麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2010年02月

明日は我が家の引越し。

なんでいきなり木曜日に引越しなんだっていう話ですが・・・。


引越しはやはり平日の方が土日より安いので平日にすることに。
しかもフリー便という何時でもOKの安価なプランを選びました。

フリー便というのは時間が前日にならないと決まらず、多くの場合は2軒回ってから最後に来るみたいなケースが多いらしいです。


なので当然ながら夕方くらいだろうと思っていたら、朝の9時に来るとの連絡が・・・どういうこっちゃ。


まあ朝一であれば午後ゆっくり荷ほどきできるから助かるけど、午前中に荷造りを完成させようと計画していたものの、なんとか今夜全て荷造りしておかないといけないので寝不足必死。


でも引越しって環境も変わり気分転換になるから、ちょっと楽しみ。
家自体は広くもならず、ちょっと狭くなるくらいなんだけど、ほとんど夜遅くに帰って寝るだけなので問題なし。

家賃もちょっとばかり安くなるし。。。


ただ引越しする度に思うけど、引越しに付随する手間が結構面倒。

郵便局や区役所への届け出はもちろんのこと、水道・ガス・電気の変更、さらには免許証から保険関連、クレジットカード、キャッシュカード、新聞、トレーニングジムの登録情報などなど、面倒が多い。

しかも会社の代表取締役である以上、会社の登記における現住所も変更しなくてはならない。


こういうのって自分の個人情報を国が一元管理してくれていて、そこの住所を変更するとありとあらゆる登録情報が連動して変わるようになってくれればいいのに、と思ったり。

ま、日本の役所がそんなことを実現しようと思ったら、何十年かかるかわからないけど・・・。


ということで明日は終日引越しでお休みを頂きます。

ノートPCとiPhoneで、ちょくちょく仕事はする予定です。

そういう意味ではオフィスじゃなくても仕事ができるから助かります。

お役所や国が関係しない面では、ITによって本当にいろいろと便利な世の中になりましたね(笑)。

ちょっと重たいタイトルですが。

個人的に人が生きていく上で「仁義」は非常に大事だと考える。


仁義とは、

・人間が守るべき道徳
・他人に対して礼儀上なすべきつとめ。義理。

といったような意味を持つ。


最近そういう考え方が非常に軽視されている気がする。

損得勘定で人付き合いをするような人が増え、仁義を重んじるような人が減っているような印象を受けるのは私だけだろうか。

これは単なる私の感覚値なので、実際にそうかどうかは全くわからないが。


何かをしてもらったら必ず恩返しをする。例え相手がそんなことを期待してなくてもそうするのが当然。逆に何かをしてあげるときは、見返りを求めずにその人のためにしてあげる。

人が生きていく中で最も大事な財産は、まさに信頼や信用でつながった友人・知人であろうと思う。


自分に何かあったときに迷わずに手を差し伸べてくれるであろう人の数が、まさにその人の生き様なのだろうと思う。私自身も社交的でなかったり、また我が強かったり、自分勝手な一面を持つことも災いしてか、決して付き合いの幅が広い方ではない。

それでも仁義だけは大事にしてきた。

だからこれだけは自信を持っていえる。自分に何かあったときには迷わずに手を差し伸べてくれる人が何人もいると。

それが私の持つ唯一無二の貴重な財産であると思っている。

受けた恩をあだで返すようなことがあってはならない。

それが仁義であり、男気だろうと思う。

ちょっと古びたいい方かもしれないが、そういうベースなくして、損得勘定や合理性だけで物事や人付き合いを考えているような人は、人生において最も大事な財産が築けていないことに気付くべきである。

人生にはお金では買えないものが沢山ある。
そしてそれこそが幸せのバロメーターに最も大きく影響しているようにも思う。

なんだか最後は某カード会社のCMみたいになってしまったが、私のポリシーでした。

最近巷で話題のミニブログ「Twitter

私もこのブログだけでなく、Twitterも最近良く使っている。

ちなみに私のTwitterIDはこちら


しかし両方使ってみて思うのは、思ったよりBlogネタだったものがTwitterに投稿してしまうことで、いざBlogを書く際に何を書こうかなと考えるようになったということ。

私自身、そもそもBlogを書くときに悩んだことも時間をかけたこともなかった。
思ったことを思ったままに書くことを主義としていたし。

ただ日頃思ったことや気付いたことなどをすぐにTwitterで発信してしまうことで、いざBlogを書こうと思ったときに以前ほど発信したいことがないことに気づいた。

やはり不特定多数に対して何らか情報を発信する、という意味では利用する上でのモチベーションには近しい要素があるということなんだろう。


思うのは140文字で思ったよりも書けるということ。
しかもブログ以上にリアルタイム性と気軽さがあるのがTwitterの良さ。

始めてTwitterを使ったときに思ったのは、社内にある喫煙室に似ているということ。

少し大きな組織に居る人はイメージつくかもしれないが、喫煙室でのコミュニケーションは結構有益だったりする。そこでは普段仕事で接しない役員や別部門の社員がいて、いろいろな雑談から情報を取得できたり、信頼関係を築いたりすることができる。

Twitterはまさにそんなライトなタバコ部屋コミュニケーションをネット上で実現した、そんな印象かもしれない。

有名な経営者同士の情報交換やコミュニケーション、考えや思いつきをちょっと覗き見れたり、そういう人達の情報に対する捉え方や感度の高さに驚かされたりと、なかなか面白かったりする。


一方で経営者仲間のBlogを見ても、Twitterの流行りとともに更新頻度が減っている気がする。

Twitterで日々気付いたことや感じたこと、知ったことなどを発信し、そういう日々の経験や知見の積み重ねを整理してBlogで発信する、そんなイメージかもしれない。

そしてBlogで発信してきたことを整理して本を出版する、という感じだろうか。

Twitter、使ったことない人はぜひ使ってみて下さい。

ただiPhoneかPCじゃないとちょっと使いづらいかもですが・・・。

しかも最初は使い方がほぼわからないかも。。




最近多くの企業の経営者とお会いさせて頂いている。

営業としてであったり、共通知人の紹介で会食をしたり。

そういう中で一定の成功を収めている企業の経営者の方に共通する要素を発見した。

それは徹底力

どこの会社も順風満帆なんていう話はほとんど聞かない。それどころか何度も崖っぷちに立たされていたり、壁にぶつかっていたりする方が圧倒的に多い。

それでも試行錯誤して更なる進化・変化を遂げることで乗り越え、次のステージに進んできている。

そのときに諦めていく競合との違いとなりうる大きな要素として、徹底して努力する力があるように感じる。

周囲がどんなに「難しい」「諦めた方がいい」「別の道を」と言っても、石にかじりつくかのように徹底して、顧客の声を聞きその期待に応えるべく努力し続ける。必要とあれば頭を下げてでも資金調達し、自分や仲間が実現できるであろう未来を信じて頑張った結果が成功なのだと。

外から見るとビジネスモデルが凄いとか、タイミングが良かったと言われがちな会社や事業であっても、社内的には、特に経営者的にはその成功の背景に様々な努力と苦しみが隠されているのだということを良く感じる。

失敗すれば経営者の責任なのは間違いない。しかし成功すると運や事業アイディアやタイミング、さらには時代の流れに乗ったなどと言われやすいのが、経営者の辛いところ。


ある意味タフで自信家でないとやってられないんだろうと思う。

そしてやはり成功する経営者は徹底力が違う。

改めて私自身も徹底すべきところは徹底していきたい。

会社は何のために存在するか。何を実現するために人が集まっているのか。

たまにそんなことを考える。

最近はtwitterのタイムラインでいろんな人が呟いていたりもする。

会社は究極的には利益を出して株主に還元するために存在するというコメントもあった。


個人的に思うのは、もっと上位概念として社会における存在意義を持つべきなのではないかという気持ちが強い。


株主というのはあくまでもステークホルダーの1人であり、資本市場の経済において時価総額を上げるなり、利益を配当するなりして、株主に応えていくというのは経営者の重要な役割であることは間違いない。

一方で会社はそのためだけに存在しているのか。

どうにもその理論には賛同しきれない。


人類において、株主が儲けるために会社という仕組みを作ったというのであれば、人生を賭けて会社で働く人達は、少数の株主のために頑張っているということになってしまうが、そうではないと思っている。


結果的に株主価値を高めていくことが、その会社が社会に価値がある会社になっていくことだったり、そこで働く人が幸せな人生を送ることだったり、そのサービスを利用する人が満足していることであったりにつながるのだと思うが、会社の存在意義がイコール株主に価値還元することという発想は違和感を覚える。


もっと意義のある社会的なサイクルの中に会社が存在するのではないか。

人々がより楽しく有意義に人生を送るためには、より良いサービスやより良いモノが必要であり、それを提供する会社が生まれることで社会が豊かになり、その対価で社員もより良いサービスやモノを手に入れられるようになり、、、といった具合。


当たり前のことだが循環する経済の中に会社という器が存在し、その器を使って社員が実現することは、あくまでも人類を豊かにするためにサービスやモノを提供すること。そしてその対価によって社員自身も豊かな生活ができるようになっていく。
株主はそんな器に投資することで、社会に意義のある器の数を増やし、器の大きさを大きくしていく。それによって対価も得る。

全ては人類が有意義に生きていくために作りだした循環経済の中での活動。

なぜかそんなことを考える今日この頃。

年なのかな・・・。

不況の影響も追い風になってか、最近立ち飲み屋が急速にその勢力を伸ばしている。

従来の立ち飲み屋のイメージは、

安い・煙い・美味しくない・汚い・狭い

といったあまりポジティブなものではなかったように思うが、最近の立ち飲み屋は全く異なる。


先日渋谷で行った立ち飲み屋なんかワイン×タパスというお洒落さ。

しかもタパスも美味しいし、ワインもいいワインを仕入れているときた。

立っているということを除けば、まさに美味しいワインバーに来たようなもの。

しかも単価は1人3000円程度あれば十分だから懐に優しい。

ゆえに顧客層も幅広く、若い人や女性客も多い。


思うに、飲食店の大事な要素は、やはり顧客の想像や期待を上回ることに尽きる。

高いお店であれば、多少なり美味しくても、まあ当たり前だよな、となってしまう。

立ち飲み屋だったら美味しいといってもせいぜいこの程度だろうという、顧客の勝手な想像を大きく上回る結果を突きつけることで、顧客はえらく感動し、ファンとなり、リピーターになり、最終口コミへとつながる。


虎ノ門にも立ち飲み屋が何軒か存在するが、悲しいかな旧態依然とした立ち飲み屋の域を出ていない。

一度でいいからその渋谷の繁盛店にでも視察に行けばいいのに、と思う今日この頃。その良いところを真似るだけで全然違うはず。

それ自体はそんなに難しいことないと思うんだけどなぁ・・・。

飲食店をやっている人からすれば、そんなに簡単でもないということなのかもしれないけど。

しかしその渋谷の立ち飲み屋は本当にお薦めですよ!

比較的堅い内容の多いこのblogにしては、珍しくレシピを投稿。

今日は美味しい純豆腐(スンドゥブ)の作り方。

というか私自身は純豆腐以外は一切作らないのですが・・・。

韓国料理屋さんに入っても純豆腐が美味しいことはほとんどなく、自宅で作った方がよっぽど美味しくできる。

といってもこの味にたどりつくまでには結構な試行錯誤が繰り返されたが。

逆を言えば多くのお店の純豆腐が美味しくないことを考えると、それほど試行錯誤を繰り返していないだけではないか、と思いたくなる。料理素人の私が研究した結果、相当美味しい純豆腐ができるようになるのだから。


前置きはいいとして、作り方は以下の通り。


まず韓国の合わせ調味料であるタテギを作ることから始まる。
というかこれが美味しくできれは後は誰でも美味しい純豆腐が作れる。

2人前程度のタテギの材料は以下の通り。

・韓国唐辛子(粉)        大さじ2
・おろし生姜           小さじ1
・ニンニク(おろしorみじん切り) 小さじ2
・しょうゆ            小さじ1
・ゴマ油             大さじ2
・ハチミツ            小さじ0.5
・塩               ひとつまみ

これらを全部ボールに入れて気合い入れて混ぜ合わせる。
そうすると真っ赤な唐辛子味噌みたいな感じになるので、それをフライパンで軽く炒める。そうすることで少々の香ばしさを加えることができる。

大体5分程度炒めたらそれでタテギは完成。

ちなみに上記の分量は純豆腐にして2人前程度だが、タテギは冷蔵庫に入れておけば日持ちするし、タテギがあれば純豆腐はいつでもすぐに作れるので多めに作っておいても全く問題ない。


このタテギが出来ればあとは簡単。

鍋にお湯を張ってトリガラスープの素を適当に入れる。
トリガラスープでなくても、中華スープでも何でも大丈夫。

あとはタテギと具を入れるだけ。

具としては一番のお薦めはミックスシーフード。冷凍のまま適当に放り込めばいいだけなので簡単だし、一番美味しい。あとは豚肉でも、玉ねぎでも長ネギでも何ら問題はない。

タテギの量で辛さを調節しながら、かなり辛いところまで溶かしたら最後におぼろ豆腐を入れる。

そして卵を落としたら完成。卵は溶かないで食べる直前に半熟状態で混ぜて食べるのが理想。


この純豆腐はヘルシーだし、実はかなり簡単。

タテギさえ作っておけば、あとは豆腐(おぼろ豆腐でなくてもいい)と冷蔵庫のミックスシーフード、そして卵だけで出来ちゃう。10分もかからない。

腹が減ってるときは最後にご飯を入れると美味しい雑炊になるし。

とまるで韓国人のようなblogでしたが、もしよければぜひ試してみて下さい。


決めては何といってもタテギの出来です!!

本日は全社の商況報告会。

それが終了後、女性社員達からこんなものが♪



Vt








全くバレンタインデーなんていうものは忘れて、必死にPCと向き合って仕事をしていた矢先の嬉しいハプニング。


しかもお腹がすいていたのですぐに食したら、美味しいし。

どうやら日中に若手女性社員が依頼してあった商品を銀座まで取りに行ってくれたらしい。


今年は日曜日だし最初で最後のチョコかもと思いつつ、大事に頂きました。

皆さんありがとー。

ネゴシエーションポジション

この言葉自体は私が勝手に作りだした造語だが、ビジネスにおいて交渉におけるポジショニング戦略は非常に重要だと思っている。

ビジネスをやっている以上、あらゆるシーンで交渉が発生する。

交渉上手な人は話術に長けているようなイメージがあるが、そんなことよりも大事なのはポジショニング。


わかりやすく言えば、

営業マン < パートナー < アドバイザー

ということ。って余計にわからないかも・・・。


言いたいことは、何かサービスでもモノでも、売りたいという想いが強い営業マンが顧客と交渉するときは、どうしても足元を見られてしまう。

一方でパートナーとして信頼を勝ち取っている人は、当然ながら多少理解してもらえる分、高く受注することができる。

で、最も強いのは、顧客の方から是非ともお願いします、と言ってくるケース。


なので営業の際にもただお願いしまくるような営業スタイルばかりでは、なかなか頭ひとつ抜け出すのは難しい。

顧客から見て付き合いたいと思って頂けるだけの専門性や付加価値を見せていくことで、安売りしない工夫をし、お互いの関係性をよりパートナー的に持っていくことで、売り込みに来た営業から、いろいろと相談できたり自社が成長するために大事なパートナーへと格上げされる。

セミナーで講演したり、本を書いたりすると、今度はぜひとも相談に乗ってほしいと依頼がきたりもする。
そうなってくるとネゴシエーションポジションは完全にこちらが優位。
料金交渉もほとんどなく仕事を受けることができるはず。こうなるといわゆるアドバイザーとか先生というようなレベルで、もはや営業マンの影も形もない。


同じサービスを営業する場合にも、どうやってこのネゴシエーションポジションを築いていくかで、だいぶ成果は変わってくるはず。

昔のようにプッシュプッシュの営業だと、どうしても営業マンの域を出ない。

いかにしてポジションを確立していくか。

そのためにはサービス自体の差別化や営業手法における工夫、そして社員の意識改革が必要。


例えば人材紹介のFEEもまさに同じ。


「是非お付き合いさせて下さい」というスタイルでは、現状の市場からFEEの交渉をされてしまい、20%や25%などへと落ち込んでしまう。

事実大手紹介会社を中心に、ほとんどのエージェントが20%や25%、中には10%という自爆的なFEEを提示している会社まである。


一方で弊社は採用すべき人材をこちらから提案したり、面接の仕方や採用手法をアドバイスしたり、採用難易度が高いニーズにフォーカスしてお手伝いしたりすることで、単なる営業マンにならず、パートナーとしてバリューを提供することでFEEを一定維持させて頂いている。


目先や短期の売上に走るとついついディスカウントとなってしまいがちだが、そうなると結局負のスパイラルに陥ってしまい抜け出せなくなりがち。

どうやって付加価値を高めるか、どうやってパートナー足りうるか、そのあたりを工夫しない限りは、この営業競争が激しい市場では生き残っていけない。


交渉負けしてしまいがちな営業マンは、是非とも自分のネゴシエーションポジションを考えてみてはどうでしょう?!

中途採用市場、新卒市場、共にブランド構築というものは非常に大きな要素を占める。

採用市場におけるブランドをどう構築していくか、ということは、将来に向けて優秀な人材を低コストで効率的に獲得する上で非常に重要な要素になる。


採用ブランドとは何か。

それは商品やサービスといった通常の企業ブランドではなく、その会社で働くということに主眼を置いたときのイメージ構築のこと。


具体的には、

・働いている人材のレベルや人間性
・カルチャーや風土
・制度や体制
・評価制度や異動に関するルール
・給与条件
・経営者や経営幹部層の方々の人格・ビジョン・価値観、人に対する考え方など
・雇用の安定性
・財務基盤
・将来性
・男女比率や平均年齢

などといった要素から築きあげられる企業のイメージや印象をどう構築するかということ。(ちょっと思いついたままに書いたのでMECEではないですがお許しを)


人を採用するということに対してそれなりに力をかけてきた企業さんは、やはり長期的に見て強い傾向がある。

今伸びている新興市場の上場企業達もまさにそうだと言える。

一方でカリスマ経営者が率いて一時的に業績が伸びたものの、現在は落ち目になってしまっている会社は概して採用や人材に力を入れてきていないようにも思える。

もちろんデータに基づいて言ってるわけではなく、あくまでも私の10年以上の現場感覚によるものでしかないが・・・。


採用市場における企業のブランド構築に関しては、エージェントの存在はそれなりに大きいと思う。

各エージェントが求職者に対して企業のことをお伝えする回数や頻度は並大抵ではない。そこでポジティブに伝えられているケースと、ネガティブに伝えられているケースでは大きく異なる。

働こうとする人と企業の接点は、メディアかエージェントに集約されているので、そこをあまり意識していない企業は長期的にあまり良い結果にならない。


我々が訪問させて頂いたり、日々やりとりをさせて頂いても、あからさまに上から目線で業者扱いする企業さんと、パートナーとして一生懸命対応して頂ける企業さんの場合、当然ながら求職者には後者を強く進めるし、その人事の対応がそのままその企業の風土として捉えてしまわれがちである。

そういう意味でも人事、特に採用を担当する人材は、自社の顔として正しく人選されているか、ということを経営者はもっと重視したほうがいいと思う。


それ以外には採用に関するホームページの作り込みも重要。

どこかで知ってもHPで情報が不足していては何にもならない。

HPでその会社の風土や社員が知れることで、印象やイメージも変わってくる。


ということで各企業はぜひともエージェントに優しくしてあげて下さい(笑)。












最近ソーシャルアプリの大きな波がきていることは多くの人が知っていることと思うが、それによってインターネットサービスの課金モデルにも多様性が出てきている。


わかりやすくいえば、もともとあったインプレッション広告、Googleを中心に一世を風靡したリスティング広告やコンテンツマッチ広告、そして現在はアイテム課金や一部の機能を有料としたようなフリーミアム的なモデルが出てきている。


IT技術の進歩はもとより、こういったビジネスモデルや課金モデルの変遷をしっかりと理解しておくことも重要なこと。


課金モデルを変えるだけでも業界にイノベーションが起こってしまう可能性は十分にありうると思う。

まさにGoogleが出したGoogle Appsなどはまさにマイクロソフトのオフィスの独壇場にフリーというモデルで切り込んだ典型。


これらも技術の進歩とサーバーや通信といったネットワークコストが限りなく安価になったことで生まれたモデルであり、それはあらゆる業界に適用される可能性を持っている。

特にベンチャー企業においては、常に新たな挑戦をし続けていくことが生命線。
よほど確固たる事業基盤が出来ていない限りは、常に一定割合の挑戦領域を持っておくことこそが、大事な未来に向けた投資となる。

ここはメーカーにとっての研究開発のようなもので、常に賛否両論が飛び交うが、やはり未来を見据えれば見据えるほど、必要だと感じる。


もちろんこの見解については違う意見も多々あると思う。

ことインターネットやモバイルといったビジネス領域におけるベンチャー企業においては、基本的に上記の考えが当てはまる、というのが私なりの見解。

そしてそれらは企業風土や社員の意識・価値観の醸成にも大きな影響を与える。

もちろん組織風土やマネジメントの有り様次第では、単なる拡散になり、どの事業さえも軌道に乗らないという最悪の事態を招くことになりかねないのが、難しいところではあるが。

ネットベンチャーで成功している経営者の方々と話をすると、本当に新しく価値ある情報を持っていることに驚かされる。

それだけ常にアンテナを張って、自分達も何かできないかと考えているのではないかと思う。

その流れは最近では海外、特に中国にも向けられている。

中国でのVBとしてのチャンスは明らかにモバイル。


我々は組織的にも業績的にもまだまだだが、早くそういったベンチャー企業と肩を並べて海外へも挑戦していける会社になっていく必要を大いに感じる。

ということで、課金モデルの多様化に対する見識はは単なる一例だが、常にそういうことについて自分なりに本質を考える習慣を持つことが大事というお話でした。



今後新聞ってどうなってしまうんだろうか?

明治神宮前のスタバでメール処理をしながら、ふと思い、急遽ブログを書き始めた。


我々の時代は新卒で入社すると、まずは日経新聞を隅から隅まで読むようにと教えられ、ビジネスにおける基本中の基本として叩きこまれたもの。

そしてちょっと意欲が高い人は日経ビジネスも必ず購読していたような時代。


ここ最近は既に新聞を読む必要性もだいぶなくなりつつあるような気がする。

受動的なメディアとしての価値は今でも一定あるとは思いつつ、昨今はソーシャルメディアなどのツールも進化しており、自分に合致した受動的メディアもカスタマイズして創ることが可能だったりもする。


情報の質という意味でも新聞記者の書くクオリティが高いというのが今までの大前提だったものの、これだけ多くの人が個人で発信できるようになってしまうと、クオリティの差はほとんどない。というよりネット上の情報を集めた方がクオリティも高いし、ニュースの届くまでのタイムラグもない。


こうなってくると若い社員に「社会人として新聞くらい読め」という決まり文句が通じない世の中なんだと受け止めるしかないのかもしれない。

新聞社も今はまだしも、10年後は抜本改革をしない限り厳しいだろうな。

情報の非対称性を売りにしていたはずが、ネットとモバイルの普及で情報の非対称性が失われてきており、本当に価値のあるコンテンツ以外の単なる情報はあふれている時代に突入してしまった。

自分が新聞社の戦略アドバイザーに就任したらどうするだろうか??

正直答えが思いつかないなぁ・・・。


さきほどまで社内で情報リテラシー向上のための勉強会が開催されていた。

講師は弊社一の情報マニア。

RSSリーダーやTwwiterに始まり、Google Chromeのエクステンション、ソーシャルブックマークなどの活用方法や、それらで収集した情報の整理の仕方などについて、有益な抗議をしてくれた。


もともとは人材関連サービスを手掛けてきた弊社ゆえに、上記のようなリテラシーは決して高いとはいえない社員が多い。

かくいう私もどちらかといえばその部類だが・・・。

しかしいつまでもそんなことを言っていると、将来的には現代においてパソコンを使いこなせないビジネスパーソンと同じような苦しみを味わうことになるのは目に見えていること。


これからはネット上に氾濫する過多な情報の中から、上手に価値ある情報を整理して抜き出し、インプットしていくことが求められる。


しかし本質的にはこの先が重要。


いつの時代も本を読んだり、雑誌を読んだり、口コミで情報を得たり、セミナーで情報を得たり、いろいろなところで情報を得てきた。しかし同じ本を読んでも身になる人とならない人がいるように、情報を集めるだけ集めてインプットしたところで、それを自分の力にできないと意味がない。


単なる頭でっかちな評論家になってしまうだけのこと。

そうならないためには、自分の中でインプットした情報を単なる知識で終わらせずに、その情報を活用し知恵へと昇華させていくプロセスこそが重要になってくる。

それはいつの時代も変わらないこと。

スポーツでもカラオケでも同じ。

レッスン本をたくさん読んで知識ばかり身に付けたとしても、結局それをベースに何度も練習をしなければ身に付かない。

音楽を毎日聞いていたとしても、カラオケに行ってみると歌えなかったり。。。



知識もただインプットするだけでなく、その情報を活かして何かアクションを起こしたり、さらには自分なりにアレンジして他人に伝えていったりすることで、本当に自分のものになっていく。

ブログなどはそういう意味では良い発信の場所かもしれない。


私自身もいろんな本や諸先輩方々の話の中から学び、そしてそれを自分なりに昇華させて日々こういうブログを書いている。


情報過多の時代だけに、知識だけの頭でっかち人材にならないようにしましょう。

私事ですが、近々で引越をすることにしました。

その際に、以前から懇意にさせてもらっている不動産会社の社長にお願いして手伝ってもらったのですが、これまた相変わらずの顧客志向の徹底ぶり。

まさに業者ではなくパートナー。

改めてその親身な対応に感動したのでちょっと共有させてもらいます。


同社の名前は、東京オフィスコンサルティング


ベンチャー企業の経営者であれば知っている人も多いかもしれませんが、我々ベンチャー業界では非常に顧客基盤の厚い会社であり、リピーターも多い会社だと思います。

名前の通り、同社はオフィス仲介を主とした不動産会社です。

ただ今回は無理を聞いてもらって特別に私個人の引越先探しにおいてもご協力頂きました。。。いつもすみません。


しかも私自身が多忙であることもあって、内覧は週末(オフィス仲介の会社は土日休みなので)や平日の朝早い時間などしかなく、結果としてかなりわがままな要望を出さざるを得なかったにも関わらず、嫌な顔一つせずに付き合ってくれました。


調査を依頼した物件についてはすぐに対応。
資料が手に入らない物件に至っては現地に足を運ぶという徹底ぶり。
慣れない賃貸住宅にも関わらず、本当に親身にいろいろと対応してくれます。


極めつけは最終的に気に入った物件がありながらも、どうしても条件的に一部合致しなかったケースに至っては、「もし条件面だけが問題なのであれば、弊社の仲介料から引かせてもらいますので大丈夫です。」とまで言ってくれたり。

いやー感動です。

さすがにこれだけ支援頂いて、もっと安くしてくれとは言えないのが顧客心理。
ちょっと見栄張って、「いやいやこれだけやってもらった以上、申し訳ないしちゃんと払いますよ」なんて言ってる自分がいます(笑)。

不動産会社とのやりとりって、思い出せば出すほど「で、いくらにしてくれるの?」みたいにディスカウント交渉し、相手も何とか交渉してくる、というのが一般的なのに、同社とのやりとりは真逆なのが凄い。


そんな会社なので、弊社ではオフィス探しの際には必ず同社1社のみに依頼しますし、友人・知人からオフィス移転で相談を受けた場合にも、必ず同社を紹介するようにしています。

まさに短期的な利益を度外視してでも顧客満足を追求していく。
それが実は究極の信頼関係を生み出し、最終的には口コミや顧客紹介につながっていき、営業効率の向上や不況期でも安定した顧客基盤につながり、最後は自社の利益となって戻ってくる。

まさに理想のスパイラルだと思います。

なかなか真似できないことですが、素晴らしい経営方針だと思いました。

もし移転やオフィス探しで同社を紹介してほしいという方がいれば、いつでも私までお声掛けください。すぐにご紹介させていただきます。

昨日は早めに帰宅したので、カンブリア宮殿とプロフェッショナルを見た。

カンブリア宮殿は星野リゾートの星野社長。
プロフェッショナルはすきやばし次郎の次郎さん。

共に新興産業ではなく、日本の伝統産業に身を置きつつも、世界で一流として認められる数少ない方々。


私達のようにインターネットやモバイルのベンチャー市場で日々過ごしていると、つい変化に対応することを重視する傾向がある。

私自身もどちらかといえば変化し続けることを志向するタイプの経営者だと自覚している。

しかし昨晩の2つの先達経営者(職人)のメッセージを聞いて感じたのは、時には執念と言えるほどの執着や拘りを持つことも大事なのだということ。

自分が何を実現したいのか、なんでその仕事をやっているのか、そしてやるならばその道を本職だと思ってとことん熱中し、常に上を目指す努力を怠らないこと、それが大事なんだということを2人から気付かされた気がする。

変化に対応し、時にはイノベーションを自らリードしていくという経営スタイルや会社の風土については変える必要はないと思っている。

ただしその一方で何ら強みを持たない器用貧乏な会社や経営者になってしまっては元も子もない。

実現したい目標、そしてその道のりで拘るべきポリシーや価値観、それだけは何があってもぶれずに経営をしていこうと心に誓った。

テレビもなかなか捨てたもんじゃない(笑)。

最近思いついたことは次々にTwitterに投稿してしまうため、いざBlogを書こうと思うと、あまりネタが思いつかないことが多い。

もともと思いついたままに書くタイプなので、あまり題材に悩んだこともなければ、書いている時間もほとんどが5分程度で、長くとも10分くらいと、非常に気楽にblogを書いてきた。

そんな私でさえTwitterを始めてから次第にネタに悩むようになったことを考えると、TwitterとBlogは一部重複する価値を持つのかもしれない。

そういう意味ではAmebaブログとAmebaナウなんて思いっきりカニバリそう。。。
実際はどうなんだろう?

ナウを始めたらBlogの投稿数が減ったとかあるのかな?!

そもそも何らかコンセプトを持っていたり、それなりに価値があるようなBlogよりも、日記的かつ短文のBlogが多い実状からして、Twitterと全く同じ動機で使っていたユーザーが多かったんだろうし。

ま、そういう流れはそういう流れでいいとは思うけど。


しかし今後ソーシャルメディアはますます過熱しそうだし、企業もマーケティングにおけるソーシャルメディアの可能性を高く評価し始めている印象が強いことを考えると、注目すべき市場であることは間違いなさそう。


またいろんなビジネスが生まれそう。

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