昨日、弊社アトラエの100%子会社であるアルティーリの保有するプロバスケットボールチーム「アルティーリ千葉」がB3リーグより正式に公式試合参加資格承認を受けたことにより、2021-2022年シーズンよりB3リーグに参戦します!

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先日のブログ「倫理観をもった経営を志す」でも書いたように、我々のようなテクノロジープレイヤーなどの高収益企業は、その高収益をどう社会に還元していくのかということが極めて問われると考えている。

もちろん上場企業として一定程度の株主還元は当然の責務である。
そして当然ながら今回のプロバスケットボールリーグ参入についても、十分本業へのプラス効果もあると見込んでいる。
ただ一方でそれだけでは格差助長につながりかねない。やはり企業には雇用や納税なども含めた社会における存在意義が問われると考えている。そういう意味でも、余力がある企業はスポーツや芸術、医療や福祉や教育といった領域を通じて社会をより良くしていくお手伝いをしていくのが重要だと考える。

改めて我々アトラエは、アルティーリ千葉というプロバスケットボールチームを通じて、ホームタウンである千葉市はもちろんのこと、千葉県全体をも巻き込み、さらにはプロバスケットボール界の進化を支えつつ、社会に貢献していく、そんな挑戦をしていきたい。

昨今はコロナの影響でスポーツやエンターテイメントは不要不急だと言われやすいが、スポーツやエンターテイメントは決して不要不急なものではないと思っている。人は食べて寝て生きていければいい動物ではない。未来に向けた生きがいや楽しみや希望がなければ生きていくさえできない。

スポーツはそういう意味でも、見る人達にすごく勇気と感動と希望を与えるものだと思う。

白血病から復活した池江璃花子選手がオリンピック内定を獲得した時は誰もが心から感動したと思う。松山英樹選手がアジア人初のマスターズ優勝の瞬間は解説者はもちろんのこと、画面越しに多くの人が涙を流したくらいに感動したし、関わっていたチーム松山のメンバーの気持ちが手に取るように伝わってきた。

改めてコロナによる未曾有のこんな世の中だからこそ、我々のようなプレイヤーがスポーツを通して世の中を元気にしていくべきだと考えた。今こそ我々の参入が求められている、そんな気がして決断に至った。

我々が新規で創設する以上は、普通のチームで終わるつもりは毛頭ない。
今まで見たこともない、今まで感じたことのない、いろいろな意味で最高のチームを作り上げたい。

プロバスケットボールを通して地域の活性化や青少年の健全な育成に携わりつつ、日本のプロバスケットボールのレベルを一番下から一気に押し上げていきたい。