麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

カテゴリ: ビジネス

最近スマートフォン関連の新規事業に取り組もうとしているネット系企業が異常に多い。

いろんな意味で経済が成熟してきている日本においては、イノベーションを起こせる事業領域がある程度限定的になってきているということと、世界中で同時にイノベーションを起こせる可能性という意味でもスマートフォン市場は魅力的だと思っている。

しかも日本は既にガラケーによって携帯電話を様々な用途で活用することについては、世界の中でも最も経験豊富な国でもある。そういう意味でも大いなるチャンスであり、多くのネット企業が次の戦場としてスマートフォン市場を捉えているのは至極当然の流れなのだろう。


そんな弊社もご多分に漏れず、スマートフォンには高い興味を持っており、新規事業企画のプロジェクトチームがスマートフォンビジネスの可能性についてもいろいろと探っている。

ただ最近感じるのは、やはり一定の規模で成功するビジネスというのは、それほど複雑だったり、天才的なビジネスモデルだったりはしないのではないかということ。

どちらかというと自分達が本当に成し遂げたいことに取り組み、その目標を明確にし、組織全体で胆力を持ってやり抜くということが、新規事業を成功させるために最も大事なことなのかなと。


勿論自分達が成し遂げたいことでも、市場性がなかったり、競合が強過ぎたり、そもそも自分達がやる必要がないようなことであれば意味はない。

そういう意味では戦略論や新規性、競争優位性などは至極重要だし、起こりうる未来を先取りすることができればそれが理想ではある。

しかしどんなモデルを打ち出しても成功させられるかどうかは、組織の力であり、まさに実行力なのだろう。そういう意味でアイディアを持つ個人は多くても、それを実行できるほどの十分な実行力や組織力を持つ組織はそれほど多くないようにも思う。


ということから、新規事業を成功させるためには、今まで以上に組織力を高めることと、奇をてらうことなく、起こりうる未来を予想し、それを実現することに愚直になるべきなのかもしれない。


最後にネット上で見つけたこんなコメント。


アップルで働くまで、イノベーションというのは「今にない、新しいものを作ること」だと思ってた。でもそれは違って、イノベーションというのは「未来にある普通のものを作ること」なのです。この違いを理解できるまでかなり時間がかかった。



これは読んだとおり、アップルで働いていた方のコメントのよう。。

我々も奇をてらったものではなく、強い実行力と目的意識をもって、未来にある普通のサービスを生み出したい。


弊社における大きな事業軸の一つは人材サービス。

基本的には、インターネット×人材サービスというコンセプトで展開しているgreenという業界初の成功報酬型求人サイトが主力事業。

一方で

インターネットとアイディアによって多様なサービスを生み出し、世界に広く喜びと感動を創造する


というミッションを掲げており、人材サービスの次の主力事業を生み出す必要がある。

現在展開しているソーシャルアプリ「育成!バレー娘。」もそこそこ検討しているが、やはり世界に広く喜びと感動を創造するには、もう一つ大きな事業軸が必要。まさに世界で戦うだけの武器を手に入れないといけない。

最近そんなことで新規事業のことばかり考えているのだが、ここまでの経験の中でいろいろな挑戦をしてきて、多くの失敗も繰り返してきた経験則として、新規事業を考えるときに大事だと思っていることがいくつかある。細かいことを上げればきりがないのだが、世界と戦う武器というレベルで考えたときにはこの3つを重視しないといけないと考えている。


・とにかくシンプルなビジネスモデルであること
・人が生活をしている中で感じる基本的欲求に応えること
・同じ欲求に応える既存のサービスよりも優れていること


何故この3つが必要だと考えているかを書くと長くなってしまうので、割愛するが、こんな軸をベースに新規事業を考えていこうと思う。

既存サービスよりも優れたサービスを考える上では、新しい技術、テクノロジーをベースに考えることが望ましい。今であればソーシャルや位置情報、スマートフォンといったキーワードがまさに旬だろう。

例えば待ち合わせ時のコミュニケーションは、駅にあった伝言掲示板からポケベルになり、携帯電話へと変わっていったり、音楽がレコードからカセットテープ、MD、CD、MP3などデジタルファイルへと変化していったり、そういった変化には新しい技術が絡んでいるケースが多い。

新卒の就職活動も、ハガキを沢山書いていた我々の時代から、インターネットで応募するようになり、今ではTwitterやFacebookやMixiなどでソーシャルメディアを活用して企業を探す時代へと多いに変化してきている。

そう考えれば、人材サービスについても、10年後には今とは全く違うサービスが主流になっていることは間違いない。そのとき主流になっているサービスを提供しているのが自分達でありたいし、そのためには自分達のサービスを自分達で駆逐するくらいの覚悟で挑戦していく必要がある。


いろんな考え方があろうかと思うが、私は変化し続けられる会社だけが生き残り、変化し続けるためには会社の風土やカルチャーが重要だと考えている。

そのためにもどんなに大きくなっても、常に積極的に変化を受け入れ、変化することを楽しみ、そして社会に価値あるサービスを生み出し続ける組織であり続けたい。

チームやメンバーのマネジメントをする際に、当然ながら目標設定をする。

弊社の場合はメンバーも含めて目標設定会議を開き、そこでおおよそ自分達が掲げる目標を設定することになる。

余談だが、上記のような話をすると「低い予算設定にならないか」「保守的な発想にならないか」という話をされる方も多いが、いくつかの前提条件が揃っていればまず問題ない。
前提条件とは会社全体の状況、会社全体の目標を全員が理解していること、その上で社員が視点高く向上心を持っていること。

で、話を戻すとそんな中で高い目標を掲げて日々実行していくわけだが、当然ながら定期的に進捗状況をお互いに確認するためにミーティングを開催している。

その際に思うのは、結果が良ければ良いと何となく思ってしまっている人が多いこと。
結果も大事だが、それ以上に結果が出ている要因が大事なのであって、偶然結果が出ていることが大事なのではない。

もちろん結果は出るにこしたこともないし、そのために一定の運も必要かもしれない。

しかしやはり再現性のある成果を出せる人は、結果を出すためのプロセスに拘りを持っている。
そこが成果にばらつきがある人と、安定して成果が出る人の大きな違い。

石川遼やイチローが一流なのもセンスの差ではないはず。
自分が目指してる高見に登るために、足りないことを洗い出し、段階的に登って行く努力をしているからに過ぎない。もちろん究極的には一定のセンスや運も必要であることは間違いないが、ある程度まではセンスが足りなくても到達できる。

イチローの

「小さなことを積み上げることがとんでもないところに行く唯一の方法です」

という名言はあまりに有名だが、まさにその通り。

もちろんプロセスに拘れば結果が出なくてもいいということではないが、プロセスに徹底的に拘れば結果はおのずとついてくる。なので逆に早期に結果だけが出てしまった人よりも、なかなか結果が出ずに苦しんで試行錯誤して結果が出るようになったタイプの人の方が成長が早かったりもする。

ちなみに私も前職に入社して最初の半年はあまりに売れず悲惨だった(笑)。
その分、その間に売れる要素、売れる方法を分析・科学したことで、再現性のある成果の出し方を身につけたし、人にも教えられるようになったので、良い経験だったと思っているが。


改めて、結果論だけで一喜一憂するのではなく、目標達成に向けてプロセスのPDCAを如何に精度高く、高速で回せるかという点を意識して取り組むことが成長の第一歩だと思う。


最近日本の景気が戻りきらない、ずっとそう思ってきたし、今でもそう思っている。
そして恐らくは完全には戻らないし、今のままでは将来性は乏しいと言わざるを得ない。

もちろん母国である以上、できることであれば何とかしたいという気持ちがないわけではないが。

一方でインターネット業界だけはにわかに盛り上がっている。

この盛り上がり方はある種、2000年くらいと同じかそれ以上かもしれない。

良くインターネットサービスはもうほとんど出そろってしまっているという意見を耳にするが、個人的にはそうは思わない。

正確には、恐らくオンラインで完結するようなサービスということに関しては、だいぶ満たされてきたということであり、ネット社会の到来はここからが本番だと思う。

従来のインターネットサービスは、いわゆるインターネットで物を買ったり、インターネット上で広告を展開したり、というものがほとんど。

そうはいってもその市場はリアルで消費する金額からすればたかが知れていた。
やはり人は日々の飲食、生活雑貨、レジャー、クリーニング、コンビニなどで落とすお金が圧倒的なわけで、ネット上で費してきたのは消費の中のごくごく一部。そしてそこは今後もそれほど爆発的には変わらないはず。

しかし人々のリテラシーの向上、ソーシャルメディアの台頭、モバイルインターネットの浸透などによって、これからはネットとリアルがシームレスにつながっていくことは間違いない。
つまりこれからはインターネットが(特にモバイルというデバイスを通じて)リアルな世界にまで影響を与えるようになってくるはず。

極端にいえば映画「マイノリティレポート」に出てくる未来社会が近いかもしれない。

あらゆる情報は一人一人にカスタマイズされていき、リアルとネットの境界線は極めて薄くなって行く。ある意味便利な社会の到来と言えるのかもしれない。

これからの時代を担うベンチャービジネスはまだまだ生まれてくるはず。

弊社としても是非とも起こりうる未来を予期し、そこでリーダーとなりうるサービスを生み出していきたいと考えている。

我々30代の経営者がベテランの経営者に勝ち目があるとすれば、そこしかない。

しかもことインターネットビジネスにおいては明らかに国境というハードルが低くなりつつあり、立ち上げた直後から世界を意識できることも、魅力の一つだし、日本という国の経済的醸成に依存しないでやれることも大きな特権だろう。

もちろんこれらのことは、ちょっとでも優秀な人であれば誰もが理解してる事実。
競争も激しくなりつつあるし、簡単ではない。

ゆえに肩肘張りすぎず、近い将来人々にとってなくてならないサービスを提供したい、そんなシンプルな想いを持って新しいサービスを創っていきたい。


イチローも言っていた。

「とんでもなところへいく唯一の方法は小さな事の積み重ねでしかない。」と。


弊社もそうだが、あえてベンチャー企業に飛び込んでくるようなビジネス意欲旺盛な若者は、とかく責任や裁量をもって働きたいという思いを持っているもの。

転職者の中でも

「もっと責任と裁量を与えてくれる会社で成長したい」

と鼻息を荒くして登録してくる若者も少なくない。

確かにどんなに頑張っても、一定の年齢や職位にならないと責任と裁量を与えようとしない会社が存在するのは事実。

では一方で責任と裁量を与える会社というのは存在するのだろうか。

こちらについては自分次第というのが正しい。

経営者や上司から口うるさくタスク管理をされたり、注意されたりする人ほど、「もっと任せてほしい」「もっと自由にやりたい」と思いがちだが、それは完全に大事なことを見失っている発想。

責任や裁量を任せる風土を持つ会社において、任せてもらえていないのであれば、そこには何らか自分に欠けている要素があると考えるべき。

そしてそのほとんどは報告・連絡・相談である。

例えば経営者の方でもここまで何も報告や連絡、相談がなければ一言確認しようとか、経験豊富ゆえに何も報告がないままにが一定の期間が経過すると自然と不安になり確認したくなるもの。

つまり突っ込まれているということは、ちゃんと先回りして不安や懸念を払拭できていないということに他ならない。

ちゃんと的確なタイミング、内容で報告・連絡・相談してくれる人は、安心して任せておくことができるので、本来は口うるさく言う必要がない。

また相談することによって、何か分岐点における意思決定においても自分独自の決断で進むのではなく、

「自分は●●という理由から▲という選択肢を取りたいと思っているが、どうでしょうか」

とある意味お伺いを立てることで、その道に進むことで取るリスクを上司や経営者に負ってもらうことができる。

つまり自分の行きたい方向に進めつつも、自分では背負いきれないリスクや責任を上手に経営者や上司に負ってもらいながら、事業やプロジェクトを進めていくためにも、報告、連絡、相談は極めて重要なことだったりする。

ホウレンソウなどと言うと、新卒1年目の研修のときにしか聞かない言葉のようだが、案外ちゃんとできている人は少ないのではないだろうか。

なかなか任せてもらえない、自由にさせてもらえないという人は、改めて自分のホウレンソウが的確かどうかを考えてみると良いかもしれない。


最近、考えながら働くということの重要性を強く感じる。

ふと気付くと日々やっている業務がルーティン化していて、その業務の成果や効率を見直すことなく、それが当たり前でそれ以外に方法はないかのようにモクモクと業務をこなしてしまいがち。

しかしどんな業務であってもそんなことはありえない。

トヨタではないが、改善の余地はいくらでもある。

「もっと効率的に取り組む方法があるのではないか」
「もっと生産性を上げる方法があるのではないか」
「もっとコストを下げる方法があるのではないか」

こういった自問自答を如何に意識しておくかが重要。


仮に自分が工務店の社長だったとする。
日々大工達がカンナで木材を削り、トンカチで一本一本の釘を打っている。工務店業界ではそれが当然だった。
そして若手が一人前になるために丁稚奉公し、5年、10年という年月をかけて一流の大工になっていく。

しかし経営者としてそのまま何も考えずに経営をしていたら、恐らくはかなり厳しい状況に追い込まれていることだろう。
そしてそういう働き方をしていては、いつまで経っても今日のような効率的な住宅の建て方やパッケージは生まれていなかったはず。
(もちろん手作りに拘った工務店としてクオリティや丁寧さを売りにするという戦略をあえて選択するというなら全く別だが。)

もっと良い方法、もっとたくさんの人に価値を提供する方法、もっとコストを下げ収益率を上げる方法、常にそういう視点を持ちながら働くことが大事だったりする。

そしてそういう視点を持ち、他の人とは桁の違う成果を生み出したり、仕組を作ったりすることができる人を経営的なポストに抜擢するのが望ましい。

他の人と同じ方法、同じやり方ながら、コミュニケーション能力、行動量などによって他の人よりも成果を出す人、その人もプレイヤーとして当然価値があるし評価すべきだが、残念ながらこういうタイプの人を経営者にすると、工務店でいえばずっと手作りの家を作り続ける会社となってしまい、会社としては大成しない。

大成していない会社の社長である私が言うのもなんだが、自戒の念も込め、もっといい方法、もっといいやり方を追求し続けていかなければいけないと改めて思う。

そしてそのときにもう一つ忘れてはいけないのは、そうやって考えているときも既存のやり方、既存の業務フローは一切緩めてはいけないということ。考えている間、止まってしまったり、行動量が落ちてしまうと、新たな仕組を作る前に業績が落ち込み、短期的な行動量を増やすことでカバーするしかなくなってしまう。

それでは本末転倒なので。

ということでぜひとも考えながら働きましょう。


今日はちょっとだけ新サービスの宣伝をさせてください。



弊社の運営するママ向けツイッターサービスがダイアリー機能がついてリニューアルしました!

Newママトーク


ツイッターはいろんな人の今がわかるサービス。

政治、芸能、時事などの最新の情報はもちろんのこと、自分の知り合いが今何をしているのか、などが隙間時間で共有できるもの。


今はそのわかりにくさや、ユーザビリティによってインターネット業界の関係者が中心となっているものの、その機能や特性を考えると、実はママにとっては非常に有益なツールになりうることに着目したサービスがママトーク


ママトークはママ向けにツイッターを使いやすくしたサービスで、しかもさらに今回はダイアリー機能を搭載することで、自分のつぶやきを日記として残すこともできるように。

育児日記をつけたいけど、毎日どたばたしていてなかなか続かないという声に応えて、日々隙間時間に携帯でつぶやくだけで、それを日記として残すことができるのが、ママトークダイアリー

これなら忙しいママでも手軽に日記がつけられるし、ママ友同士はもちろんのこと、おじいちゃんやおばあちゃんとも共有できるので便利。


このサービスを通してツイッターを楽しむママが増えてくれたら嬉しい限り。


このブログを読んでくれている人はビジネスマンが多いですが、ぜひとも奥さんに宣伝してもらえると幸いです。

また女性の方はぜひともママとして頑張っている友達に教えてあげて下さい。

使ってみるとわかりますが、すごく便利で楽しいですよ。


サービス開発メンバーの皆さん、リリースまでの試行錯誤、おつかれさまでした。


久しぶりに現在の主軸事業である中途採用支援ビジネスの市場動向について書いてみる。

今年に入ってからの緩やかな景気回復に伴い、中途採用市場も1月以降、少しづつながらではあるものの、明らかに回復傾向に向かっている。


上場している人材関連企業各社の決算発表を見ると、ハイライトなどに売上は前期比40%増、といった内容が書かれていたりする。

ただだから凄い回復しているんだ、と思うのは大きな間違い。

昨年気はリーマンショックの真っただ中でピークに売上が凹んでいたとき。その凹み具合は各社異なるものの、大手企業各社は恐らく40〜60%程度は沈んでいた。

そこから考えると、リーマンショック前の売上を100とすると、リーマンショックで50まで凹み、今年に入って回復傾向に突入したことで70まで戻しているということ。


つまるところまだまだ回復途上。

そして中途採用市場の伸びは以前のレベルまで一気に戻すような印象ではなく、じわじわと回復に向かっていくものの、各社ともに以前のような大量採用ではなく、1人1人慎重に選考し、判断する傾向が強まっている。

今回のリーマンショックによる落ち込みが長い間続き過ぎたことによって、雇用し固定費を高めてしまうことに対して、経営者が一種のトラウマを持っているような印象さえある。


その中でも唯一といっていいほど活況なのは、エンジニア市場。

エンジニア、特にWEB系のエンジニアに至っては、完全なる売り手市場。

どこもかしこもエンジニア、Webディレクターが必要だと言ってきている。


その結果完全に需給バランスが崩れていて、多くの会社が採用できずにいる状態が続いている。

一方で日経新聞の一面には、多くの若年層が就職できずにいるから企業に助成金を出すという・・・。

なんともボタンの掛け違いというか、なんというか。


そこから思うことは、若年層の就職難を改善するためにも、企業が世界と戦っていくためにエンジニア不足を解消するためにも、日本全体で若手のエンジニア育成に力を入れるのがベストソリューションな気がする。

恐らく誰かがその歪みをチャンスととらえてビジネスに変えていくのでしょうが、ここは大きくビジネスチャンスがあると感じます。


もし誰か興味がある人がいれば、是非社会のためにも、企業のためにも、やってください!!

最近成長企業の多くの会社で新規事業企画担当などのニーズが相次いでいる。

その背景として、既存の事業の成長が鈍化し、一定収益はあがっているが成長ができずに縮小均衡に陥ってしまっている会社が増えているように感じる。


弊社も常に新規事業については積極的な取り組みを推進している。

勿論狙うのはインターネットサービス市場。


既存の人材関連ビジネスだけでは我々が目指すべき目標に到達できない。


なんだけど、これがまた簡単じゃない。


ある程度の規模感のビジネスを創りだすことを狙うには、未来のあるべき姿を予想し、勝負を仕掛ける必要がある。かといってニッチなニーズにフォーカスすると、どうしても小規模なビジネスになってしまいがち。

また自分達が長いこと本気で取り組んできた市場であれば勘も働くが、新たな市場で勝負となると、これまた難易度が大幅に上がってしまう。

一方でアメリカではどこからかgrouponのような凄いサービスが出てきて短期で大成功したりする。

そのたびに世の中凄い人達がいるものだと感心する。


何にせよネット業界は恐らくこれからもまだまだ発展していく。そしてその過程で未来のAmazonやgoogleや、facebookにとって代わるような企業も出てくるだろう。


何としても我々も世界に通じるビジネスモデルをひねり出さないといかん。


冒頭に書いたように弊社のクライアントでもビジネスが縮小均衡してしまって、次のステージに行けないままに社員のモチベーションが下がり、次第に右肩下がりになっていく会社がかなり増えてきている。

弊社も10月からはもう8期目に突入する。

そろそろ勝負の仕掛け時。ここで勝負を仕掛けなければ同じ道をたどってしまう。

勿論縮小均衡でも利益が出ていればいいじゃないかという人もいるかと思うが、その議論の答えは何を目指すかによって当然変わってくる。

我々は次のステージにあがるために、果敢に勝負を挑む、そういう会社であり続けたい。

良い新規事業ネタないかな・・・。

サイバーエージェントのジギョつくに応募があった300近い新規事業提案を見たいなぁ(笑)。

最近なかなか良さげなソファを友人から譲り受けた。

ただちょっとばかりソファ内のウレタンというかクッションの接着がずれてしまっていたため、見栄えが良くなかったので修理をすることに。

とはいえ友人から買い取ったものに更に高額な修理を払ってしまうと、何のために買ったのか意味がわからなくなってしまう。

Webでソファを検索しても、ニトリやニッセンを筆頭に最近ではそこそこ良さそうなソファもめちゃめちゃ安いし。

とはいえ気に入らないと愛着も湧かないので、やはり何とか安く修理してもらえるところを探さないとと必死。

でいろいろとWebで検索して10社位に問い合わせ。

最後に行き着いたのは、有限会社●●工房というほぼ個人に近い規模感で家具の修理などを手掛けている会社。

会社組織でやっているところは、大手運送会社が引き取りに来て、自社工場で修理するという流れがほとんど。さらに日程としては2週間くらいはかかるところばかり。金額も3〜5万くらいと何とも高い。

でも最後に行き着いた個人に近いところは、自社のトラックで出張してきてくれて、その場で治せればその場で修理してくれるとのこと。もしダメでも自社のトラックで持って帰るので運送費はかからないという。

何ともフットワークの軽い話。なのでコストはほぼ作業代のみという、何ともありがたい話。

勿論それでも半日近い作業になるらしく、2万円前後はゆうにかかってしまうのだが、他社に比べれば半額に近い。
何とも救われた気分。

でも思ったのは、その職人さんの●●工房、電話で話をしてみたら凄い良い感じの方だったのだが、HPはあまりにもいけてないし、有限会社ということで一見すると信用性が足りない。価格勝負でも技術力でも多くの会社には十分に勝てるように感じる。

こんな個人事業主や小規模な企業が沢山あるのではないかと思う。

インターネットはまさにこういう人達にとって救いのツールになるはず。

楽天が地方の商店街のお店の命を救うサービスになったように、もっと価値がある個人事業主などに光が当たるようになれば、我々ユーザーにとっても大いなるメリットがあるはず。

そういう時代になれば、大きな組織や大きな店舗が有利だともいえない時代が来る。

そんなサービスを作れればいいな、、、とソファ修理の依頼先を探しながら未来をイメージしていた。

Googleの広告モデルもそうだが、まさに個やマスに光を当てるようなサービスって意義があるなと改めて思った。

ビジネスを楽しむこと、これすごく大事なこと。

経営者仲間と話をすると、みんな本当にビジネスを楽しんでいるなーと良く感じる。

一方で世の中には仕事を楽しんでいる人がそれほど多くないのではないかとも感じる。

では楽しく働ける人と働けない人は何が違うのだろうか。

仕事内容か。いや多くのケースではそうではないはず。


楽しい仕事と楽しくない仕事があるのではなく、仕事が楽しめる人と楽しめない人がいるという方が正しいように思う。一部を除けば。。


ではどうしたら仕事が楽しめるのか。

それは何を目指して取り組んでいるかということに尽きるのではないだろうか。

日々何の目的もなく、目の前に降りかかってきた業務をこなすだけだと、飽きもくるし、そのタスク一つ一つは決してクリエイティブなものばかりでもないし、日々自分の成長を実感できるわけでもない。

しかし目標を持ってそのために日々努力をしているのであればどうだろうか。


もっとわかりやすい例として私が高校時代に所属していたサッカー部を例に出そう。

高校時代はほとんど毎朝のように朝練習があり、放課後も毎日のように練習があった。

勿論相応にハードで、ダッシュしたり筋トレしたり、長距離走をしたり・・・。

今だから言えるが、私自身はその頃は正直モチベーション高く取り組んでいたことはなかった。

サッカーが好きだったこと、途中で投げ出すのが嫌だったことから、なんとなくは続けていたものの、毎日の辛く厳しい練習に関しては完全に受身で流していたのを覚えている。

今思えば、何の目的も持っていなかった。

全国大会に出ようとか、プロになろうとか、そういう明確な目標や方向性を一切持っていなかった。
中には全国大会に出たいと思っていた人もいたと思うが、それをメンバーや監督の間で共有したり、口に出したりするようなことは一切なかったと記憶している。

私自身も正直に言えば一度もリアルにそう思ったことはなかったし。

そんなんでなんとなくサッカーをやっている。
運動神経が良かったために、そんな中途半端な気持ちでもそこそこ出来ていただけのこと。

そうなれば当然興味は別のものに向かっていく。
たいして楽しくない練習のストレスは、遊びなど別の形で解消するようになっていった。


話を戻すと、本気で目標を持ってサッカーをやっていたら、正直もっともっとやれたことはあったと思う。

全メンバーで自分達はどこを目指してやるのか、それは本気でやりたいと思えるのか、自問自答すべきだった。
そしてそれに腹落ちした仲間だけで、目指しているレベルから逆算して日々必死になって練習していれば、恐らく結果は全然違っていただろう。

練習が辛いことには変わりないかもしれないが、毎日真剣にやっていただろうし、チームが少しづつ強くなっていったり、少しづつ上手になっていく自分、目標に近づいていく感覚などが、最高のやりがいを提供してくれたのではないかと思う。


会社や仕事でも同じこと。

日々ただハードに仕事をしているだけだと、当然ながら疲弊するし、唯一の楽しみは週末や休暇などということになってしまう。それでは成長企業で働く意味が失われてしまう。


もしそうなっている組織であれば、これは勿論経営者の責任が大きい。

弊社も一時期足元業績のことばかりに気を取られてしまったことで、社員が全体的に疲弊していたこともあった。これはまさに私の責任。

経営者が会社の目指すべき方向を明確に打ち出し、それを実現するための戦略を描き、全社員に説得力と強い意志をもって伝えることから全てが始まる。

各リーダーはその方向性と自身の管轄する事業やチームの方向性やビジョンの方向性を一致させ、それをメンバーと共有することができないといけない。


各社員は、その会社が進んでいく方向性や目指すビジョンなどに共感できるか、そしてその方向に自分個人のビジョンの方向を合わせることができるかが大事であり、それが一致すれば、価値観を共有し、同じ目標を目指す仲間と最高にエキサイティングな働き方ができるはず。


今仕事が楽しくないと思っている人の多くは、会社の目指していく方向性などに共感ができなくなっているか、自分が何を実現していきたいのか、何が実現できれば楽しいのか、がわからなくなってしまっているのではないだろうか。

経営者が忙しいのに楽しそうなのは、会社のビジョンと自分のビジョンがほぼ一致しているから。

また経営者と近いところにいる社員ほど、経営者の影響を受けて一致しやすいもの。

もし自分があまり共感できていないなと思ったら、積極的に経営者とコミュニケーションを取るのが良いかもしれない。

一方で自分の目指している方向性と会社が目指している方向性が逆を向いてしまっていることに気付いた場合は、自分の方向性と一致するビジョンを持つ別の会社に転職するという選択肢もあると思う。


何にせよビジネスは楽しみながらやるのが一番だし、まさに好きこそ物の上手なれである。


そう考えるとスポーツチームの監督などは経営者と同じだな。。。

岡田監督もいろいろと経営者の話を聞いていたというのも納得。

高校サッカーの監督は元経営者とかがやれば凄くうまくいったりして。

4月に米国Groupon型サービスの日本版第一弾としてPikuが始まってから、今日までの間、次から次へと類似したサービスが立ち上がってきている。

今私が把握しているだけでも以下の通り。


Piku     
KAUPON    
ニコポン
クーポッド
キューポン  
ポンパレード  
プレポン 
ゴーチ
トクポ
グルピ
みんクー   
ミナワリ
icoupons.jp



しかもまだまだ増えていきそうな気配・・・。

ただ過去に書いたブログでも少し触れたが、この集団から抜け出すにはGrouponの成功要因を冷静に分析し、そこにリスクをとってリソース投下できるかどうかが肝な気がする。

つまり小規模で東京・都心近郊でやってだけだとどうしてもブレイクしない。

個人的に戦略上大事だと思うのは、バイイングパワーとユーザー認知を獲得すること。


つまり魅力ある掲載店舗獲得のための仕掛けや差別化と、より多くのユーザーを獲得するための仕掛けや差別化の2点に尽きる。

そのために資金力を投下することもあるだろうし、営業リソースを投下することもあるだろう。
それが他社との違いになるレベルでやれた会社が勝つような気がする。

特にバイイングパワーは非常に重要。

店舗から「是非掲載したいんですが、、、」という問い合わせが頻繁に来る中で、厳選して掲載できるようになれば間違いなく一歩抜け出せる。

一方でリクルートのポンパレードのように、全国に配置された自社の営業リソースを最大限有効活用するというのも大きな差別的要素だろうと思う。

さらには広告宣伝費を他社よりも大量に投下することで、一気に認知度・マインドシェアを獲得してしまおうという発想もありえる。

勿論バイイングパワーを高める方法として、お金もないし、営業部隊もいないということであれば、ターゲットやエリアを限定することで、そのカテゴリーでは圧倒的なリピートユーザーを有しているという差別化もありえるかもしれない。(ちょっとスケールが小さくなりすぎるので、ベンチャービジネスとしては微妙かもしれないが・・・)

とまあ第三者的に言うのは簡単なんだが、どこが抜け出すかは非常に興味深い。


と何でGroupon型サービスをしつこくウォッチしているかというと、弊社でも挑戦したくて5月くらいから本格的に検討をしていたのだが、上記のような他社との競争に勝ちうるだけの差別的要素を見い出すまでに至らなかったということが背景にある。

自分の意志決定が正しかったのか、はたまた全然検討違いで、成功の要素は私もまだ気付かないところにあるのか。

どちらにせよ展開している会社の中には良く知っている会社も多々混じっていることもあり、是非とも成功してもらいたい。

外部から見ている立場としては非常にエキサイティングで楽しみなビジネス競争である。

ベンチャー企業において新規事業の立ち上げは非常に難易度が高い。

何せ人材は少ない、資金面でも余裕はない、認知度も低いときている。


そんな中で新規事業を立ち上げるとなると本当に壁が多い。
十分なリソースを持つ企業であればぶつかることのないであろう数々の巨大な壁が立ちはだかることは免れない。

その一方で起業家たるもの、それを含めて戦略を描き、目標を遂行していかなければならない。


そのときに大事なのは、

「●●がないからできない」

という客観的かつ分析的な考え方ではなく、

「●●がないがどうやったら実現可能か」
「どうやって●●を手に入れてやろうか」

というポジティブかつ前向きな考え方。


日々試行錯誤していると、自社のリソースでは新規事業なんて実現できないんじゃないか、という想いが頭をよぎったりする。

しかしそれは大きな間違いであり、自分の弱さから来る逃げ道志向でしかない。

勿論他社の方が有利な面は多々あるだろう。

でも社会に出ると理不尽なことや公平でないことなど多々ある。

それでも自分達の掲げた想いを再度思い出し、共感し合える仲間がいる組織で、何としても実現してやろうという強い心が必要。


優勝したいからジャイアンツに行くのではなく、楽天で優勝できたら最高だと考える発想こそがベンチャー企業にはふさわしい。


ちなみに弊社でも新卒2年目の優秀な若手社員に新規事業を任せている。

国立一流大学卒で、頭もいいし、ビジネスへの意欲も非常に高い。


当然だが、思いつく事業案を冷静かつロジカルに分析すると、どうしても自社で実現するにはリソース不足で勝ち目がない、という結論にたどりつきやすい。

結果としてそれが壁となって前に進めなくなりやすい。

この分析はある意味で正しい。

頭が良ければ良いほどロジカルかつ客観的に勝ち目がないという合理的結論が見えるのは当然のこと。。


でも実は世の中合理ではなかったりする。

その壁を越える方法もあったりする。

こればかりは経験則でしかわからないことが多いのだが。


強い組織だから必ず勝つことが保証されているわけではない。

組織は人の集合体である以上、定性面などの差でも変わってくる。

私自身、新規事業の成功要因の中でも、担うメンバーのモチベーションという極めて定性的な側面こそが極めて重要だったりすると考えている。


まさに「想いは手法の上にあり」である。


ホットペッパーなどはその典型的な事例だろう。

というのも同事業は正社員をほとんど使わずに、契約社員やバイトを中心として成功させた事業である。

一見人件費の抑制という目的だと勘違いされがちだが、実はそうではない。

あくまでも意欲やモチベーションを重視した当時の責任者だった人が、正社員よりも契約社員やアルバイトの人達の方が意欲的に取り組めるし、捨てるものがないので遮二無二成功に向けて邁進できると判断したという。

頭が良かったり、守るべきものがある人ほど、プライドがあるし逃げ道や言い訳を用意したくなるものだということだろう。


新規事業はそこに熱い想いを持ち、必死になって実現のために力を注ぎこむような人が担うことで、成功確度が大いに変わるもの。


ベンチャー企業では正直いろんなリソースが不足している。

でも

「どうやって実現してやろうか?」

とポジティブに考えられることで切り抜けられるはず。

「元気があれば何でもできる!」


現在弊社でも新たな事業案の検討を進めていますので、乞うご期待あれ。

ここ1年くらい(特に今年に入ってから)のソーシャル熱は激しいものがある。

facebookが自身の開催する発表会で中長期戦略方針を発表したことも、その流れを加速させた要因の一つであることは間違いない。


ソーシャルというものへの理解を正しくする必要がありそうである。


私自身1年前に初めてtwitterを知り、そのときに使ってみた(正確にはいじってみた)ときは、お恥ずかしながら全くその価値や、ソーシャルの意義には気づくことができなかった。

今となってやっとソーシャルの意味や価値を理解することができてきた。

ネット業界の人達は既にソーシャルへの深い理解を持っていることと思うが、このブログの読者に多い人材関連の人や、リアルビジネスに携わる人の中には、ソーシャルの意味が良く分からない人も多いと思う。


そう言う意味で非常に簡単にソーシャルについて触れてみようと思う。


ソーシャルのポイントは、情報の流通経路にある。

ネットの世界の覇者と言われるGoogleは、世の中の全ての情報を検索可能にするという目標に基づきサービスを展開している。それによって今日では、全てとは言わないまでも、かなりの情報が誰にでもクリック一つで探し出すことができるようになった。

これはこれで凄いことで、何せその前までは有名なポータルサイトからしか情報は得られなかったのだから。だからこそGoogleは一世を風靡してきた。


しかし今度はその情報量に辟易し始めている人が増えてきた。
それはインターネット社会における現代病ともいえる現象かもしれない。

そんなときに出てきたのがfacebookやtwitterに代表されるソーシャルと呼ばれるサービスの仕組み。

あらゆる情報を検索するのではなく、自分の興味がある人、価値観が共有できる人、友人、知人、家族、同僚、などを通してキャッチした情報を重要視する傾向が強まってきている。

つまり人を介して一定のスクリーニングが施された情報こそが、この情報氾濫社会においては価値を持つという考えにシフトしてきている。

正確にはそこまで意識していないが、本能的に価値を感じている人の方が多いだろうが、それこそがソーシャルへの移り変わりの実現性、確実性を証明しているのかもしれない。


これからのソーシャルな市場においては、従来のような資本力を武器とした広告勝負ではなく、真に価値があるサービスや商品を提供する会社、真摯に顧客と向き合う会社のみがその恩恵を受けていくのだろう。

「起こり得る未来を予測する」

以前にも何度か書いているが、事業戦略を立てていく上で自身の戦う領域においてソーシャルな要素が組み込まれたときにどんなことが起こるか、改めて考え、そして勇気を持って戦略転換するなり、新たなことに挑戦する決断が求められるように思う。

ソーシャル×●●

これから数年間の事業トレンドになることは間違いないと見る。


ソーシャル×人材

うーん・・・・偉そうにこんなこと書きつつも、人材領域におけるソーシャルによる影響や新たなモデルについては、正直私自身もいまだピンときていない。

必ず何らか存在するのは間違いないのだが。

誰かが挑戦したのを見て、「あーなんで思いつかなかったんだろう」と嘆くことにならないようにしないと。

皆さんも是非考えてみて下さい。

今朝がた、レインズインターナショナルの西山CEOが、自身のtwitterでこんなことをつぶやいていた。


二十歳の時、はじめて就職した不動産会社での最初の仕事は社長のベンツの手洗い洗車だった。出勤途中のサラリーマンや、OLに見られるのが少し恥ずかしかったが、どうせやるなら社長を驚かせてやろうと思い一生懸命洗車したのを今でも覚えている。


140文字以内の短い文章ながら非常に深い内容だと感じた。


弊社の掲げる行動指針As IGPにも以下のような項目がある。


期待を超えろ
期待を越えたところにこそ真の価値がある。
それが深い信頼と感謝を生み出し、より大きな機会とやりがいにつながる。


まさに西山さんの20歳のときの行動は、このことを体現されている。


私自身も前職で社会人1年目のときから西山さんの会社を担当させて頂き、まさにこういったエピソードを多々お聞きしてきた。本当に沢山のことを学ばせて頂いたと思っている。


私は仕事柄多くの力ある方とお会いさせて頂くことも多いが、そういう方々に共通していることは、西山さんのような経験をしているということ。

つまり任された仕事やミッションにおいて、期待以上の成果を出し、それによって更なる機会を獲得し、そこでも更に期待を越え、更に任され、というサイクルの中でどんどん向上していくという経験。


そういう仕事の仕方をしていると、当然ながら社内からも社外からも褒められたり、感謝されることも多くなる。


そうやってどんどんビジネスが楽しくなり、やればやるだけ褒められるし、責任や裁量が広がっていくという実感を持つ。


これが一流のビジネスパーソンに進化していく王道のスパイラルなのかもしれない。やらなきゃ、頑張らなきゃではなく、楽しくてやりがいがあり、周囲からも褒められ、感謝され、感動される。

そんな働き方をしたことがある人は、そりゃ仕事も楽しくなるというもの。


同僚や上司からの期待、顧客からの期待、社会からの期待、期待にもいろいろあるが、期待を越えたところにこそ、感動と機会が存在する。


西山さんのtwitterで改めて再確認しました。

ありがとうございます!

ちなみに勝手に引用させて頂いてすみません・・・。

昨日弊社の競合である人材最大手企業が、自社の求人サイトの成功報酬型プランを大々的に発表した。

その内容は、

初期費用  10万円
1名採用時の成功報酬 70万円

だというからびっくり・・・。うちと一緒とは。


まあそれだけ弊社の価格設定が絶妙だったとポジティブに受け止めよう(笑)。


しかしこのような流れは実は弊社greenにとっても超ポジティブ。


従来の求人広告モデルに馴染みが深かった企業が成功報酬型求人サイトというモデルを見聞きするようになり、それを使うメリットを今までのように弊社だけでなく某大手人材企業もが宣伝してくれるわけで、成功報酬型求人サイトといえばgreenというポジショニングだけ確立しておけば最高にありがたい話。



累計の登録人数も既に過去の蓄積であり、現時点での毎月の登録人数においては数値がいうほどの差もないし、何よりも成功報酬型求人サイトは登録している人材の質が重要で、そのためにはサイトブランディングが何よりも大切。

その点では弊社に一日の長があるはず。


ま、というよりもお互いに力を合わせて成功報酬型求人サイトを広めていくことの方が大事かな。

上手なアライアンスモデルでも考えてみようかな。


とブログでは思いっきり強がりつつ、社内の営業メンバーには気合いを入れろと発破をかける私でした(笑)。

ネゴシエーションポジション

この言葉自体は私が勝手に作りだした造語だが、ビジネスにおいて交渉におけるポジショニング戦略は非常に重要だと思っている。

ビジネスをやっている以上、あらゆるシーンで交渉が発生する。

交渉上手な人は話術に長けているようなイメージがあるが、そんなことよりも大事なのはポジショニング。


わかりやすく言えば、

営業マン < パートナー < アドバイザー

ということ。って余計にわからないかも・・・。


言いたいことは、何かサービスでもモノでも、売りたいという想いが強い営業マンが顧客と交渉するときは、どうしても足元を見られてしまう。

一方でパートナーとして信頼を勝ち取っている人は、当然ながら多少理解してもらえる分、高く受注することができる。

で、最も強いのは、顧客の方から是非ともお願いします、と言ってくるケース。


なので営業の際にもただお願いしまくるような営業スタイルばかりでは、なかなか頭ひとつ抜け出すのは難しい。

顧客から見て付き合いたいと思って頂けるだけの専門性や付加価値を見せていくことで、安売りしない工夫をし、お互いの関係性をよりパートナー的に持っていくことで、売り込みに来た営業から、いろいろと相談できたり自社が成長するために大事なパートナーへと格上げされる。

セミナーで講演したり、本を書いたりすると、今度はぜひとも相談に乗ってほしいと依頼がきたりもする。
そうなってくるとネゴシエーションポジションは完全にこちらが優位。
料金交渉もほとんどなく仕事を受けることができるはず。こうなるといわゆるアドバイザーとか先生というようなレベルで、もはや営業マンの影も形もない。


同じサービスを営業する場合にも、どうやってこのネゴシエーションポジションを築いていくかで、だいぶ成果は変わってくるはず。

昔のようにプッシュプッシュの営業だと、どうしても営業マンの域を出ない。

いかにしてポジションを確立していくか。

そのためにはサービス自体の差別化や営業手法における工夫、そして社員の意識改革が必要。


例えば人材紹介のFEEもまさに同じ。


「是非お付き合いさせて下さい」というスタイルでは、現状の市場からFEEの交渉をされてしまい、20%や25%などへと落ち込んでしまう。

事実大手紹介会社を中心に、ほとんどのエージェントが20%や25%、中には10%という自爆的なFEEを提示している会社まである。


一方で弊社は採用すべき人材をこちらから提案したり、面接の仕方や採用手法をアドバイスしたり、採用難易度が高いニーズにフォーカスしてお手伝いしたりすることで、単なる営業マンにならず、パートナーとしてバリューを提供することでFEEを一定維持させて頂いている。


目先や短期の売上に走るとついついディスカウントとなってしまいがちだが、そうなると結局負のスパイラルに陥ってしまい抜け出せなくなりがち。

どうやって付加価値を高めるか、どうやってパートナー足りうるか、そのあたりを工夫しない限りは、この営業競争が激しい市場では生き残っていけない。


交渉負けしてしまいがちな営業マンは、是非とも自分のネゴシエーションポジションを考えてみてはどうでしょう?!

最近ソーシャルアプリの大きな波がきていることは多くの人が知っていることと思うが、それによってインターネットサービスの課金モデルにも多様性が出てきている。


わかりやすくいえば、もともとあったインプレッション広告、Googleを中心に一世を風靡したリスティング広告やコンテンツマッチ広告、そして現在はアイテム課金や一部の機能を有料としたようなフリーミアム的なモデルが出てきている。


IT技術の進歩はもとより、こういったビジネスモデルや課金モデルの変遷をしっかりと理解しておくことも重要なこと。


課金モデルを変えるだけでも業界にイノベーションが起こってしまう可能性は十分にありうると思う。

まさにGoogleが出したGoogle Appsなどはまさにマイクロソフトのオフィスの独壇場にフリーというモデルで切り込んだ典型。


これらも技術の進歩とサーバーや通信といったネットワークコストが限りなく安価になったことで生まれたモデルであり、それはあらゆる業界に適用される可能性を持っている。

特にベンチャー企業においては、常に新たな挑戦をし続けていくことが生命線。
よほど確固たる事業基盤が出来ていない限りは、常に一定割合の挑戦領域を持っておくことこそが、大事な未来に向けた投資となる。

ここはメーカーにとっての研究開発のようなもので、常に賛否両論が飛び交うが、やはり未来を見据えれば見据えるほど、必要だと感じる。


もちろんこの見解については違う意見も多々あると思う。

ことインターネットやモバイルといったビジネス領域におけるベンチャー企業においては、基本的に上記の考えが当てはまる、というのが私なりの見解。

そしてそれらは企業風土や社員の意識・価値観の醸成にも大きな影響を与える。

もちろん組織風土やマネジメントの有り様次第では、単なる拡散になり、どの事業さえも軌道に乗らないという最悪の事態を招くことになりかねないのが、難しいところではあるが。

ネットベンチャーで成功している経営者の方々と話をすると、本当に新しく価値ある情報を持っていることに驚かされる。

それだけ常にアンテナを張って、自分達も何かできないかと考えているのではないかと思う。

その流れは最近では海外、特に中国にも向けられている。

中国でのVBとしてのチャンスは明らかにモバイル。


我々は組織的にも業績的にもまだまだだが、早くそういったベンチャー企業と肩を並べて海外へも挑戦していける会社になっていく必要を大いに感じる。

ということで、課金モデルの多様化に対する見識はは単なる一例だが、常にそういうことについて自分なりに本質を考える習慣を持つことが大事というお話でした。



今後新聞ってどうなってしまうんだろうか?

明治神宮前のスタバでメール処理をしながら、ふと思い、急遽ブログを書き始めた。


我々の時代は新卒で入社すると、まずは日経新聞を隅から隅まで読むようにと教えられ、ビジネスにおける基本中の基本として叩きこまれたもの。

そしてちょっと意欲が高い人は日経ビジネスも必ず購読していたような時代。


ここ最近は既に新聞を読む必要性もだいぶなくなりつつあるような気がする。

受動的なメディアとしての価値は今でも一定あるとは思いつつ、昨今はソーシャルメディアなどのツールも進化しており、自分に合致した受動的メディアもカスタマイズして創ることが可能だったりもする。


情報の質という意味でも新聞記者の書くクオリティが高いというのが今までの大前提だったものの、これだけ多くの人が個人で発信できるようになってしまうと、クオリティの差はほとんどない。というよりネット上の情報を集めた方がクオリティも高いし、ニュースの届くまでのタイムラグもない。


こうなってくると若い社員に「社会人として新聞くらい読め」という決まり文句が通じない世の中なんだと受け止めるしかないのかもしれない。

新聞社も今はまだしも、10年後は抜本改革をしない限り厳しいだろうな。

情報の非対称性を売りにしていたはずが、ネットとモバイルの普及で情報の非対称性が失われてきており、本当に価値のあるコンテンツ以外の単なる情報はあふれている時代に突入してしまった。

自分が新聞社の戦略アドバイザーに就任したらどうするだろうか??

正直答えが思いつかないなぁ・・・。


最近何かと未来の人材ビジネスの在り方などを考える。

最終的には人脈を活用したリクルーティングマーケットが主流になることと思う。

これはまさに米国のLinkedInなどがその典型的なモデル。


しかも人脈といっても親友や友人という比較的近しい人脈ではなく、知り合いや知り合いの知り合いといったライトな人脈を活用して転職するケースが増えていくことを強く感じる。

一報でLinkedInが日本でも流行るかどうかという点については、少々疑問があるのも事実だったりする。

結局日本独自のリクルーティングサービスが出来るのかな・・・・。


人材紹介とかも基本的には情報の非対称性によってビジネスを成り立たせている仲介事業であり、ネットがこれだけ進歩している現在においてはいよいよもって仲介料金はゼロに向かって突き進んでいくような気がする。

弊社のgreenはまさにその最終形、つまりネットとITを最大限駆使して、既存の人材紹介と限りなく近しい価値提供をするということを強く意識して立ち上げてきたつもりではあるが、これだけ市場が冷え込み続けている以上は、さらにコスト構造を軽くしていくことなくしては、greenさえも生き残ることはできないという強い危機感を持っている。


また当面は人材紹介はオンライン型、ネット型のgreenのようなサービスと、ヘッドハンターのような高付加価値特化型に集約する方向に進んでいくと考えているが、その先にあるのは抜本的なイノベーションモデルであり、それはまだ未知のものだと考えるべきであろう。

そしてそれを手掛けるのは、もはや人材ビジネスを生業とする会社ではなく、ネットやITのリテラシーの高いネットベンチャー企業なのかもしれない。

我々はいち早く自社をネットベンチャーと位置付け、人材ビジネスで培ったノウハウも生かしつつ、早期にネットビジネスやモバイルビジネスのリテラシーを高めることで、将来的に人材業界に大きなイノベーションを起こしていきたい。

最近ソーシャルアプリへの注目度が凄い。

ベンチャー企業はどこもかしこもソーシャルアプリ開発を行っていると言ってもいいくらいの盛り上がりを見せている。

イメージとしては、iモードが生まれた当初と同じようなバブルがきている。


まあ確かに3人くらいのエンジニアが作ったものが半年もたたずにで月商で億単位を稼ぐような市場だし、当然といえば当然。


やはりトラフィックにコストがかからないというのが一番のポイント。

従来は何かを創っても広めるために資金力が必要だった。

しかしソーシャルアプリなどは釣り堀のようなもの。
良いアプリさえ作ればすぐに会員が獲得できるし、バイラルのスピードもSNSである以上、当然ながら早い。

わかりやすく言えば、GREEが試行錯誤しながら釣りスタを流行らせて成功したようなことを、mixiの上で同等のゲームを作れれば、マーケティングコストなく、ある意味簡単に実現できてしまうということ。

トラフィックが確保されているというのは、それほど凄いこと。
ベンチャーにとっては本当にチャンスが転がっている。

但し今の過熱状況からすれば、半年もすれば一旦市場が落ち着き、勝ち組と負け組が
明確になり、勝ち組が負け組を吸収していくか、人材が集中していくかという感じかなと思う。


個人的には自らダイヤを掘るだけではなく、それによって生まれる副次的な市場に注目するのが長期的には賢いような気もする。

と言いつつ、弊社でもソーシャルアプリに挑戦する予定なんですが・・・。

未来の転職関連ビジネスはどういう構造になっているのか考えた。

現在のように、人材紹介と求人広告メディアという2つのビジネスモデルが相変わらず優位を保っているのだろうか。


私自身はだいぶ以前からも言っているが、そんな時代ではなくなるとみている。

不動産業界と人材業界は最もネット化、IT化が遅れているマーケットであり、今後急速なネット化によるイノベーションが起こっていくものと感じている。


転職市場自体は人材流動化によりますます大きくなっていく一方で、ネット化していくことで、限界費用が限りなくゼロに近づくことを考えると、転職者は増え続ける一方で売上規模という意味での市場規模は縮小することが予想される。

そして人材紹介モデルでは業界や職種に特化したエージェントのみが生き残り、求人広告に至っては格安のモデル以外は成り立たなくなるだろう。正確に言えば、いわやうるスペースブローカー的な従来の広告メディアは無くなり、ソーシャルメディアへの求人広告出稿みたいなものがメインになっていくはず。


世の中の広告費がダイレクトマーケティングからソーシャルメディアマーケティングへとシフトしているように。


つまるところソーシャルな仕組みを有した新しいリクルーティングの仕組みが何らか生まれることは総論としては間違いないとみている。

それをどこが手掛けるのか。そして成功させるのか。

私自身もgreenに続き、さらなるイノベーションを起こせるモデルは常々考え続けているが、そうそう簡単でもない。

誰が人材業界にイノベーションを起こしNEWリーダーの座につくのか。

もしかすると人材関連企業ではなく、新しいネットベンチャーなどが台頭してくる可能性の方が高いかもしれない。

人材業界もいよいよネットリテラシーなくして勝ち残ることができない時代に突入しそうであり、個人的には大歓迎。

変革なくして生き残ることはない。まさにその通り。

変われる会社だけが勝ち残る。頑張ります。

人材ビジネスは現在不況の真っただ中にいる。

この不況のトンネルには未だ出口は見えず、既に1年半が経過している。

果たして今後人材市場は回復するのか、それとももう戻ることがないのか。

個人的には人材市場自体は回復していくと考えている。


ただし従来の形の市場がそのまま戻ってくることは考えにくいということ、さらに回復するタイミングとしては、景気全体の回復のちょっと後だと思っている。

つまりおおかたのアナリストの景気回復予想が年末だとするならば、来年前半くらいから少しづつ回復基調になっていくのではないかと予想される。


従来の形がそのまま戻らないというのは、そもそも今まで成り立ってきたサービスのほとんどが、企業の採用費に依存するモデルであったこと、そしてアナログに営業力勝負であったことが一つの課題だと感じる。

今後も人材流動性が低くなる可能性はないどころか、高まっていく事を考えれば、転職ビジネスはまだまだ将来的に伸びていくと言えるはず。

とするならば、新たな転職サービスの形が出てくるはずであり、今年か来年あたりはその変革元年となることが予想される。

変われない会社はすたれていくだけだろう。

弊社のgreenはまさにオンライン人材紹介と称するサービスで、従来のアナログで高額な人材紹介をオンライン化して安価に提供していこうという発想から生まれている。

これも未だ苦戦中ではあるが、将来性はあると思っている。

それ以外にも個人側から課金するモデルや、フリーのサービスなど、今後様々な形態のサービスがVBから生み出されていくことと思うし、それが時代の移り変わりのあるべき姿だと感じる。

歴史ある企業ほど変革が難しく、こういう時代の変わり目においてはVBがその変革をリードしていくのが当然であり、米国などではその新陳代謝がスムーズだからこそ、あれだけの経済的活気が維持されるし、次から次へと世界レベルの企業を輩出することができるのだろう。

日本ももっともっと各業界で起きている変革をVBがリードするようになっていければ、また新たなステージに入るのではないかと感じる。

ソフトバンク、楽天、サイバーエージェントなどがその第一義を担ってくれたはず。
であれば我々は第二、第三の変革者として、市場をリードし、新陳代謝を促進していくことをもっと強く意識して経営を担う必要があるのかもしれない。

この不景気を嘆くことなく、大いなるチャンスと捉えたい。

GPS搭載の携帯電話が普及したことによって、位置情報を活用したサービス、いわゆるジオメディアと呼ばれる類のサービスが様々生み出されている。


位置情報の持つ価値は大きい。

それを上手に活用すると、今までにない新しいサービスが生まれるはず。

日本はGPS搭載携帯電話の普及が世界でもトップクラスに早かったこともあり、位置情報を活用した有益なサービスモデルが作れれば、世界にも輸出可能。


ただ想像以上にアメリカの企業の動きが早い・・・。

一番違うのは起業家の数とそれを支援するVCやエンジェルの存在。
そしてすぐにグローバルを見据える感覚かな。


しかし位置情報を活用したサービスはまだまだこれからだと思うし、面白いサービスが考えられれば、いろいろと可能性はありそう。

ということでちょっと考えてみよっと。


弊社の運営する求人サイトgreenにおいて、心ない数社による残念な事件が発覚した。

greenは成功報酬型という、求人サイトとしては業界でも初めての特殊な料金形態をとっており、実際に採用が確定した段階で料金を支払ってもらうモデル。

これは基本的に利用企業と弊社間での信頼関係、つまり性善説がベースにあって成り立っているサービス。
もちろんリスクヘッジも含めて、求職者からレポートがあがってくる仕組みや、違反企業を見つけ出す方法は持っているものの、やはり基本はルールにのっとった信頼ベースの取り組みということが前提となっている。


しかし昨年より数社の掲載企業において、このルールを明らかに故意に破った企業が発覚する事件が起きた。

採用したにも関わらず、本人に口止めまでして、弊社には虚偽の報告をするという極めて悪質な行動がなされていた。弊社としてそれに気付いたからには、しっかりと請求をさせて頂くのは当然のこと。そうでないと真面目に報告してくれている多くの利用企業様が馬鹿らしくなってしまう。

そのうちの1社には早速弁護士を立てて遅延金も含めて追求したところ、謝るわけでもなく、何らコメントも連絡もないまま、先方も弁護士を立てて対応してくるという意味不明な行動。どういうことなのか?!

そもそもあからさまに締結した契約を違反しているにも関わらず、なぜこのような行動に出るのか、同じ経営者としてあまりにも信じられない。

現在訴訟手続きを進めているので、あまり詳細は語れないが、経営者としてあるまじき非常識さである。そういう人が会社を経営するなんていうこと自体が間違っている。

私の性格上、できることなら呼び出して目の前で説教したいところだが、訴訟を控えていることもあり、恐らく弁護士に止められるんだろうな・・・。

しかしこんなの訴訟も何もあったもんじゃない。
食い逃げや万引きと同じ行為であり、争うものであるわけがない。

と、憤りを抑えきれずブログで発散させてもらいました。

あまり意味ない内容ですみません・・・。

年始よりちょっと風邪をこじらせており、やっと少しづつ復活です。

さて1月1日の日経産業新聞にも掲載されたのですが、弊社にてSEOの無料診断サービスを始めました。


なんでうちがこんなサービス始めたか?!


背景は話すと長く、いろいろとあるのですが、突き詰めると偶然弊社が懇意にしているクライアント数社から、お薦めのSEO会社について相談を受けたことがきっかけでした。

それらの会社の話を聞いたところ、依頼しているSEO会社に何らかの不信感を持っているものの、順位が下がるのが不安で変えることも、契約を見直すこともできないでいるんだが、どうしたらいいか?というものがほとんどでした。

想像以上に同じような悩みを持っている会社が多いことに驚き、それならうちがお薦めのSEO会社を紹介するよ、ということから話は始まりました。

その口コミが流れに流れ、多くの相談を頂くようになったので、改めて無料相談サービスとして打ち出して、今一つなSEO対策をしているような会社さんには、我々が推奨するSEO会社をご紹介するようにしています。

もちろん非常にクオリティの高いSEO施策をされている会社さんも沢山ありますので、そういう場合はそのまま頑張って下さい、とお伝えしてます。

ただ一方であまりにレベルの低いSEO企業も沢山あるのも事実です。
なんだかどんどん増えているような気がしますが・・・。

弊社がご相談受けたうちの半分くらいは、契約先を変更したほうがいいと思うような状況にありました。

SEOというブラックボックスになりがちなサービスゆえに、この診断サービスは非常に引き合いが多く、ご評価頂いています。

ちょっと当初の想定よりも引き合いが多すぎるため、依頼頂いてからちょっとお時間を頂いてしまうことになってしまっていますが、もしご興味がある会社さんがあれば、いつでもお問い合わせ下さい。

と、久しぶりに宣伝ブログでした♪

ベンチャービジネス界における最近の話題はもっぱらSNSアプリ。

mixi、モバゲーのオープン化がニュースとして流れて以来、SNSアプリに挑戦・参入しようとする会社が後を絶たない。


恐らくネットバブルが起こった2000年に近いレベルでの波が来ていると言っても過言ではないだろう。

どんな形であってもこの波には乗るべき、そう考える経営者が次々に参入を試みている現実。


SNSアプリの魅力は、従来のようにユーザーを集めるためのコストが不要であるために、小資本のベンチャー企業にとっては大きなチャンスがあるということ。

また海外勢力も多々あるものの、日本独自のガラパゴスと呼ばれているモバイル市場に関しては、海外勢も簡単には進出ができずにおり、その点は日本企業に優位性が明確にある。そしてそこで実績を出せば世界に持っていけるという魅力も。

そう考えるとこれからの勝負は、

いかに当たるアプリを企画できるような人材がいるかどうか、また一種確率論なので、如何に数多くのサービスをスピーディーにリリースするだけの開発リソースがあるか

という勝負になるはず。


個人的にはビジネスチャンスとしては興味を抱きつつも、自社の持つケイパビリティなどを考えるとちょっと参入に躊躇してしまうというのが本音。
これまた人材ビジネスという、我々の培ってきたノウハウとの相性も全く良くないし・・・。

ネットバブルに続き、mixiアプリバブルの波もいまいち乗れなそう・・・。

ただこういう波はそうそうくるものではない。

資金リソース、人員リソースなどの面から、もし可能な会社であれば間違いなく進出すべきだし、そこに張っておくことでいろんな発展が考えられるはず。


と啓蒙しつつ、私達はまずは傍観しつつ、次のビックウェーブを待つとしよう。

現在11月にリリースしたWhite CardのiPhoneアプリバージョンを開発予定。

その過程でちょっとノウハウ的に社内では完結できそうもないことが発覚。

どこか開発会社に依頼したいな、と思ったものの、開発会社の選定って難しい。

特にiPhoneアプリとなると、まだ新しいカテゴリーでもあるため、それほどどこもノウハウを持っていないということがある。

さらに弊社が潤沢な資金を有しているならまだしも、そうではないとなると、如何に安価で如何にノウハウを持つ会社を発掘できるかどうかが肝となる。


そう考えると結局は人脈経由でどこかいいところを紹介してもらって、特別価格で案とか対応してもらうという結果に収まることが多い。

一方で複数企業でコンペしてもいいんだけど、必要以上に時間がかかってしまうのが嫌だし、なんだかコンペに参加する方も面倒臭いと思うんだよね。そう考えると仕事が選べる会社はコンペなんて出ないんだろうし。


システム開発は本当に難しい。

誰かもしいい会社知っていたらぜひ教えて下さい!!

仕事をする上で大事なのは、自分のパフォーマンスにこだわること。

ついついPCに向かってメールを処理しているだけで仕事をしている気になりやすい。

1時間おきくらいに、この1時間自分が何をしていたのかを振り返ることが大事。


人は弱いので、どうしても自分には厳しくできない。

でもやはり頑張っているという気持ちだけでは成果は出せない。
成果から逆算してやるべきことをやる。

限られた時間というリソースを何に使えば、自分が最も成果を出せるか、それをちゃんと考えないといけない。

個人でいえば、週末や夜の時間も同様。

リフレッシュするのも必要だし、友人と飲みに行くのも必要だろう。

一方で時には休みなく仕事するというのもありだろう。


その都度、その都度、自身が果たすべきミッションにおいて、限られた時間を何に使うかが勝負の分かれ目。

成功している経営者ほど無駄な時間の使い方は一切しない。

だからこそ移動時間さえも有効に活用しようとするし、MTGは時間を限ってやる人が多い。また朝早い時間帯などを活用する人が多いのもそういうことだろう。
一方でそういう経営者は、夜は付き合いがあったり、週末は趣味の時間や読書にあてている人が多く、本当に時間の使い方がうまい。


私もついついメールやTwitterなどに時間を使ってしまいがち。

典型的な自分に甘いタイプ。。。


今日何やったんだっけ?ということをちゃんと記憶していて明確に人に伝えられる人は、間違いなく成果を出せる人。


ということで私も改めて時間の使い方を意識しなおすことにする。


早速、まずはビジネスにおいて来年1年間で実現したいことを考える。

その上でここから3月末くらいまでで実現したいことを絞り込む。

そこに向けて私がやるべきことに絞り込む。

さらにそれらの中から年内にやっておくべきことや考えておくべきことを明確にし、それをスケジュールに落とし込んでいく。


と思ったけど今から会食に出ちゃうので、上記タスク整理は明日からにしよっと。

本日の日経産業新聞の4面にも掲載されましたが、やっと弊社から新しいサービスがリリースされました!


その名も、

WhiteCard

です!


簡単に説明すると、いわゆるデジタルの名刺だと思ってもらえればわかりやすいかと思います。

ビジネスの世界では相も変わらず紙の名刺を交換する商習慣が根強く残っていますが、遠くない将来、その名刺がデジタルに置き換わっていくことは間違いないと思っています。

最近はアナログな名刺のデジタル管理のサービスや、プロフ、SNSなどが広まってきていることや、iPhoneやAndroind携帯の台頭などによるスマートフォン市場の盛り上がりなどを考えると、それもそれほど遠くない未来ではないかと推測しています。

WhiteCardはまさにそのデファクトスタンダードを狙ったサービスです。

とはいえ、、、、まだまだベータ版ということもあり、少々改善余地ありですが。

コンセプトや雰囲気はなかなかかなと思っています。


ビジネスシーンにおいて信頼関係を築くためには、いくつかの要素があるといわれていますが、その中でも共通事項というのは結構重要だったりします。
共通事項というのは、同郷であったり、同じ大学や高校、趣味が同じ、年齢が同じ、共通の知人などなど。

それだけで初めて会った人でも妙な親しみを覚えたり、話が盛り上がったりした経験が誰でもあると思います。

WhiteCardはまさにそんなシーンを演出するツールになっていければと思っています。


弊社期待の星である1年目の社員を主担当として、若手を中心に頑張って立ち上げた祈念すべきネットサービスです。

ぜひとも皆様からも忌憚なきご意見を頂ければ幸いです。


ちなみに、、、

不景気だからといって人材ビジネスから脱出しようと思っているわけではありませんので、誤解なく・・・。greenも人材紹介も引き続き頑張ります!

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