麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

カテゴリ: 転職・キャリア

久しぶりに転職に関するテーマでブログを書いてみる。

多くの人の転職を見てきて思うこと。
それは転職を失敗する人が如何に多いか。

我々エージェント業を営む立場でも、もっと的確なアドバイス、的確な支援先の選定など、考えるべきことは多い。

一方で転職において大事なポイントを抑えておく必要がある。

大事なポイントは3つある。

一つは、何故転職しようと思ったのか、ということを明確にすること。
二つ目は、何故その会社を選ぶのか、ということを明確にすること。
三つ目は、上記の二つが合致しているかどうかを考えること。

これ当たり前のようでほとんどできている人がいない。

例えば、ハードワーク過ぎることが理由で転職したいと思っているとする。
でもいろいろと求人をご提案していると、その人が転職先を選ぶ軸は給与と勤務地だったりする。
それじゃあ何のために転職することにしたの?という感じになる。


そんな話を結婚相談所を運営している経営者の方と話をしたとき、結婚も全く同じだと盛り上がったことがある。

つまりバツイチの女性が登録にきて、離婚の理由を聞くと、お互いが忙し過ぎてすれ違いだという。でも提案した候補者リストの中から選んでくるのはほとんどが外見と収入の高さだという。

収入が高い人は忙しい傾向があるのは明確で、それこそまた同じ結果に陥りかねないことは誰が考えても明らかなのに、当の本人は至って真面目に選んでいるつもりで、その不一致というか矛盾に全く気付いてないケースがほとんどというからびっくりする。


転職でもしかりかもしれない。

そもそも転職活動をしているうちに、次の会社のことばかりに気がいっていて、どんな理由で転職することを決断したのか忘れてしまっているような感じかもしれない。

ちなみにそういう中でも多いケースは、人間関係や働く雰囲気が理由で転職するのに、年収や職務内容で転職先を決断するケース。これは相当多いから要注意。

そもそも転職理由が人間関係や働く雰囲気である人は相当多い。
その割には転職先を選ぶときにその点をあげてくる人はあまりいない。

勿論、転職先となる会社の社内の風土や人間関係を、社外にいるときにどこまで知ることができるかという難しさはあるのは事実だが、見極めようと思えば方法はいろいろある。

加えていうと、長く安定して勤めたいという理由で規模感や業績を重視して企業を選ぶ人も多いが、そういう人が風土や人間関係を理由に転職を重ねてしまっていたりするケースも多い。。。

なので大事なのは、辞める理由と入る理由を一致させること。
その確度を高めるためにも、入ろうと思っている企業をちゃんと知ろうと努力すること。

それが転職の成功確率を高める大事なポイント。

このブログを読んだことで、1人でもいい転職ができてくれれば嬉しい。

この度、11月1日から開講される

エンジニア道場

の参加者の募集を始めました!

エンジニア道場とは、全くのエンジニア未経験者に対して30日間のエンジニア養成基礎プログラムを受講してもらうことによって、エンジニアとして就職・転職を実現するプログラムです。


昨今の就職・転職市場においては就職難とか不景気ということが叫ばれて久しく、失業給付金や職業訓練などの予算が日に日に手厚くなる次第。
しかし現在の職業訓練などは正直リアルビジネスの世界では全くの無意味。
正直そんなところに予算を割くくらいならもっとやれることがあるだろうと言いたい。

学生においても就職難だということで、就職浪人がすこぶる増加しているという。
その結果、自己分析や就職対策サービスなどのニーズが増えてきているが、果たして1年もかけて自分を見つめ直すことが正しい時間の使い方なのかと感じる。


そういった疑問に答える1つのソリューションとして取り組むことになったのがエンジニア道場

この度、モバイルカンパニーのエフルート社と組むことで実現した無料のエンジニア養成プログラム。

エンジニア未経験であっても、やる気、意欲があれば30日間で就職できるレベルのエンジニアになれるのがこのプログラムの特徴。

自己分析を何ヶ月も繰り返し、面接のトレーニングを繰り返すよりも、自身の就職可能性を広げるはず。

学歴や職歴によって自身の可能性に限界を感じて悩んでいる人や、安定したキャリアを模索しながらも何が安定かを測りかねている人にとって、エンジニアへの第一歩を踏み出すには非常に有意義なプログラム。

社会のデジタル化により、書籍だろうが、音楽だろうが、教育、医療、物販、コミュニケーション、あらゆる分野で求められているのがエンジニア。

20代のうちに本気で取り組み始めれば、今からでも世界で通じる一流のエンジニアになることも十分に可能な世界。

本気で自分のキャリアを変えたい人にとっては本当に大きな転機となりうるプログラム。


そもそもエンジニアへの一歩を踏み出すのはあまりにハードルが高い現実もあり、雇用のミスマッチが埋まらないまま現在に至る。
本来であれば国や大学、専門学校が率先して埋めるべきミスマッチの溝。そこを何とか埋めるきっかけになれば。。。。


更にはトレーニングを施すだけではなく、卒業後の就職先まで斡旋できるのがこのプログラムの強み。

成長企業への人材サービスにおける確固たる実績を持つ弊社のネットワークにより、既に複数の優良成長企業から受け皿としての打診を頂戴している。

いろんな意味で社会に意義があるサービスになれば嬉しい限り。

応募期日は10月27日(水)なので、興味のある人は以下の応募要項を確認の上、是非ともご応募下さい。

エンジニア道場応募に関する詳細について

今日、多くの会社で新入社員の入社式が行われているだろう。

天気も良く、新入社員にとっては本当に気持ちの良い門出になったことと思う。


一方で現在就職活動を続ける学生はいよいよ4年生に突入し、まだ内定ももらっていない人達は焦り始めている時期かもしれない。

そんな日本の学生の就職活動について、多くの人のキャリアを見てきた立場から一言アドバイスをしようかなと思う。


このブログでは過去に何度も似たようなことを言ってきているが、まず第一に認識すべきは安定とは会社に求めるものではなく、自身に求めることであるということ。

それがまず前提の中の前提。そこがわからない人はいつまでたっても不安と付き合い続ける社会人人生になる。

それを理解頂いた上で、ここから先は個人の価値観や生き様によって異なってくる。

もし高い向上心と意欲を持って社会に出るつもりがあるのであれば、個人的には将来性のある領域・業界に身を置くことを薦める。

例えば、ITやインターネットやモバイルなどはその典型。

そうでないとしても、医療や介護、農業などもあるかもしれない。


個人的に興味がある分野どちらでもいいと思うが、もし起業や経営に興味があるようであれば、前者の方が望ましいかもしれない。

それは業界特性として先達のツワモノ達、つまり高度経済成長を支えてきた強烈な経営者やビジネスマンの人達と比較したときに、唯一若いビジネスパーソンに分がある領域だからである。

しかもITやネットの領域は、知識労働モデルであるため、資本や設備による競争ではなく、人智による競争になり、なおかつレバレッジが効かせやすい領域でもあり、若い人達にとっては経験や資金力を知恵で補いやすい。

事実アメリカなどで若い起業家で成功を収めているのも、ほとんどがこの分野だったりするのは、偶然ではない。


勿論起業も経営も興味ないが、車が大好きで車に関わる仕事に就きたいということであれば、TOYOTAなどもいいと思う。TOYOTAが今後大きく成長することは考えにくいかもしれないが、なくなることも当分ないだろう。

そこでコツコツと技術を磨いたり、自分の専門性を磨いていくことは悪いことではない。ただし大事なのはTOYOTAさえも全く安定ではないということを理解すること。

それを理解した上でやりたいからやる、という意思決定をするかどうか。

その場合はTOYOTAが将来的に大規模なリストラや給与削減に踏み切るであろうことも想定しておく必要がある。

それでも価値がある人材になれれば勿論問題ないし、今後発展途上国を中心に自動車産業に関するノウハウへのニーズは高まっていくことを考えると、早いタイミングで発展途上国の自動車会社に転職して、そこでのぼりつめていくという道もあるかもしれない。


何が言いたいかというと、大きい、有名、今利益が出ている、ことが安定ではないということ。

JALでさえこの有り様。

原理原則本質論。

プロ野球選手やプロサッカー選手を見ればわかるとおり、力のある選手は海外でも日本でもどこでも仕事の機会がある。
しかしどんなにメジャーチームに入れたとしても、自分が力がなければすぐに解雇されるだけのこと。

であれば大事なのは、本当に自分が力をつけられる環境を選ぶこと。

それがあなたにとってどこなのか、そういう軸でちゃんと選ぶことが大事。

それが本当にテレビ局なのか?

それが本当に旅行会社なのか?

それが本当に新聞社や出版社なのか?

そこでどんな責任や裁量が与えられるのか?
そこで具体的にどんなミッションを任され、どんな力が身につくと考えているのか。

改めて就職について考え直してみてほしい。

若く優秀な力がどこに集まるか、それは日本の経済活性に大きな意味がある。

我々はもっと声を大にして伝えていく義務があると思っている。


今日はエイプリルフールですが、いつも以上に真面目なブログを皮切りに、下半期も頑張っていきます!!









最近の世の中を見ていると本当に大きな変革が起きていると感じる。

高度経済成長期においては、多くの自営業者の中から、一部の優秀な人達だけが大学に行き、そういう人達がソニーやトヨタを成長させてきた。

その頃はまさにそういう会社に入社することが憧れだったし、給与もずば抜けていたのだと推察する。

まさに今の中国がそうであるように。

今の中国では日本企業などに入ることが大きなステイタスになっている。
もちろんほとんどの人は入れないがゆえに、余計にそういう想いが強いのだろう。


しかし日本は既にその時代からは大きく様変わりしてきている。

当時成長し続ける一流企業のサラリーマンになることがステイタスであり、最も高給を得られた時代から、今ではリストラ、倒産、M&A、減給など、アンコントローラブルなリスクを背負わざるを得ない立場になりつつある。


私の感覚では、近い将来に優秀な人ほど早いタイミングで独立して専門家として個人事業主になったり、起業したり、アーティストになったりするような時代に突入していくような気がする。

いわゆる情熱大陸やソロモン流に出てくるような人達。

そういう人達こそが最も安定したキャリアと収入、そして忙しい中にも自由を有した、まさに民から羨ましがられるような存在になっていくのではないだろうか。


逆にサラリーマンこそ自由もなく、毎日朝から晩まで働きながらも、いろんなアンコントローラブルリスクにさらされていて大変な職業だよね、なんて言われる時代も、そう遠くないかもしれない。


こうなってくると何が正しいか、何が安定かではなく、自分は何をやっていきたいかを明確にし、その道では一流になっていくということが、今まで以上に大事になっていくように思う。


つまるところ、キャリアデザインというのは、人との差別化であり、自分が他の人よりも頑張れる領域や長けている領域で突き詰めることでしかないのだと、改めて実感する今日この頃。

人材関連サービスの社長らしく、たまにはキャリアについて考えてみました(笑)。

働く上で、何かを目指して頑張るということは大事。

自分や会社やサービスの未来にワクワクしたり、期待したり、興奮したりできる、そんな働き方ができている人はどのくらいいるのだろうか。


大企業は安定していて右肩上がりの給与で福利厚生もしっかりとしている。
まあ確かにその通り。

ただ本当にそれで楽しいのか。

そもそも右肩上がりの給与テーブルに期待したり、ワクワクしたりして働いている人なんているのだろうか?いないだろう。

別に日本人は仕事にワクワクとか求めないのかもしれない。

でも頑張っても頑張らなくても、あまり給与も変わらない。


もちろん大企業の魅力もある。
ベンチャーではできない大きな仕事やディールに携われる。
世の中に対する影響力のあることができる。
そしてそういう仕事を遂行していけば当然ながら力がつく。


事実、ソニーやリクルートの50代の方々などは相当な実力を持っておられる人が多い。成長途上の中で20代、30代からいろんなことを任され、リスクを取りながら必死になってビジネスに取り組んできた。

いわゆるくぐってきた修羅場の数が違うし、規模も違う。

ただ彼らは今のソニーやリクルートには入らないだろう。

なぜなら今の停滞する日本経済における大企業では、自分の実力や責任でやり遂げたと言える立場になるためには、おおよそ45歳以上、場合によっては50歳以上にならなければ、責任と裁量なんてもてる仕組みになっていない。

30代でマネジメントの経験ができる大企業なんてほとんど見たことがない。

そういう会社で頑張っている優秀な30代は、まさに自分のキャリアや市場価値を犠牲にして、その会社に貢献していると言っても過言ではない。


本来は優秀な人材を獲得するためには、責任や裁量を任せていくことが大事であり、その結果であるパフォーマンスに見合った報酬を提供することが大事なはず。

プロ野球選手やプロサッカー選手を見れば明らかであり、それが市場性というもの。


日本の労働市場はどうも市場性が働いていない。

その根本的な原因は学生の意識や考えの浅さであり、さらに言えば教育そのものにあるのだと感じる。

本質を考えることや、人と違うことなどを推奨しない日本の教育にこそ問題があるように感じる。

JALが債務超過でリストラをする時代において、安定している企業なんて存在するわけがない。

であればどうやって会社を選べばいいのか。

いろんな基準や価値観があるので一概には言えないが、やっぱりワクワクしたり、何かを目指して働けたり、将来の自分に期待できる、そんな働き方ができるところを選ぶのがいいような気がする。


自分がやりがいを持って働いていると、いくら無名のベンチャーでも、いくら給与が安くても、恐らく自信と誇りをもって人に伝えられるはず。

やはり自分には嘘はつけない。

どんなに有名な会社でも、自分が日々やりがいを持って、夢をもって働いていない限り、誇りと自信を持つことは難しい。

日々やりがいを持って働けること、目指すべきものがあり、それに向けて頑張っていることは、本当に大事。


私自身も創業7年目なのにまだまだ成功とは程遠く、株主の方々には申し訳ない限りではあるものの、少なくとも自分自身は誇りも自信も持てているし、毎日忙しいが楽しくやれていることは幸せだなと感じる。


そういう根本のところから、日本の労働市場や転職市場を変えることができたら面白いのに、、、、と今日多くのサラリーマンの表情を見て思った。

このブログでは何度も社外の人との交流の重要性について書いてきた。

最近だとキャリアの一要素としての社外人脈の重要性について書いている。


社外人脈の形成


キャリアという意味での人脈形成としても勿論価値がある、自己認知、自己成長のための社外交流も大事だと最近強く感じる。


若いうちは積極的にベンチャー企業や外資系投資銀行やコンサルティングファームで働く意欲的な同年代のビジネスパーソンに会って、刺激をもらったり、自分の成長度合いを客観的に把握したりすることが大事だと思う。

負けたくないとか、俺ももっとやってやろうと思えるだけでもいい機会になる。

30代になっても同様。

大事なのは自分が刺激を受けられるような人と積極的に交流を持つこと。

どんな人だと刺激を受けられるか。

ここは多少なりその人によるところもあるかもしれないが、私が日頃社外で会って刺激をもらうのは、ビジネスに夢と信念を持って目を輝かせながら働いている人達。

もちろん既に大成功を納めて、引退気味の経営者から頂く情報やアドバイスも十分価値はあるが、それ以上に同じようにアントレプレナーとして大きな夢を持って日々仕事に没頭しているような人と会って話すと、それだけでエネルギーをもらえるし、もっと自分も頑張ろうと思える。


自分も頑張っていれば、先方にも刺激を与えることができるので、自然にその場は大盛り上がりにいなるし、お互い良かったと思えるはず。


逆に自分が頑張っていないとそういう人と会っても自分は何も発信できないため、ついついそういう場に行くことを避けるようになってしまったり、行っても対等に話しができないために盛り上がれずに終わってしまったりするはず。


結果的にそういう人は自分が対等以上に話せる相手を選んで交流するようになってしまうことが多い。
その場は傷の舐め合いにはなっても、お互いが刺激を与え合ったり、自分の成長度合いを客観的に把握したりするような場にはなりようがない。


自分の意欲が失われているときこそ、社外でエネルギッシュに働いているような同年代の人と会って、いろいろと語り合うことが大事。

私自身もそうやって自分を高めてきたし、今でもそのための時間やお金の投資は、例えウェットスーツを諦めてでも惜しまないようにしている(笑)。


このブログを読んでドキッとした30歳以上の人、手遅れにならないうちに気張ってビジネスの一線にカムバックしてみて下さい!!


勿論仕事は生活費を稼ぐための手段という人にとっては上記は全く関係のない話しであり、あくまでもビジネスにおいてイニシアティブを取って働きたい、そして成功したいと思っている人だけに向けた話しです。

最近は転職に苦労している人が多い。

20代の人でもなかなか良い転職が実現できないで、四苦八苦している人が目立つ。

企業は不景気の影響か、採用ニーズがあったとしても採用に関しては必要以上に慎重な姿勢を崩さない。

そういう意味では本当に力がある人、つまり企業にとっては本当にその人を採用したら会社にとってメリットがあると思える人しか採用されない市場なのかもしれない。


ちなみに市場で生き残るキャリアとは・・・


いろいろな見解がある。

例えば、

・若くして責任と裁量を持って仕事をしていること

・スペシャリティ(専門性)を磨くこと


などが良く言われること。勿論これは大正解。


それ以外にあえて最近思うことは、

自ら意思決定を下してきた場数

というのもかなり大事だと感じる。

まあある意味若くして責任と裁量を任せれることと近しくはあるが。


やはり日本の大企業の経営者(創業者を除く)が、グローバルな転職市場で評価をされない理由もそのあたりにある。50歳くらいになるまでの間に意思決定や経営判断をしてきた経験や場数があまりに少なすぎる。

それも一定のリスクを負った判断となると皆無だろう。

失敗も含めてその場数をどれだけ踏んできたかが、キャリアとしては結構大事になってくると感じる。

これは経営者だけではなく、一社員でも同じことだと思う。

自ら考え、自ら判断を下し、何かを実現してきた人はやはり力がある。
勿論実行前に上司に相談したり、報告したり、許可を取ったりするのは組織である異常は当然だが、そこはあくまでも組織における立ち回りであり、大事なのは実質的に自らが考え意思決定を下してきた数。

そしてその事項が大きければ大きいほど、リスクも大きいし、判断も難度が上がるため、経験値としても高まっていくのだろう。

そういう意味では若くして大きな責任と裁量を負うことで、そういう経験が積めるのだろう。


なのでいくらベンチャー企業に入ったからといっても、上記のような場数を踏まないままに時間を過ごしてしまっては力がつかないし、一方で大企業で何十億円のプロジェクトに関わってるとしても、自らが意思決定を下していない限りは単なる歯車であり、力にはなっていないはず。


こう考えると、やはり本質的なキャリアを築くためには、職種や業種以上に大事なことがあるのは間違いなさそうだ。

本日エグゼクティブサーチファームの方とランチをしながら情報交換をする中で、グローバルに優秀な人材とは、というネタで盛り上がった。

我々は600〜1300万円くらいの方々、業界的にはミドルエグゼクティブとか、若手経営人材などという層に強みを持って活動しているが、グローバルなエグゼクティブサーチファームとなると、年収1500万円以上の方で経営経験のあるような人材が主なターゲットとなる。


そんな中で面白かったのはコンサルティングファームの話しと日系大企業の話し。

コンサルティングファームの人は、30才前後の方はまだ選択肢がある。
そこはまさに我々の得意な領域。
行き先の多くは成長企業の経営幹部ポストが多い。

一方大卒後、34歳くらいから44歳くらいまでコンサルティングファーム一色で経験を積んでしまった人が一番難しいという。
我々のClientsにとってはそもそも年収レンジが合わないし、実行力や組織マネジメント能力という点でもスキルセットが異なる。
一方でエグゼクティブサーチファームからしても、グローバルな企業で事業会社での経営やマネジメント経験がない人をダイレクター以上で登用する可能性は極めて少ないという。

ターンアラウンド(再生)など特別なタイミングではありえるのだろうが、通常の経営幹部としては、HRマネジメント(人的、組織的なマネジメント)の経験が不足していると指摘されてしまうらしい。このあたりは成長企業での評価と一緒。


やはりグローバルな経営人材を目指していくならば、30才くらいまでに2,3年の戦略ファーム経験を積んだり、MBAを獲りにいくのはありだが、35歳を超えてまでコンサルティングファームに留まってしまうと年収も合わないし、経験も偏りすぎてしまうというのが、私とサーチコンサルタントの方の共通の見解だった。


もう一つの日系大企業の話しも面白かった。

英語ができて経営を担ったことがある人材のニーズが多いエグゼクティブサーチファームでは、主に外資系経験者を中心にサーチをしているという。


そこで出てくる疑問は日本の企業の経営者達で英語ができる人達では駄目なのか?

結論としてはNGだという。

まず経営経験の長さや深さと、年齢がグローバルに見ると見合っていないという。
しかもサラリーマン的な経営者が多く、意思決定能力や戦略的思考が極めて弱い人が多いということもあるらしい。

さらには海外のビジネス事情に極めて疎いということもあるとのこと。
うーん・・・・なかなか厳しいご指摘。


海外の大企業では20代後半くらいからエグゼクティブを育成するための抜擢人事が盛んに行われるが、日本では年功序列から抜け出せないまま、力のある30代中盤くらいの人がサラリーマン的中間管理職(課長や係長)にダブついてしまっている。

リスクも取った行動や意思決定が許されるような風土や責任・裁量もない中で、次第にサラリーマン化してしまうことで、社内ではいくら出世したとしてもグローバル市場での価値は下がっていく。


なるほど、なかなか世の中厳しいと痛感する。


一方我々ベンチャー企業も非常に難しいところ。

若くして責任と裁量は持っているし、意思決定や戦略構築の場数は踏んできているのは間違いない。しかしいかんせん動かしているスケール、すなわち組織規模や売上規模やカバレッジエリアが小さい(狭い)のがネックとなる。


なんだか日本にいるとグローバル人材として市場価値を高めることさえも難しいという結論になりつつあるが・・・。


とにもかくにもいよいよもってグローバリゼーションの波が日本にも届いてきているのは間違いないわけであり、その市場の中で勝ち残っていくには相応の力が求められる。日本独自のルールに固執していると、そのうち痛い目にあう。


自分のキャリアの棚卸しと、将来に向けたキャリアデザインは行っていくべき。

特に日本大企業の中には、技術者を中心にグローバルでもトップクラスの価値を有している人材が眠っているのは間違いない。(勿論ごく一部だが)

発光ダイオードの中村氏がいい例。

今こそグローバルな市場における自分の価値を知っておくべきだと思う。

興味がある人は是非。

以上、英語すらできないドメスティック経営者の言いたい放題なブログでした。。。

最近こういうご時勢ゆえに、キャリアに関する相談をもらうことが多い。

そんなこともあって、ちょっとキャリアに関して書いてみることに。


キャリア=専門知識や実務経験

と思っている人が結構多い。


勿論キャリアを形成する一つの要素として、専門知識や経験が重要なのは言うまでもない。ただ実はそれだけではない面があり、そこがあまり理解されていない点。

それは「人脈」。

何かを実行しようと思うと必要になったり、価値を発揮するのが「人脈」。


実は本質的に市場価値が高い人、つまり本質的に成果を出せる人の多くは、圧倒的に価値ある社外人脈を有していることが多いという共通点がある。


例えば何か新規事業を立ち上げる際にも、知り合いのWebデザイナーに格安でWeb制作を依頼し、知り合いの投資銀行マンに資金調達のアドバイスをもらい、知り合いの資産家社長に資金を提供してもらい、知り合いの企業に営業して売上を立てる、といった具合に、人脈があることでスムーズになるシチュエーションは、ビジネス上多岐に渡るのは想像できるはず。


そういう人脈があるかないかということでのバリューは大きく異なる。
特に30代以降でマネジメントや一定の責任と裁量を持つようなポジションに就く人においてはなおそうである。


一方でじゃあただ知り合いが多い人は市場価値があるのか、というとそれはここでいう人脈とはちょっと異なる。


大事なのはお互いに信頼できる関係性が築かれているかということであり、それがない単なる知り合いは、キャリアという意味での人脈には値しない。

つまり「君から頼まれたからには力を貸そうじゃないか」とどれだけの人に思ってもらえるかということがキャリアにおける人脈。

勿論、人脈とスキル・経験のバランスにおいて、エンジニアのようにスキル・経験の方が人脈よりも重要度が高い職種もあるのだが・・・。



私は、昔からキャリアという言葉の定義として、

「将来に渡って自分が望むことを実現するための知識・経験や人脈」

だと理解している。これについては随分昔のブログでも書いている。


多くのサラリーマンは毎日会社と自宅の往復で終始しがちだが、それだと自分の進みたい道を自分で決められる力はいつまで経っても得られない。


一方で、良くいろんな交流会に顔出しては名刺交換ばかりしている若い人を見かけるが、それはそれであまり意味を成さない。いたずらに知り合いを増やしても、キャリアという意味では価値をもたないのは上記したとおり。


相応の方と信頼関係を築くためには、まずは自分の持つ魅力(実力や経験や知識や情報など)を磨くことが大事。
お互いにWin−Winとなる要素がない限り、なかなか信頼関係は築けない。


つまり若いうちは自分に真の実力をつけることに時間やお金を投資することが大事であり、30代以降はそれを武器に人脈を構築していくというのが一番スムーズなキャリア形成といえる。もちろん30代は実力を磨かなくていいという意味ではないが。。


とはいえ多くのサラリーマンは、30代にもなると金銭的なゆとりもないだろうし、家には家族が待っているということもあり、時間やお金を投資することが難しいのも事実。


ただもし将来的に自分が望むことを実現したいのであれば、少なくとも40歳くらいまでの間は、金銭的に貯金したり資産を購入したりするよりも、自分のキャリアのアップサイドに時間もお金も投資することが重要。


独身かつ経営者の私が言うとちょっと極論かつひがみに聞こえるかもしれないが(笑)、こういう景気の中でも一切の不安もなく自由に生きている人達を目の当たりにすればするほど、そう思わざるを得ない。


結局は自分が将来どうありたいかを明確に持つことが大事。
学生時代に努力しなかった人は就職時に選択肢が少ないのと近い。
今、そういう努力をしなければ45歳、50歳での選択肢は非常に少なくなる。

それだけのこと。

まあもう少し景況感が変われば、こんなことを考えずとも誰でもある程度自由に楽しく生きられるのかもしれないが。。。


沢山本を読むことが大事。

優秀なビジネスパーソンの多くは、相当数の本を読んでいる人が多い。
これについては疑いの余地はないだろう。

一方で沢山本は読んでいるものの、あまり身になっていない人も多々見受けられる。
その違いは何か、何となく最近読みたい本の量に追われつつ、社員に本を読めと推進しながら、身になっている人となっていない人の差を考えてみた。


その差は、現状において自分が欲している知識やテーマかどうかということが大きいのではないかと思う。

単に本を読むのではなく、現実的に何か目標を持っていて、それを成し遂げるために必要性があって読むときには、なんとなく良さそうな本だからと思って読むときとは違う吸収力があるのではないだろうか。


私自身もそういうことが多い。

現在も弊社で新規事業を考えており、そのサービスのマーケティング戦略を考える上で、GWをメインにあらゆるマーケティングやポジショニングの本を読み漁ったのだが、明らかに自分の中で知識から知恵になりつつあることを実感できている。

面白いのは、それらの本の多くは以前に購入し一度読んでいたりもするものばかり。
その当時はなんとなく読み流していて身についていなかったということなのだろう。

課題意識を持って読むのと、単に読むのとはそれだけ吸収力が異なる。

さらに知識や情報として吸収し、それを自分の中で知恵として昇華させない限りは、実践の中では活用できない。


本を読む上で大事なのは、自分が課題だと思っていること、自分が成し遂げるべき目標があって、その上で自己の成長が必須であるときに、その成長を実現するために何を得るべきかを明確にし、それに合致した本を読むこと。

そうすればおのずと吸収力も早く、実践に活かせるはず。


私自身、ビジネスに関してはあらゆる本を読むが、おおよそ血肉になっていると感じているが、その背景には経営者として多様な課題を抱えていることがあるのだろう。

だから何の本を読んでも自分の身に置き換えて考えやすいのかもしれない。

課題意識を持って本を読んでみることをお薦めする。

最近会社の倒産やリストラにより、20代の転職者が増殖している。

特に第二新卒クラス、つまり社会人3,4年目までの若手で、特段の専門性やキャリアを有していない人達がその対象になってしまっている現状がある。


そんな人達の転職活動を見ていて思うことは、何度同じ過ちを犯すの?ということ。


倒産やリストラになった人は、必ず次の企業は安定した企業がいいという。

改めてこの景況の中で気付くべきは、安定した企業なんて存在しないということ。

誰しもが聞いたことあるような大企業でさえ、大赤字を出しリストラを行っていたりする。公的資金を求めている企業まで存在する。


そもそも安定した企業に入ったつもりで就職して、リストラや倒産になっている時点で、また同じ選択を、しかもさらに財務体質が安定している会社などを選ぼうとしたりするから驚いてしまう。

大事なのは自分のキャリアを安定させること。
つまり自分を市場価値のある人材として磨ける環境を選ぶことが大事だということ。

ビジネスパーソンもプロスポーツ選手と同じように市場性にさらされるようになってきてる。

つまり巨人にいるから安定なのではなく、実力があるから安定だということ。

メジャーに挑戦したり、セリエAに挑戦したりすることで、より自分の力を磨いていくことがプロのスポーツ選手では当たり前のように、ビジネスの世界においても自分を磨いていくことは大事。


そう考えたときに若い人達にとってはどういう企業が望ましいのか。

勿論選択肢は一つではないし、志向性や価値感によって異なるのも事実。

ただ一般的に言えるのは、これから伸びていく業界に身をおくべきだということ。


今から衰退していく業界に身をおいてしまえば、そこで身に付けたノウハウや専門性は、狭い同業界の中でしか価値を持たない。

一方でこれから成長・拡大していく業界、例えばインターネット業界やモバイル業界などであれば、そのノウハウは10年後にあらゆる企業で必要とされるだろうし、価値を発揮できるはず。

しかもそういう新しい業界のノウハウは、年輩のビジネスパーソンがもっていないものであり、経験してきていない領域。

だからこそ若くても責任を任せてもらえる可能性が高い。

その業界に関わっているだけで価値を持つ可能性が高い。

改めて若い人に言いたいのは、財務的に安定している企業=安定したキャリアではないということ。

確かにむこう5年は安定かもしれないが、それ以上先のことは誰にもわからない。
5年前まで黒字で羽振りの良かった企業で倒産した企業は沢山ある。

大事なのは自分に自信を持てるような力を身に付けること。

そのためには、一つの選択肢として新しい産業、将来性のある業界を選ぶことが重要であるということ。

本当に働くということの本質を考えれば、みんな最後は気付くはず。


若い求職者の皆さん、是非とも安易に

安定企業=少しでも規模の大きい会社

に転職と考えずに、改めて働くということを真剣に考えてみてください。


30才を超えると成長が止まってしまう人がいる。

これは20代をベンチャーで必死になって働いてきた人に多い現象な気がする。

真面目に現場での自分のミッションを遂行し、必至になって売上を上げるべく日々努力してきた人などが陥りやすい落とし穴。


ベンチャー企業はマネジメントや人材育成という観点からすると、まだまだ未熟。
そういう意味では自らの成長や自らプランして実現しかなければならない。
勿論それが出来る人にとっては、学んだことがすぐに活かせる機会の多いステージなので、より早期の成長が見込めるはず。


それなのに目の前の仕事・業務・売上ばかりに目がいきすぎてしまうと、3年経っても5年経っても、自分の目指すビジネスパーソンにはなれないのは当然といえば当然。

でもそういう人が多い。
頑張る人や不器用で真面目な人ほどそうなりやすい。


ではどうすればいいか。

まず自分が本当になりたい3年後・5年後の姿を真剣に考え抜くこと。

そしてその姿と現在の自分のギャップを明確にすること。

さらにそのギャップを3年なり5年の間で埋めるためには、どんなことをどれだけやればいいのかを明確にすること。

あとは日々の業務以外にもそういう自己啓発や努力を継続して実施するのみ。

そういう人は必ず成長します。

ベンチャーはそういう人にとっては非常に魅力あるステージ。

単に受身な人にとっては、教育体制やマネジメントレベルの高い会社に居たほうが、自分が何も考えなくても定期的な研修や上司の配慮により、言われたことをやっているだけで一定のレベルにはなれる。


でも最近の若い人達を見ると、そもそも本当になりたい自分をイメージできている人が少ないのかもしれない。そういう議論を仲間同士や先輩と一緒にしているような気配もあまり感じないし。

今の若手にとっては、まずはそこが大きな課題なのかも。

30才過ぎた人はそんなこと言ってられないので、気合入れて考えるべしです!

不景気が続く中、転職者の数は右肩上がりで増えている。

勿論リストラなどにより仕方なく次の就職先を探している人も多い。


しかし転職者の中には、


「今の会社がいつまで存続できるのか不安」

「給与が下がったから」

「周囲の人がリストラされており自分も不安だから」


といった意見の人も少なくない。


ただ個人的にはそんなんでいいのだろうか、と思う。


そういう人は、次の会社に移ってその会社が業績不振になったり、給与カットになったらどうするのだろうか。そのときはまた業績が良い会社に転職するのだろうか。


理解すべきことは、安定した会社なんてないということ。
確かに大企業はベンチャーと比較したら間違いなく潰れる確率は低い。
ただしリストラや関連会社や部門間の異動は日常茶飯事だし、自分次第ではいかんせん変えることはできない。

べンチャーは資金力などの面から、大企業と比較すると財務的安定性に欠ける会社が多いのも事実。しかしベンチャーゆえに、自分達の頑張り次第で成長させられたり、変化に対応したり、それによって給与を上げたりということができるという点では、会社に依存するのではなく自分達次第という考え方はできるのではないだろうか。

メリット・デメリットはお互いに存在する。

どちらがいい悪いではないし、その人の価値感次第だが、隣の芝を青いと思っている人に言いたいのは、決して外から見ているほど青くはないということ。

楽なところ、安定したところ、そういうところを探し回っている人が成功した例はあまり見たことがない。

どんなときにも向上心を持ち、信念を持って頑張っている人こそが、市場で価値ある人材になっていく。

会社が倒産しそうなら、最後の倒産手続きまでやりきるくらいの心構えでいるような人こそが、市場で評価される人だと感じることも少なくない。

その意味は心持や働く姿勢、本質を見極めているかどうか、といった点でそう言っているものの、キャリアというテクニカルな面で見ても、そもそも破綻処理や倒産手続きを経験したことある人自体が市場では希少価値なんだから、やっておいて損はないような気がする(笑)。


まとめると、会社や景気といった外部環境の悪化や待遇悪化などによって転職を決断する人は失敗しやすく、自分がやりたいこと、なりたい将来像に向けて、自分なりに判断して転職したり起業したりと選択・決断していく人、つまり内的な理由によって転職を決断する人は、優秀で成功している人が多い、そんな気がする。


最後に、

大事なのは必要以上に不安を感じながら落ち込んだり焦って転職活動することではなく、ちゃんと自分や会社の現実を直視し、現状を打破する策を考え、実行するよう努力をすること。

それが会社に依存しないプロフェッショナルの働き方だと思う。

大変なのはどの業界もどの会社も同じ。

こういうときこそ思考をポジティブに!!

弊社の企画・運営する求人サイトgreenにおけるライターを募集しています!

なかなか採用できずに苦戦しています。


ライターの仕事は、企業の経営者や人事のトップの方などに取材をさせていただき、その企業のありのままの姿を求職者へお伝えするために記事にしていく仕事です。

業界では一般的にライター経験●●年とか言われますが、弊社としてはライター経験は基本的には必要ないと考えています。


それよりも社会人として至極基本的なビジネス知識や経験、それに加えて人と話をしたり、話を聞いたりすることが苦にならない人であれば問題ありません。
あ、あと勿論文章書くのが好きなほうがいいですね。。


でもそれだけです。


一方でライターの仕事の魅力は、ライティングをしながら今のビジネス界を幅広く知ることができたり、取材を通して色々な人に会えたり話を聞いたりできることで、すごく勉強になります。

そして自分の書いた文章やコンテンツが良かったおかげで企業と求職者が出会うきkっかけを創造できます。


あと主婦や育児をしている方にとっては理想的な仕事だと思います。

直行直帰型の働き方もOKですし、取材をする1,2時間だけ子供を預け、それ以外は自宅で記事作成をしていただくこともOKです。
事実、弊社の社員で育児をしながらライターをやってくれている女性もいます。


あとはI&G Partnersの持つ風土や環境、仲間は他にはない魅力ではないかと自負しています。

是非とも積極的なご応募お待ちしています!

4月という期の変わり目。

この時期は弊社にとって中間期を超え、半期に一度の評価が行われる。
いわゆる給与改定である。


給与自体は、

会社全体の業績×その人の貢献度 

で判断するのだが、それ以上に評価自体が大事。
それによってその人が次の半期でどう成長し、何を目指すか、どこを改善すればいいのかを理解してもらわないといけない。

それがなければ単なる給与交渉と一緒。
大事なのは全員が成長し、生産性を上げ、そして給与も上げらる、そんな結果にいかに近づけるか。


そんなプロセスの中で、一般的にわかっていないケースが多いのが、

「何ができるようになればいいのか」
「どういうことができれば評価されるのか」

ということ。

特に日々業務に追われる1社員からすれば、イメージがつかないのかもしれない。


いろいろな要素があるので一概にはいえないが、多くのケースでは以下のようなコメントを伝えている。


やるべきことがやれる ⇒ やるべきことを考えられる 


自分で会社全体、事業部全体を俯瞰して見ながら、自分達が今やるべきことややったほうがいいこと、もしくは改善すべき課題などを抽出し、それをスケジュールを決めて周囲を巻き込みながら実行することができる人は少ない。


1社員であれば任されたことを一生懸命やるということから始まる。
そして任されたことを効率的かつ高い質で遂行できるようになる。
その次でつまづく人が多い。

そこはまさに俯瞰して見ること、高い視点が必要になる。

視点を切り替えろといっても簡単ではないので、こんな自問をすると良い。


「今自分の立場にジャックウェルチが居たら何をするだろう?」

「今自分の立場に社長が居たら自分と同じやり方で同じ仕事をするのだろうか?」


こんな質問を自分に投げかけることで視点を切り替えることができる。


そうすればもっとやれること、やるべきことを自ら発見できるはず。

それが多く若手ビジネスパーソンの次のステップにつながる。

今日はちょっと本業の転職について。

転職を成功させるために大事なこと。
それは転職を考えることになった理由を明確にすること。
そしてその理由を解決する行き先を選択すること。

凄く簡単そうなことながら、いざそういう立場になってみるといろんな要素のバランスで判断しがちだったりする。

そうならないためにはどうすべきか。

まずは転職することになった理由を徹底的に、かつ本質的に考える。
それが転職先を探す上でのMust条件となる。
そうでなければまた同じことを繰り返すだけ。


転職者の方にわかりやすく説明するときには、結婚に例えて伝えたりする。

離婚するときの理由が「家庭的でない」という理由だったりするのに、再婚する相手を選ぶ基準が「綺麗で性格の良い子」であって、「家庭的ではない」のだとすれば、その結婚も近い将来同じことになる。
家庭的でないことが理由で離婚したのであれば、家庭的であることが再婚相手を選ぶ際のMust条件にならないといけない。

いくら他のWant条件が整っていようと、Must条件を満たしていない時点で選択肢としては間違っている。


まさに転職においても同じ。

それでもついつい綺麗な子や性格の良い子と出会うと、今度は大丈夫かもなどと思って結婚してしまうのが人間の性(笑)。


転職でも条件が良い転職先や、なんとなく楽しそうな事業内容だったりすると、都合の良い理由を探し出してなんとかそこへ行く意義を作り出す人が多い。
そして結果的にはまた同じ理由で転職するハメに・・・。


転職する際には、Must条件をはっきりさせること、そしてどんなにWant条件が満たされていても、Must条件が満たされない会社には転職しないこと、それが転職を成功させる大事なポイント。


最近、ブログで転職やキャリアについてほとんど触れずにいたので、久しぶりに本業を思い出し書いてみました!

働く上で大事なこと。

それは短期と長期の目標設定。


目の前のことをひたすらがんばる。それも大事なこと。
しかし長期的にどうなりたいのか、という視点が欠けると、気付いたときには疲弊していたり、なりたい自分になれてなかったりという結果になりかねない。


実は頑張りやさんほどそういう人が圧倒的に多い。

つまり長期的な自分の目標やイメージが持ててない、もしくはそれを実現するためには今何をすべきかがわかっていない。


私自身、前職時代はよく直属の役員を参考にしてきた。
あと3年でこの上司を越えるためには、何をすればいいのか、ということを自問自答しながらやってきた。


結果的にはまだまだ全然越えられていないが・・・。


でも、だからこそ新卒社員だったときから、マネジメントや経営を意識し、直属の上司や経営陣の発言や仕事の仕方など、常に意識しながら見てきた。

それ以外にもマネジメントの本を読んだり、財務やマーケティングなど、経営する立場になったときに参考になるであろう知識は必死になって身につけてきた。


恐らく同期のほとんどは、目の前の業務を必死になってやっていたのだと思う。
勿論それも大事。

しかしそれだけではない長期的な自分の目標とそれを実現するためのアクションプランを持つことも大事。


ベンチャー企業で10年近くやっていると、ついつい自分の経験則で仕事をしがち。
そうなるとふと振り返ったときに自分のスキルが数年間伸びていないことに気付いたりする。実際に20代は凄い成長してきたのに、30才を越えたくらいから成長が止まってしまう人を沢山みてきた。

そういう人達も決して頑張っていないわけではない。
むしろ誰よりも頑張ってやってきた人こそが陥りがちな罠。


一方で35歳になっても40歳になっても、変わらずにどんどん成長している人もいる。


その一番の違いは、長期的な目標や成長イメージを持って努力をしている人と、目の前の業務だけを頑張ってきた人の違いだろうと思う。


社会人になって10年前後の経験をしてきた人、そして今は成長できている実感がない人、まさにそういう自覚症状がある人こそ、改めて自分の目標やイメージを持つとともに、そうなるためには何が足りないのか、何を学んでいく必要があるのかを明確にしていくことが大事。


自分自身もまさにそういうタイミング。


自戒の念もこめて、今一度自分自身の更なる成長を志したい。

年が明けてからというもの、2009年入社の新卒採用活動が本格的にスタート。


ベンチャー経営者の集まるパネルディスカッション形式の就職イベントに参加したり、自社の採用セミナーを毎週開催していたり、地方の学生と出会うために大阪や九州で開催される就職イベントに参加したりと、随分忙しくなってきた。


そんな中思うこと。


それは学生の持つ情報があまりにも不足していること。


働くということ、会社の選び方、キャリアの考え方、などなど。


そういうことがほとんどわからないままに、イメージと感覚で選んでいる学生が如何に多いかということに驚かされる。

一方でそれほど学生に対する就職活動のアドバイスを提供する存在がいないということも事実としてあるのだろう。


年内に新卒採用戦略の一環として、学生向けのビジネススクールと題して、上記のような就職活動全般に関するレクチャーや座談会などを催していたが、そういうものがもっともっと必要であると感じる。


弊社としてもあまりリソースを割くことができないのがもどかしいが、少しでも学生に正しい情報や、正しい考え方を伝えてあげたい。
特に大企業とベンチャー企業で悩んでいる学生には、大企業とベンチャー企業の違いを明確に理解した上で、自分に合う道を選んでもらいたい。
さらにベンチャー企業を選ぶ上ではいろんなリスクが伴うため、一定の判断基準をもって選ばないといけないことなど、学生では知りえないを伝えてあげたい。


何人かの学生が、弊社の採用セミナーにおいて上記のような質問や、依頼をしてきたこともあり、弊社でもスケジュールを見て、再度座談会形式の就職活動塾でも開こうかなと考えている。


新卒採用責任者と相談して、可能な範囲でやっていきたい。。。


それで少しでも優秀な学生が、少しでもベンチャー企業に挑戦してみようと思うきっかけになれば嬉しい。


日本を代表する会社で、世界でも名だたる素晴らしい会社は沢山ある。

しかし素晴らしい会社に入るのではなく、素晴らしい会社を自分達の世代でも創ってやろうという意気込みのあるような人がもっと増えて欲しい。


そんな学生との出会いを楽しみにしつつ、学生の就職活動に少しでも知恵を提供してあげられればいいな。

最近、2009年4月入社に向けた新卒採用活動を始めたこともあり、学生と話しをする
機会が増えてきている。


そんな中で学生から聞かれる質問に、


「将来経営者になりたいんだが、どういう道を選ぶべきですか?」


こんな質問が。


答えが一つではないため非常に答えるのが難しい。


ただ個人的には、どちらにせよ自らが責任を負う立場で、沢山の試練と実践を経験できるような環境を選択すべきだと思っている。



以前のブログでご紹介した産業再生機構の元COOである冨山氏の著書である
『会社は頭から腐る』という本でも近しいことが書かれていた。


人は、成功から学ぶことよりも、失敗から学ぶことの方が圧倒的に多いという。
一方で大企業は成功することやチャレンジすることよりも、失敗しない方法を選ぶというインセンティブが働きやすい。

そして調和を取り、多数決を優先し、失敗をしないできた人がリーダーとなる。
そういう仕組みの中で生まれたリーダーに戦争での指揮を任せるのはいささか不安ではないだろうか。

平時はまだ良い。高度経済成長時は問題なかったと思う。

しかし今は経済も成熟し、アジアの隣国もみるみる力をつけてきている環境である。
もう従来の日本企業の経営システムが崩壊しつつあり、新たな方法論や仕組み作り、つまりダイナミックな改革や戦略的な取り組みが求められている。

それを実現できるリーダーが日本には少ないのではないだろうか。


冨山氏曰く、日本の大手企業ではそういうインセンティブ構造であったのであり、社員が悪いわけではないという。


つまり今後はそういうインセンティブが働く企業を創っていく必要があり、そういう企業から、将来の日本を担うようなリーダーが生まれてくるのだろう。


やはり個人的には、財務のノウハウ、マーケティングのノウハウ、教育制度、そんなものよりも、自らの進退を掛けて実線を繰り返してきた人ほど経営者に向いている。


そういう意味では、やはりあまり規模が大きすぎるのは望ましくないと思う。

引き続き冨山氏の著書にあった内容を参考にすると、如何に海が荒れていても大型船の中ではそんなことはたいして感じない。しかも感じたとしても、その波の乗りこなし方を身につけられるわけはない。
船の中でパーティーがあり、そこで多少の席順争いくらいはあったとしても、それは荒れた海で船を操縦するノウハウとは何ら関係ない。
船員として、自らの命をかけて荒波を乗り切るような経験を積めることこそ、リーダーとなる人間にとっては最も重要な経験なのだという。

まさにそう思う。


だからと言ってベンチャーであればいいかというとそうではない。
ベンチャーでも普通に組織や会社に依存している人は沢山存在する。


あくまでもベンチャーの方がそういうチャンスが多いということでしかない。


もちろん大企業にいる人からすると不快な言い様だと思う。
しかし現実論としてそういう機会や環境があるのは事実であり、そこからどう成長したり、チャンスを掴んだりするかは、人それぞれ異なる。


私自身も26歳でインテリジェンスの関連会社の代表を任せてもらい、必死になって試行錯誤し、本を読み漁り、社員と議論を繰り返し、経営らしきことをやってきた。

その後起業をして、今度は事業計画書を何十も考え、作成した。

そうして今がある。

ノウハウ本を何冊を読んでもスポーツが上手くならないのと同じで、経営も如何に実線を繰り返すか。そしてそのプロセスにおいて必要な情報や知識は自ら調べ、学び、実線に生かしていくことで成長が得られるのだと思う。


リーダーとなるにはまさにそういう経験が必要なのではないだろうか。


日本もそういうリーダーが増えていけば、まだまだ世界で戦える。
個人的にはそう思いたい。

今日のブログではちょっと仕事の話をさせてもらいます。


現在弊社が懇意にしている企業からCOOのサーチ依頼を
頂戴しています。

社員10名程度のアーリーステージベンチャーで、IPOを
目指して事業を展開している有望な会社です。


まだまだ未完成の創業直後の会社ではありますが、数多くの
ベンチャー企業とお付き合いのある弊社としても、この会社
には一定の魅力があると判断し、優秀な人材を探そうと動いて
います。


求めているイメージは、

26〜34歳
営業力&企画力の高い人
マネジメント・リーダーシップに長けている人
視点が高く組織貢献を第一に考えられる人

です。


リクルートやインテリジェンス出身の若手マネージャーなどは
イメージがあります。
事業領域はインターネットのソリューション型ビジネスなので、
ネット業界での営業経験者や事業立上げ経験者の方などもビンゴ
です。


高い裁量と責任を持って、Visionあるベンチャー企業を成長させて
いくことにコミットしてみたいと思える知り合いがいれば、ぜひ
ともご紹介いただければ幸いです。

もちろんベンチャー企業の創業期に関わるという意味では
リスクもありますが、アップサイドの可能性は大きいですし、
少なくとも私の経験則上は、成功確率は高いモデルであり、
あとはそれを展開していく優秀で想いのある人材を集められる
かどうかにmかかっていると思っています。


以上、ぜひとも該当する方がいれば、私宛にご一報いただければ
幸いです。


今日は完全な宣伝でした・・・。御容赦下さい。

随分以前から同じことを雑誌やHPやコラムなどで伝えてきたが、
最近とある方からキャリアと経済的対価について質問頂いたので、
改めてブログでご紹介することにした。


経験やキャリアを積むということと、金を稼ぐということで迷う
方が結構多い。しかも結果として条件、つまりお金を最終的に選択
する人が多いのも実状。



しかしそれが本当に良いのかというと、一概にそうではない。


特に20代や30代前半の若い年代(私もそうだが)に将来の自分の
ベースとなるキャリアを築いておくことが最も重要であり、そのとき
には条件などは完全に二の次であるべきだと思う。


ちなみにここでいうキャリアとは、

将来にわたって自らがやりたいことを実現するための経験や人脈

を指している。


だいいち、20代の提示条件の差なんて、多くても年収で100万円や200万程度。
月額にしたら10万円程度のものでしかない。
・・・とはいっても10万円は結構大きいかもしれないが。。


ただし30代後半や40代になったときには、その差は数千万円に広がって
いる可能性は十二分にあるし、自分のやりたいことをやれる人脈と経験が
あるのとないのとでは、大きく人生が変わってしまうだろう。


そのために今の瞬間的な数十万、数百万を選ぶのであれば、その決断をした
人は、後で後悔することになる可能性が高いといわざるを得ない。


もちろん人それぞれ立場や考え方、価値観があるので、一概には言えない
ものの、短期的な経済的メリットに偏りすぎることなく、特に若いうちは
自らの力を磨き、十分なキャリアを身につけることこそ、真に重要なのだ
と思う。


そこで構築したキャリア=無形資産が、将来にわたって大きな
経済的対価=有形資産を生み出す源泉になるのである。


そこの本質を見極めている人ほど、終身雇用の崩壊やグローバリゼーション
の波、会社の業績不振など、様々な外的環境に左右されずに、安定した
人生を送っていける。まさに唯一の生涯の安定である。


20代の人はぜひとも自分の力を最大化できるステージを選択し、そこで
自らを磨くことに全力を注ぐことを薦める。必ず自分に返ってくるので。


2008年4月入社のための新卒採用活動もだいぶ終盤を
迎えつつある。


今でもたまに最終面接で学生とお会いするが、弊社の
ような無名のベンチャー企業を受ける学生に共通する
会社の選び方に「人」があるような気がする。


私が会社を選ぶ上で重要視するPOINTを尋ねると、
結構な数の学生が、「人です」と答える。


魅力&能力ある社員が集まっている(と自負している)弊社と
しては、そういう学生には非常に相性がいいのは間違いない。

しかし個人的には、「人」に依存した選択はお奨めしない。


尊敬できる人がいたから選んだ、とか、あの人と働きたい
というのは学生が企業を選ぶよくあるパターンではある。


ただ企業において人は辞めることもあれば、異なる部門で
働いてしまえば、ほとんど顔をあわせることもないことも
ある。

そういう意味ではただ単に個人である「人」にコミットして
選んだ会社は、その個人が居なくなってしまったり、その個人
との接点が薄い仕事や部門についてしまった時点で、あまり
その人にとって魅力なき環境になってしまう気がする。


個人的に思うのは、「人」は大事だし、重要な判断基準になる
のは間違いないが、そこから見抜くべきは、そういった人達が
この会社の何に魅力を感じて参画してきたのか、そういう人達
を惹き付けるほどの会社だということをしっかりと理解して
もらいたい。


そして自分はこの会社に何を実現しに、何を目指して参画
したのか、それこそが「人」よりも本質だと想う。

そういう、自分が認めた魅力的な人が集まっている理由や
背景、Vision、まさにそれこそが本当の意味での「人」で
企業を選ぶということなのではないかと思う。


「人」で選ぶということ

そのこと自体、本質さえ理解した上であれば本当に重要だし、
私自身も推奨する、会社を図る上での一つの判断基準になる
ことは間違いない。


何よりもその会社や組織に参画する自分にとっての理由を
明確に持つことが大事なのだと思う。

最近意思決定をする際に、表題のような基準を考えることがある。


なんのことやらわかりづらいかもしれないが、
絶対的価値基準というのは、何かの物事を判断するときに、
自分なりの判断基準となるもの。


それを持っている人というのは強い。


逆に相対的判断基準しかもたない人は、何かと何かを比較して、
より良い方を選択していくという方法を取る。


ビジネス戦略を考える上では、確かに相対的判断をしていく
ことが重要だったりするが、こと就職やこと転職に関しては
一概にそうもいえない。


幅広く比較し続けてもきりがなく、また常に状況は変化して
いるため、時間をかけているうちに、情報も変化していく。

そんななかで、とりあえずたまたま見つけた数社を相対的に
比較してみたところで、それが正しい判断を生むとは到底
思えないだろう。



一方で絶対的な価値基準を持っている人。
こういう人は就職や転職において非常に成功しやすい。


自分の中で判断軸が明確にあり、それに合致した時点で
他と比較することなく、決断できる。


就職や転職というのは、一種の結婚のようなもの。
もっといい人、もっといい条件、と言っていると
正直きりがない。

極端な話、世の中には女性も男性も何十億人もいる。
そんななかで、相対的な判断で結婚なんてしようものなら、
より良い人と出会うたびに離婚と結婚を繰り返していく
ことに・・・・。


就職や転職も同じ。


今回の活動においてはBetterだったと思っても、3ヶ月も
したら、さらに良い案件が出てくるかもしれない。


そのたびに目移りしていたら何も始まらない。


まずは絶対的な価値基準を持って、それを満たすことが
わかったらしっかりと決断し、そこで腰をすえて目的を
達成していく。


それが大事なのだと思う。



就職活動で悩んでいる学生は、まず自分が何を得たくて、
どうなりたいのか、そこを明確にした上で、そのために
はどういう会社を選ぶべきか、その軸をはっきりさせること。


その上で、その軸を満たさない会社は、給料が高くとも、
オフィスが綺麗であろうとも、有名であろうとも、全てNG。

あくまでも自分の軸を満たす企業のみ検討していけば良い。


こういった価値観の多様化した現代において、そして会社が
個人の将来を保証しなくなった今、就職・転職で最も大事なのは、
自分にとってBestな会社を見つけること。

多くの人にBestである必要はない。


日本人特有の「赤信号みんなで渡れば怖くない」という護送船団的
発想は現代においては(というか昔から)大きな間違い。

赤信号はみんなで渡っても怖いし、赤は赤である。

ちゃんと自分にとっての青信号を見極める絶対的な価値基準を
持つこと、それが例え多くの人と違う道であろうとも、自分にとって
の青信号を見定め決断できること。


それが就職・転職の成功条件である。



















昨日品川インターシティホールにて、ネットエイジグループの
主催するリクルーティングフェアー『ネットエイジデイ』が行われた。


ネットエイジの投資先やグループ会社が数十社集まるベンチャー
ばかりの巨大採用イベント。

新卒・中途関係なく、ベンチャーに興味のある人が集まった。


ネットエイジグループ代表の西川社長と、
ネットエイジキャピタルパートナーズ代表の小池社長の対談も
あったりと、ベンチャー一色の珍しいイベント。



我々I&Gパートナーズも一応運営側として参画させて頂いた。


私自身も西川さん、小池さんとは懇意にさせていただいて
いるものの、改めてトークセッションを聞くと、お二人の今までの
生き様やベンチャーや起業家に対する想いに改めて感動した。


西川さんも小池さんも既に50歳近い年齢ながら、
全くそうは見えないダンディないでたちで登場。

まだベンチャーや起業なんていう言葉が出回っていないような
時代から、その先駆けとして時代を築いてきた2人のカリスマ。


そんな彼らが言うベンチャーの成功する秘訣は、

『情熱』『諦めない意志』

だという。


やはり最後はそこに行きつくのだろう。


もちろんターゲット市場の将来性、ビジネスモデルの優位性など
様々な要素があるのは間違いないが、それでも絶対に必要なのは、
情熱と気合と意志だという。


どんなに戦略的であっても、どんなにモデルが完璧でも、
やはり無から有を生み出すには、相当な困難がある。

それを乗り越えるには、何よりもそれをやりきる上での
モチベーションや強い意志がなければ難しい。


まさにIGPメンバーにはその意志も情熱もある。

というかその点こそが弊社が最も自信のある点。

ということで西川さんと小池さんの話を聞いて、当社の
成功の自信が確信に変わった!


ということで、みんなで強い意志を持ってやり遂げよう!


近日中にとある求人媒体に求人広告を出すことにした。


人材紹介や求人サイトの運営をやっている会社が、他社の媒体に
求人を掲載するのは不思議に思われる人もいるかもしれない。。


我々も自社の媒体を活用して人を採用したいのはやまやまなのだ
が、いくつかの理由で簡単ではなかったりする。



まあそれはおいておいて、その媒体が企画している特集の予定の
中に、『設立20年以上の●●●企業』というものがあった。。。


聞いてみるとこういう特集は結構人気があると聞いてびっくり。
というかガッカリと言った方が近いかもしれない。



設立●●年以内の会社を探すというならまだわかるが、
設立●●年以上経っている会社を探してどうするのだろうか??


それだけ生き残っていれば今更潰れないとでも思っているの
だろうか??


だったらダイエーはああなっていないだろう。。
長銀も、興銀も、山一證券も、例を挙げればきりがない。


より正確に言えば、安定した企業などは存在しないと言った方が
正しい。。


唯一の安定は、安定したキャリアを築くことだけである。

それについては以前のブログ
キャリアを会社に依存することのリスク
でも書いてあるので参照してもらえば良いと思うが、このブログ
の中に添付しているコラムは6、7年前くらいに私が書いたもので
あるが、まさにその通りになっている。


間違いなく時代は変わっている。


設立●●年以上の会社を探して安心している人は、マンションを
思い出してほしい。
マンションには地震による倒壊リスクがあるのと同様、経済界に
おいてもあらゆる地震があり、またそれによって倒壊するリスク
のある企業が沢山あるということを。


最後に、勿論大企業でも素晴らしい企業は沢山ある。

言いたいのは、設立年数などは企業を測る尺度として全く関係が
ないということであって、大企業が皆だめだということではない
ので誤解しないでもらいたい。











とうとう昨日より新しい期がスタート。。


弊社の主軸サービスとなっていく求人(転職)サイト
green
もようやく第一回目のリニューアルを終えて
カットオーバーされた。


組織も若干ながら変更を行い、新たな期において新鮮な
スタートを切れたように思う。



一方で一番の課題が人材不足。

弊社の求める人材のイメージとしては、


・表裏がない(純粋である)
・協調性が高い(エゴがない)
・成長意欲、向上心、負けん気が強い

に加えて

・経験
・論理的思考力
・地頭の良さ

といったものをかね揃えている人、といったところ
だろうか。


というと相当ハードルが高いイメージが先行して
しまいそうだが、何より優先するのは人間性である。
本当にずるがしこい人や協調性のない人というのは
本当にいない。

まさに人間性という定性的側面をしっかりと見極め
た上で採用しているからこそ、設立4期に入ったいま
でも、離職率はゼロ、全社員本当にお互いを信頼し
ながら仕事ができているのだと自負している。


なにはともかく、営業から企画、マーケティング、
アシスタント、に至るまで幅広く募集しているので、
周囲にもし良い方がいればふるってご案内下さい。


よろしくお願いします!








私は常々実力を付けたいならベンチャー企業で働くべき
だと思ってきたし、様々なところでそう発言してきた。


何よりも自由度が高く、自分が考えたことをカタチにして
いくことができる。キャリアも勿論だが、それ以上にやり
がいや、ワクワク感がたまらない。
いくらでも働けるし、いくらでも自分の枠を広げていく事
ができる。



しかし最近思うのは、ほとんどの人はサラリーマン的に
働いてしまっているのではないだろうか?
昔ほどベンチャー企業ということに対する思いや意識が
なくなってきているような気がする。


事業企画や新規事業の立上げをやりたい、そう思って転職
を考える営業担当者や内勤スタッフは事実市場には沢山
存在する。


例えば弊社とかでも、もしかするといつまでも営業やって
いるよりもサービスの企画や開発に関わりたいと思う人が
いるのかもしれない。


ただ思っているだけでなれるわけがない。
(勿論偶然任せることになることもあるかもしれないが)

それよりも自由に、勝手にやってくれればいい。
誰もやっていけないとは言っていない。それどころかそう
いう取り組みは奨励している。どんどんやってほしい。


なんで営業となると、企画は他の人がやるもの、と思って
いるのだろうか。
確かに営業としてのメインミッションは持っているし、
それは組織における自らの役割分担として担うべきである。

ただそれ以外のことをやる時間だっていくらでも作れるはず
である。


そういうポジションに就いたから頑張る、では遅い。
そういうポジションを任されたからやろう、では遅い。


そういう仕事ができそうだから任せるのである。


さらにいえば、営業でありながらも様々な企画をあげて
きたり、人一倍いろいろと考えていることがわかったとき
にこそ、企画を任せてみようかな、となるのである。


マネジメントも同様である。
後輩の指導やアドバイスなどを積極的に行い、数値について
も自分なりに管理をしたり、上司に管理方法を提言してみた
り、という日々の行動から、「彼なら任せても大丈夫だな」
と思えるからこそ、マネジメントを任せていくことになる。


勿論大企業であればそうではない。


ベンチャーであるからこそチャンスが沢山転がっている。
掴むも掴まぬも自分次第である。


ベンチャー企業の経営者は、評価されるのを謙虚に待つ
ことなんて求めていない。

強い向上心と様々な面での積極的な取り組み、関わり方を
求めている。


受身な働き方をやめて、普通のサラリーマンでは絶対にでき
ないような、積極的な働き方、積極的な会社とのかかわり方
を一人一人が意識してほしい。


会社の事業計画や3ヵ年計画なども作りたければ自分なりに
作ってみればいい。
試行錯誤して、自分なりに本を読んだりしながら、作って
みればいい。

はじめは使えないかもしれないが、その試行錯誤の中で他の
人にない知識や方法論を学ぶことができるだろう。

それによって次の3ヵ年計画見直しのタイミングでは、その
メンバーとして抜擢される可能性が高くなる。


まさにそれがベンチャーでの働き方であり、若くして様々な
ことに挑戦できる魅力なのではないだろうか。


逆に言えば、常にそういう意見が飛び交ったり、そういう提
案を言いやすい風土を保ち続けることも重要なのだろう。


ベンチャー、みんなで選べば怖くない、的な選び方で、俺も
ベンチャー行こうかな、ではだめだといいたい。

自分でやりたい、という強い意志を持ってベンチャーに行く
べきであり、自分の意志で事業を推進するための仲間がいる
だけである。それ以外何も用意されていないと思っていい。
あとは全て自分達で創っていくのである。
極端だが、それこそがベンチャーの魅力であり、やりがいで
ある。




ここまで今まで以上に徒然なるままに書いていたが、どうやら
全くまとまりそうもない・・・。

完全に思いだけが前のめったブログになってしまったが、
言いたいことの少しでも伝わればということで、このまま
アップすることにする・・・。






















現在弊社ではライターを募集している。

ビジネス経験があれば、ライター経験がなくても可能性はあり。


ライターなんて考えたことないという人も多いと思うが、
うちのライター、実は結構面白い。



ちょっと整理すると、、、


・企業の経営者や役員、人事のTOPなどの話が聞ける

・あらゆる業界を回るのでいろんな知識が身に付く

・通常の求人広告と異なり、客観的な記事を作る


こんな感じだろうか。


勿論上記以外にも、会社の風土や働きやすさは言うまでも
ない!!(と自負している)


以前ビジネスの一線で働いていたが、今は子供が保育園
に行っているので仕事をしていない主婦の方などにとって
は、時間も自由が利くし、半分は家でも仕事ができるので
相当良いと思う。


御興味おありの方、是非連絡下さい!

saiyo@ig-partners.co.jp







ビジネスパーソンにおいて絶対的に必要な力。
それはキャリアや専門性ではなく、考える習慣なのでは
ないかと思う。


勿論それだけではなく、人間性や論理的思考力、知識や
人脈が重要なのは勿論だが、業界・職種問わずに求められる
要素というと、人間力やコミュニケーション能力と並んで
考える習慣だと思う。


実はこの習慣、結構持っている人が少ない。


例をあげてみよう。


営業社員がなかなか受注できない場合にどう考えるのか。



考える習慣がない人
「明日こそ頑張ろう」「気合が足りなかった」などという
レベルで思考が停止する。これはいつまでたっても達成
できない。できたとしても再現性はゼロに近い。



考える習慣がある人
「なぜ受注できなかったのだろう」と原因を深堀していく。
自分のトークや訪問数が少ないのが問題なのか、それとも
営業ツールやターゲットにずれがあるのか、それとも・・・。
訪問数が少ないならば、どうやって増やしていくのか。
こう考えられる人は一つ一つ原因をつぶしていくことで、
成果につなげていく。これは再現性が高い。



この2人の思考パターンの違い、結果としては相当な差に
なることは一目瞭然だろう。


これはあくまでもわかりやすい例だが、仕事をしていると
要所要所で考えることを放棄しているケースを見かける。


普段から、何でだろう、なぜなんだろう、と追求する習慣
や興味を持つことによって、考えることが習慣化するので
はないかと思う。


新聞記事でも、へー、と読み流すのではなく、その記事に
書いてあることに対して、何でそうなのか、と考えること
で、理解も深まる。ときにはGoogleで検索して調べたり
して解決するくらいの興味や知識欲を持つことが必要だと
思う。



弊社のメンバーでも耳の痛い人、いるのでは??


大丈夫、20代ならまだ間に合う。
ぜひ努力してください。


30代の人、残念ながら手遅れです・・・冗談です。


私ももっと考えないと。













先日も報告させていただいたとおり、7月1日をもってとうとう新サービスが立ち上がった。


■転職・求人サイト green



おかげさまでクライアント各社からはサイトのクオリティや、デザインなど、大変好評を頂いている。

まだまだベータ版ということで、様々な改善やチューニング、新機能の付加などを行っており、実質はプロモーションも始めていない。

今のままではいくら宣伝しても、まだまだ転職者の気持ちにこたえられないこともわかっている。今はまだまだ水面下でじっくりと完成に向けて創っていくとともに、掲載クライアントを増やしていくことが重要だと考えている。


・・・でもなぜか既に登録者が何名もいるのはなぜか。。。


経歴を見るとみんな明らかに同業他社やクライアントの人事、さらには我々の友人。


同業他社の偵察登録はよくある話だが、友人やクライアントの人事の方、試しに登録してみただけなのか、個人的にちょっと本気なのかが判断つかないのが困りものである(笑)。



しかしこのサイト、今後もっともっと沢山の新しい展開が待っている。


このサービスによって世の中に大きな影響を与えていきたい。
I&Gパートナーズの面々は心からそう思っているし、それだけのサービスにできると信じて取り組んでいる。


greenが単なるありがちな求人サイトだと思っている方々、そうではないんです。


是非とも今後の展開をお楽しみに。



















↑このページのトップヘ