働き方が受け入れられるようになった現代において、チームの意味というのは個人では成し遂げられないようなことを成し遂げるために集まった仲間なのではないかと考えている。
当然ながら一時的であっても戦力が欲しい会社と、一定期間で経験を積みたい社員の利害が一致すればそういう関係もありだと思う。一方で半数以上の人が働く目的を自己成長のためだと答えているのが実情だとすれば、極めて微妙な感覚が残る。
イチローや松井は、常に自分の記録よりもチームの勝利に少しでも貢献することの方が大事だと話していた。チームの勝利に貢献するために自分を磨き続けてきたのだろう。
もちろん人には成長意欲も向上心もある。成長し続けることも一つの目的かもしれない。しかしそれが単なる経済的な不安からの解放を目的とするものなのであれば、少し残念な気がする。人生を賭けて実現したい夢があり、そのために成長を志すような人がもっと増えると日本も変わっていくのではないか。
会社というのは社会に価値がある何かを実現するために仲間が集まってできたチームにすぎない。やはり会社に所属することの一番の目的は、その会社が持つビジョンやミッションの実現であり、そこに対する共感がないようであれば、どんなに能力が高くても弊社では採用しない。
もちろん会社のために犠牲になれという意味ではない。
自分の興味や関心のあることと、会社のビジョンやミッション実現への貢献の重なるところを見出すことこそが、チームの一員として最高に楽しくやりがいをもって働くための唯一の方法なのだと思う。
チームで何かを成し遂げるべく熱狂することの楽しさをもっと広めていかないといけない、そう思った今日の日経新聞一面。。。