麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2010年08月

8月も今日で終わり。

8月というのは人材ビジネスにとっては1月についで業績が落ち込みやすい月。

お盆を含めた夏休みなどの影響がかなり大きく、転職する人も採用する企業側もどちらもランダムに休みを取る傾向が強く、なかなか選考が進捗しないというのが背景にある。


しかし、、、、、

なんと今月は凹むどころかここ数ヶ月で最高の結果が出そうな勢いで最終日を迎えている。

なんとも嬉しい話。


企業の採用意欲の回復と、弊社メンバーの頑張りがちょうど合致した月だったのかもしれない。

何にせよ考えうる最高の形で8月を終えることができそうな状況が何とも嬉しい限り。


明日からは9月。

9月決算の弊社としては今期の最終月。

8月の勢いをそのままに、9月は更なる高みを実現し、最高の勢いで10月から新たなる期をスタートさせたい。

プレゼンテーションの方法やテクニックを学んだことがある人って実は少ないんじゃないだろうか。

私自身も若いときから社員向け、クライアント向け、投資家向けにプレゼンテーションをさせて頂くことが多かったものの、なんとなくいくつかのテクニック本を若い時に読んだだけで、あとは実践の中で自己流でやってきてしまった。

それでも自分なりにプレゼン能力は高い方だと思って(思い込んで)やってきたが、改めてまだまだ未熟だと自覚する出来事があった。


それはUstで孫さんのプレゼンテーションを見たときのこと。

日本人でこんなに上手にプレゼンテーションする人がいるんだと衝撃を感じた。


それまで、異質なレベルのプレゼンテーションをする人と言えば、アップルのスティーブ・ジョブズくらいだろうか。彼のスピーチは凄いと思っていたものの、英語であることもあってか、彼は特別な存在なんだと割り切っていたところがある。

しかし孫さんのプレゼンテーションを聞いて、日本でもこのレベルのプレゼンテーションをする人がいるということを目の当たりにした。


そんなこんなもあり、慌ててプレゼンテーションの本をいくつか買って勉強を始めることにした。


思うのは、経営者でいるといつの間にか自分が何でもできている気になってしまったり、これ以上の成長を意識しなくなってしまったりしがちだが、実はあらゆる面でまだまだ成長余地が沢山あるのだということ。


TwitterやUstや会食や交流会など、社外との接点によって気付かされることも多い。

できないことや未熟なことをそのままにしておけない性格である自分としては、それに気付きさえすれば努力はできる。

プレゼンテーションについても既にいろいろと気付きがあった。

この年でこの立場になっても、やはり自分の成長が実感できるというのは嬉しいものである。

ビジネスを遂行する上で、あらゆるシーンを知恵を絞り考える習慣をつけることが凄く大事。

今の仕事が単なる作業になっていないか、ちゃんと自問自答することが重要。

どんな仕事でもそれは同じ。

人材紹介という仕事であれば、カウンセリングして、案件紹介して、面接の調整をして、面接の対策アドバイスをして、、、、、これはある意味誰でも当然のように実施する基本。

勿論まずは基本をちゃんと押さえるということが大事。

しかしその次のステップとして考えるべきは、一人ひとりお会いした方々の転職を支援する上でもっとできることがないだろうか、他には方法がないのか、と頭をひねることが大事。

知らないやり方、今までにない手段、本気で知恵を絞って相手の期待を越えるサービスを提供することなくして、一流にはなれない。

心から本気で目的を達成しようと思えば、実はやり方というのは相当にいろいろとあるもの。


例えば、、、

とある転職者のためにAという会社を新規で開拓したい

と考えたとする。ここまでは人材紹介を手掛ける人であれば、手抜きをしない限り誰でもたどりつく。

で次のアクションはテレアポかメールを送るのがほとんどだろう。

それで以下のように断られたとする。

「弊社はエージェントを絞り込んでいるため新規でのお取引は一切お断りしています」

まあ良くある断り文句。


ここからが問題。ここで大体の人は思考が停止して、A社は開拓不可能という結果で終わってしまう。

こういうタイプは出来上がった仕組みのある組織でない限りはまず成果が出ない。

A社を開拓する方法はもっといろいろとあるはず。

社内のあらゆる人脈を駆使したり、Twitterを使ってみたり、もしくはA社が取引をしているエージェントと提携して、そのエージェント経由で推薦するなどもありうるだろう。

その転職者の方のことを真剣に考えて何としてもA社を開拓しようと思えば、方法はいろいろとある。


それが成果に拘るということであり、知恵を絞るということ。

ではそれは能力の問題なのか。私は違うと思う。

知恵を絞れない一番の理由は、心の底からその目的を実現しようと思っていないからだと思う。

意地でも実現しようと思えば、必死に考え抜くはず。

そして自分では答えまでたどり着けないとしたら、自分よりも経験豊富な人や頭の良い人に相談するくらいは当然やるはず。

「どうしてもA社を開拓したいのですが、いろいろと試したんだが、どうしても開拓できないんです。でも他にも何か方法はあるような気がするんですが、どうしても思いつかないので、知恵を貸して下さい。」

ここまで固執できる人は間違いなく成果が出るはず。

自分の経験に甘んじて、自分のやってきた方法、自分なりの努力レベルを限界として設定することがリスク。


とことん考えるべきなのだが、そのきっかけ作りとしては絶対に実現したいという執念を持つこと。

考える習慣、実は結構奥が深い。

ここ数日はさすがに暑すぎる。

今日は顧客先への訪問予定があったためにスーツを着てみたものの、先方オフィスに到着したときには汗だくで、結局手に持っていたジャケットを着用することはないままに打ち合わせは終了。


ワイシャツは汗で色が変わる始末。
そんな状況でジャケットを着たら顔から滝のように汗が落ちてしまうのは明白。

そんな状態だと打ち合わせしている先方としても気分がいい訳がない。


改めて思った。もう営業といえど、スーツはやめてもいいんじゃないかと。

勿論Tシャツという訳にもいかないが、長袖のワイシャツに長袖のジャケットである必要もない。

半袖シャツはダサすぎて違う意味できついし。


となるとポロシャツのようなものにジャケットを羽織るか、カジュアルなコットンパンツにワイシャツを一枚合わせるくらいでいいのかなと思う。

熱中症で倒れる人が毎日続出しているのに、スーツを着て、ネクタイまで締めているサラリーマンがいるのは、やはりどう考えても矛盾しすぎている気がするのは私だけだろうか。


でも昔に比べればだいぶスーツ姿も少なくなったかな。

先週末、久しぶりにゴルフに行ってきた。

仲良くさせてもらっている社長と、その知り合いの若い社長2名と4人で楽しくラウンド。

某人材ビジネス&ソーシャルアプリビジネスを手掛ける社長の車に乗せてもらって行ったのだが、行きも帰りも完全にビジネストーク(笑)。

情報交換から始まり、今後伸びるであろうビジネスや、現在の市況についてなど、様々な話をしながらゴルフ場へ向かっていく。

その行き帰りの車の中だけでも結構な価値だと改めて思う。

その社長は人脈も広く、一度上場企業の経営者を経験していることもあり、学ばせてもらうことが多い。

同じように人材ビジネスとインターネットサービスを手掛ける会社の社長であるだけに、考えていることや、見ている方向性が一種似ている面があり、そういう意味でも議論が白熱しやすいし、ダイレクトに有益な話を聞くことができる。


つまり日中はゴルフを楽しみつつ、行き帰りの移動時間ではいろいろな情報交換ができる。

しかも新しい人脈も築ける。


こういう週末の過ごし方は、経営者として凄くプラスだし、一石三鳥でいいなーと改めて感じた。


ただ唯一は暑すぎた・・・。熱中症になるのではないかと思うくらい暑かった。


でもおまけに偶然にも同じゴルフ場に横綱白鳳も居て、なんだかもう一つ得した気分。

ゴルフのスコアはイマイチだったものの、満足度の高いゴルフだった。


いつも乗せていってくれるS社長に感謝!!

行動理念やビジョンの伝達、価値観の継承みたいなことは、強い組織を創っていく上で、本当に重要なことだと、ここ最近改めて強く実感している。

というのも弊社は人材ビジネスを展開していることもあり、多くの企業経営者、多くの転職者とお会いする。

ここ1年くらいビジネスが低迷している企業が多く、そういう企業からはどんどん人材が流出している。

一方でビジネスが低迷していても、あまり人材が流出していかない企業もある。

この差は何なのか。


転職者、特に成長企業から飛び出てくる転職者と話をすると、以下のような背景が見えてくる。


不景気により業績が悪化したことで、理念やビジョン、さらには教育やモチベーション管理、コミュニケーションの強化など、中長期的に大事なことが完全におろそかにされ、短期の売上向上、コスト削減のみにフォーカスしたメッセージやマネジメントがなされる。

それが1ヶ月、2ヶ月なら良いのかもしれないが、半年、1年と続くことで、組織が疲弊し、短期の売上や利益のためのサービスや人員配置が繰り返され、いよいよ何を目指していくのか、どうなっていくのかがわからなくなってしまうということが起きているように思う。


一方で数は少ないが業績が低迷していても人が流出しない会社もある。


その組織でも短期的な売上向上、コスト削減はやっているだろうし、中長期的に大事なことが後回しになっていることもあるはず。

それでも人が流出しない。

その背景にはどうやらビジョンや理念の徹底的な共有、そして経営者と社員、社員同士の高密度な対話がなされているように感じる。

何のために今我慢しているのか、何のために踏ん張らないといけないのか、何のためにコストを削減し、短期的な売上のための商品を売らざるを得ないのか、そのあたりが全社員に腹落ちしている会社では、あまり人が流出していないように感じる。


その反面、順調に成長を続けている企業でも、経営者が売上、利益、株価、ユーザー数などばかりに気を取られてしまい、中長期的に大事な組織作り、人材の育成、対話を怠ると、社員個人にとって旨味がなくなったタイミングで優秀な人材から抜けていってしまい、業績後退へと突き進んでしまうことも良くある話。

上場前後で役員陣が入れ替わる会社とかはまさにそういうケースが多いかもしれない。



そういうことから感じるのは、こういうときこそ経営者はしっかりと社員一人ひとりと対話し、売上や利益ばかりではなく、会社のビジョンや中長期の戦略、方向性を伝えていくことが重要。

そして社員全員で行動理念を語り継ぎ、目指すべき組織、理想の組織をちゃんと共有すること、それが最終的には強い組織を創り出すのだろう。


正直私自身もこの1年くらいは不況にぶつかり、それどころではなかった・・・。

その結果、ついつい短期の売上ばかりにフォーカスしたメッセージを発信してしまっていたと思う。

大いに反省しないといけない。


私が知る中でそのあたりの組織作りにひいでている会社はサイバーエージェントだと思う。

役員の方々とも仲良くさせて頂いているが、その顔ぶれを見ても、本当に素晴らしい経営チームだと感心させられる。藤田さんの才能であり、人望であり、戦略によるものなのだろう。

うーむ、前職が同じで年齢も1つしか違わないのに・・・・。何とも悔しい限り。

近い将来、是非とも彼ら以上に組織モチベーションが高く、優秀な人材が集まる強い組織を創ろう!!

このブログを書きながらだんだんとそう思った(笑)。

久しぶりに現在の主軸事業である中途採用支援ビジネスの市場動向について書いてみる。

今年に入ってからの緩やかな景気回復に伴い、中途採用市場も1月以降、少しづつながらではあるものの、明らかに回復傾向に向かっている。


上場している人材関連企業各社の決算発表を見ると、ハイライトなどに売上は前期比40%増、といった内容が書かれていたりする。

ただだから凄い回復しているんだ、と思うのは大きな間違い。

昨年気はリーマンショックの真っただ中でピークに売上が凹んでいたとき。その凹み具合は各社異なるものの、大手企業各社は恐らく40〜60%程度は沈んでいた。

そこから考えると、リーマンショック前の売上を100とすると、リーマンショックで50まで凹み、今年に入って回復傾向に突入したことで70まで戻しているということ。


つまるところまだまだ回復途上。

そして中途採用市場の伸びは以前のレベルまで一気に戻すような印象ではなく、じわじわと回復に向かっていくものの、各社ともに以前のような大量採用ではなく、1人1人慎重に選考し、判断する傾向が強まっている。

今回のリーマンショックによる落ち込みが長い間続き過ぎたことによって、雇用し固定費を高めてしまうことに対して、経営者が一種のトラウマを持っているような印象さえある。


その中でも唯一といっていいほど活況なのは、エンジニア市場。

エンジニア、特にWEB系のエンジニアに至っては、完全なる売り手市場。

どこもかしこもエンジニア、Webディレクターが必要だと言ってきている。


その結果完全に需給バランスが崩れていて、多くの会社が採用できずにいる状態が続いている。

一方で日経新聞の一面には、多くの若年層が就職できずにいるから企業に助成金を出すという・・・。

なんともボタンの掛け違いというか、なんというか。


そこから思うことは、若年層の就職難を改善するためにも、企業が世界と戦っていくためにエンジニア不足を解消するためにも、日本全体で若手のエンジニア育成に力を入れるのがベストソリューションな気がする。

恐らく誰かがその歪みをチャンスととらえてビジネスに変えていくのでしょうが、ここは大きくビジネスチャンスがあると感じます。


もし誰か興味がある人がいれば、是非社会のためにも、企業のためにも、やってください!!

会社で仕事をしていたら、知り合いのバーの店長より携帯に連絡が。

内容は全くの世間話。

ようは店に客がいなくて暇だということらしい。


彼にはいろいろと良くしてもらっていることもあり、そういうときは顔くらい出してあげることにした。


このブログを書き終わったら、今日のオフィスワークは一旦終え、六本木のバーへ移動。


夜は読みたい本が山積みなので、何とか2時間くらいは読書の時間を確保したい。

なので飲み過ぎて寝ちゃわないように要注意。


最近自宅で本を読んでいると30分くらいで落ちているケースがしょっちゅう。。。

酒は弱くなるし、体力はなくなるし、困ったもんだ。


ということで、今日はこれにて終了。

お疲れ様でした。

弊社にてWebデザイナーとコーディングスタッフを急募で探してます!!

詳細は以下をご参照ください。


I&Gパートナーズ求人 http://www.green-japan.com/jobs/172.html


現在の主力事業はインターネットを活用した人材ビジネスですが、これから人材サービス領域以外のインターネットサービスを続々と立ち上げていきます。

今回のスタッフはそのための募集です。


まだあまり具体的に言えるものは少ないのですが、Twitterを活用したママ向けのサービスや、ソーシャルアプリ、更にはCtoCの新たなサービスを11月にリリースする予定だったりと、目白押しです。


2010年10月よりオフィスも麻布十番に移転し、心機一転新たな期をスタートします。

我々はその時点を第二創業期と認識しており、まさにその第二創業期の創業メンバーとして、新規事業に関わってくれる人材を探しています。

雇用形態はアルバイト、契約社員、正社員全て検討可能です。

我こそはという方、是非ともお待ちしています。


でもこれで採用できちゃったらうちのサービスの必要性が根本から崩れる・・・。

ちょっと複雑な心境ですが、良い人は必要なので是非!


応募に関しては、greenからお願いします。

面倒な場合は私宛てにメール頂いても結構です。


新居メールアドレス arai@ig-partners.co.jp


よろしくお願いします。

経営者として本当に今日、明日の営業活動のことだけを気にしていてはいけないと、改めて気付かされた。

というのも先週くらいから、久しぶりに大量の本を読み、なおかつ10月から始まる新しい期のことに頭を集中させていた。

金曜日も諸事情によりオフィスにはいかず、自宅と近くのカフェで仕事をしていたのだが、そのときにいろんな考えが一気に進み、普段は考え付いていないことや取り組むべきことなど、様々なことが一気に頭を駆け巡った。


ここ1年くらい、昔のように頭が働かないなと思いつつ、それは年齢によるものだろうくらいに思ってきた。

しかし数か月前くらいにちょっと気付きがあって、頭をリフレッシュさせ、中長期のことや、俯瞰して高い視点から物を見ることを意識し、なおかつ読書や人と会うことでのインプットを増やすことを意識的に行うようにした。


それから上海にも行き、社外の人とも良く会うようにし、本を読むスピードも上げ、先のことを考える時間を増やした。

それによっていろんなことが見えてきたように思う。

逆にいえば、今まで経営者としてやるべきことが一部やれていなかったということなのだが・・・。

1年半くらいは不景気の渦の中でもがくことに必死になりすぎていて、本当に足元以外には見ていなかったし、見る余裕もなかったが、ここ数ヶ月、社員の頑張りもあっていろいろなことを見る余裕を持てている。


やはり船長たるもの、常に先を見通し舵取りの指示をしなければ、その船は座礁してしまう。


先週末、改めて未来を見通し、ビジョンに向かって戦略を描くことが経営者の大事な仕事の一つであることを感じることができた。


36歳になった今でも、まだまだ成長している自分を感じられるのは嬉しいこと。

逆を言えばまだまだ未熟であるということ。それに気づけただけでも一歩前進。


さて明るい未来へむけて経営者としての仕事を遂行するとしよう!!

今日は久しぶりにスーツを身にまとい、営業に出かけた。

しかし風、雨、さらには汗が止まらない猛烈なジメジメ感に心が折れてしまった・・・。


やっぱりどう考えてもこの湿度と気温の中で、スーツを着るという習慣はやはり無理がある。

スーツを着る人が多ければ、お店やオフィスの冷房も強めに設定せざるを得ない。その結果、二酸化炭素も排出されてしまうし、オフィスで働く女性にとっては冷えの原因ともなる。

移動の電車の中はサラリーマンの汗の臭いが充満していて気持ちが悪くなるし。

と言っても当然ながら私自身も含まれるのだが・・・。


営業先に行っても今日は額から、首筋から、汗が垂れながら商談を進めていた。

先方としても目の前で汗だくな商談相手を見ているのは心地よくないはず。

総合的に見て、ネクタイは当然ながら、スーツも着る必要がない気がする。

逆にお洒落着としてパーティーや合コンやらに着ていく人はそれでいい。



と散々スーツ反対論を唱えたものの、ほとんどスーツを着ないで仕事をしている私としては、別に文句を言うまでもなく、スーツを着なければいいだけの話。


あまりにも今日一日暑い思いをしたので、ちょっとした愚痴ブログでした。

お付き合い頂き恐縮です。

最近成長企業の多くの会社で新規事業企画担当などのニーズが相次いでいる。

その背景として、既存の事業の成長が鈍化し、一定収益はあがっているが成長ができずに縮小均衡に陥ってしまっている会社が増えているように感じる。


弊社も常に新規事業については積極的な取り組みを推進している。

勿論狙うのはインターネットサービス市場。


既存の人材関連ビジネスだけでは我々が目指すべき目標に到達できない。


なんだけど、これがまた簡単じゃない。


ある程度の規模感のビジネスを創りだすことを狙うには、未来のあるべき姿を予想し、勝負を仕掛ける必要がある。かといってニッチなニーズにフォーカスすると、どうしても小規模なビジネスになってしまいがち。

また自分達が長いこと本気で取り組んできた市場であれば勘も働くが、新たな市場で勝負となると、これまた難易度が大幅に上がってしまう。

一方でアメリカではどこからかgrouponのような凄いサービスが出てきて短期で大成功したりする。

そのたびに世の中凄い人達がいるものだと感心する。


何にせよネット業界は恐らくこれからもまだまだ発展していく。そしてその過程で未来のAmazonやgoogleや、facebookにとって代わるような企業も出てくるだろう。


何としても我々も世界に通じるビジネスモデルをひねり出さないといかん。


冒頭に書いたように弊社のクライアントでもビジネスが縮小均衡してしまって、次のステージに行けないままに社員のモチベーションが下がり、次第に右肩下がりになっていく会社がかなり増えてきている。

弊社も10月からはもう8期目に突入する。

そろそろ勝負の仕掛け時。ここで勝負を仕掛けなければ同じ道をたどってしまう。

勿論縮小均衡でも利益が出ていればいいじゃないかという人もいるかと思うが、その議論の答えは何を目指すかによって当然変わってくる。

我々は次のステージにあがるために、果敢に勝負を挑む、そういう会社であり続けたい。

良い新規事業ネタないかな・・・。

サイバーエージェントのジギョつくに応募があった300近い新規事業提案を見たいなぁ(笑)。

最近なかなか良さげなソファを友人から譲り受けた。

ただちょっとばかりソファ内のウレタンというかクッションの接着がずれてしまっていたため、見栄えが良くなかったので修理をすることに。

とはいえ友人から買い取ったものに更に高額な修理を払ってしまうと、何のために買ったのか意味がわからなくなってしまう。

Webでソファを検索しても、ニトリやニッセンを筆頭に最近ではそこそこ良さそうなソファもめちゃめちゃ安いし。

とはいえ気に入らないと愛着も湧かないので、やはり何とか安く修理してもらえるところを探さないとと必死。

でいろいろとWebで検索して10社位に問い合わせ。

最後に行き着いたのは、有限会社●●工房というほぼ個人に近い規模感で家具の修理などを手掛けている会社。

会社組織でやっているところは、大手運送会社が引き取りに来て、自社工場で修理するという流れがほとんど。さらに日程としては2週間くらいはかかるところばかり。金額も3〜5万くらいと何とも高い。

でも最後に行き着いた個人に近いところは、自社のトラックで出張してきてくれて、その場で治せればその場で修理してくれるとのこと。もしダメでも自社のトラックで持って帰るので運送費はかからないという。

何ともフットワークの軽い話。なのでコストはほぼ作業代のみという、何ともありがたい話。

勿論それでも半日近い作業になるらしく、2万円前後はゆうにかかってしまうのだが、他社に比べれば半額に近い。
何とも救われた気分。

でも思ったのは、その職人さんの●●工房、電話で話をしてみたら凄い良い感じの方だったのだが、HPはあまりにもいけてないし、有限会社ということで一見すると信用性が足りない。価格勝負でも技術力でも多くの会社には十分に勝てるように感じる。

こんな個人事業主や小規模な企業が沢山あるのではないかと思う。

インターネットはまさにこういう人達にとって救いのツールになるはず。

楽天が地方の商店街のお店の命を救うサービスになったように、もっと価値がある個人事業主などに光が当たるようになれば、我々ユーザーにとっても大いなるメリットがあるはず。

そういう時代になれば、大きな組織や大きな店舗が有利だともいえない時代が来る。

そんなサービスを作れればいいな、、、とソファ修理の依頼先を探しながら未来をイメージしていた。

Googleの広告モデルもそうだが、まさに個やマスに光を当てるようなサービスって意義があるなと改めて思った。

ビジネスを楽しむこと、これすごく大事なこと。

経営者仲間と話をすると、みんな本当にビジネスを楽しんでいるなーと良く感じる。

一方で世の中には仕事を楽しんでいる人がそれほど多くないのではないかとも感じる。

では楽しく働ける人と働けない人は何が違うのだろうか。

仕事内容か。いや多くのケースではそうではないはず。


楽しい仕事と楽しくない仕事があるのではなく、仕事が楽しめる人と楽しめない人がいるという方が正しいように思う。一部を除けば。。


ではどうしたら仕事が楽しめるのか。

それは何を目指して取り組んでいるかということに尽きるのではないだろうか。

日々何の目的もなく、目の前に降りかかってきた業務をこなすだけだと、飽きもくるし、そのタスク一つ一つは決してクリエイティブなものばかりでもないし、日々自分の成長を実感できるわけでもない。

しかし目標を持ってそのために日々努力をしているのであればどうだろうか。


もっとわかりやすい例として私が高校時代に所属していたサッカー部を例に出そう。

高校時代はほとんど毎朝のように朝練習があり、放課後も毎日のように練習があった。

勿論相応にハードで、ダッシュしたり筋トレしたり、長距離走をしたり・・・。

今だから言えるが、私自身はその頃は正直モチベーション高く取り組んでいたことはなかった。

サッカーが好きだったこと、途中で投げ出すのが嫌だったことから、なんとなくは続けていたものの、毎日の辛く厳しい練習に関しては完全に受身で流していたのを覚えている。

今思えば、何の目的も持っていなかった。

全国大会に出ようとか、プロになろうとか、そういう明確な目標や方向性を一切持っていなかった。
中には全国大会に出たいと思っていた人もいたと思うが、それをメンバーや監督の間で共有したり、口に出したりするようなことは一切なかったと記憶している。

私自身も正直に言えば一度もリアルにそう思ったことはなかったし。

そんなんでなんとなくサッカーをやっている。
運動神経が良かったために、そんな中途半端な気持ちでもそこそこ出来ていただけのこと。

そうなれば当然興味は別のものに向かっていく。
たいして楽しくない練習のストレスは、遊びなど別の形で解消するようになっていった。


話を戻すと、本気で目標を持ってサッカーをやっていたら、正直もっともっとやれたことはあったと思う。

全メンバーで自分達はどこを目指してやるのか、それは本気でやりたいと思えるのか、自問自答すべきだった。
そしてそれに腹落ちした仲間だけで、目指しているレベルから逆算して日々必死になって練習していれば、恐らく結果は全然違っていただろう。

練習が辛いことには変わりないかもしれないが、毎日真剣にやっていただろうし、チームが少しづつ強くなっていったり、少しづつ上手になっていく自分、目標に近づいていく感覚などが、最高のやりがいを提供してくれたのではないかと思う。


会社や仕事でも同じこと。

日々ただハードに仕事をしているだけだと、当然ながら疲弊するし、唯一の楽しみは週末や休暇などということになってしまう。それでは成長企業で働く意味が失われてしまう。


もしそうなっている組織であれば、これは勿論経営者の責任が大きい。

弊社も一時期足元業績のことばかりに気を取られてしまったことで、社員が全体的に疲弊していたこともあった。これはまさに私の責任。

経営者が会社の目指すべき方向を明確に打ち出し、それを実現するための戦略を描き、全社員に説得力と強い意志をもって伝えることから全てが始まる。

各リーダーはその方向性と自身の管轄する事業やチームの方向性やビジョンの方向性を一致させ、それをメンバーと共有することができないといけない。


各社員は、その会社が進んでいく方向性や目指すビジョンなどに共感できるか、そしてその方向に自分個人のビジョンの方向を合わせることができるかが大事であり、それが一致すれば、価値観を共有し、同じ目標を目指す仲間と最高にエキサイティングな働き方ができるはず。


今仕事が楽しくないと思っている人の多くは、会社の目指していく方向性などに共感ができなくなっているか、自分が何を実現していきたいのか、何が実現できれば楽しいのか、がわからなくなってしまっているのではないだろうか。

経営者が忙しいのに楽しそうなのは、会社のビジョンと自分のビジョンがほぼ一致しているから。

また経営者と近いところにいる社員ほど、経営者の影響を受けて一致しやすいもの。

もし自分があまり共感できていないなと思ったら、積極的に経営者とコミュニケーションを取るのが良いかもしれない。

一方で自分の目指している方向性と会社が目指している方向性が逆を向いてしまっていることに気付いた場合は、自分の方向性と一致するビジョンを持つ別の会社に転職するという選択肢もあると思う。


何にせよビジネスは楽しみながらやるのが一番だし、まさに好きこそ物の上手なれである。


そう考えるとスポーツチームの監督などは経営者と同じだな。。。

岡田監督もいろいろと経営者の話を聞いていたというのも納得。

高校サッカーの監督は元経営者とかがやれば凄くうまくいったりして。

最近やりたいことが多すぎて時間が足りなすぎる。

なんとか少しでもやりたいことを消化しようと睡眠時間を削っているものの、昔と違って無理も効かなくなってきていることもあり、消化しきれず・・・。


仕事に関することは勿論だが、それ以外にやりたいことは、


英語の勉強

グローバルな企業を目指す上で経営者が日常会話さえできないようでは話にならないし。


最新技術への理解

今後インターネットサービスを展開していく上で経営者が技術への一定理解を持つことは重要。


読書

英語・技術の本は勿論のこと、孫子の本など最近ビジネス書で読みたい本がまた増えてきた。


ゴルフ

この前ドライバー買ったのに練習も行けてないし、ラウンドも1回しか行けていない。


サーフィン

せっかくの夏なのにここ3週間くらい海に行けていない。


ワークアウト

毎週行っているものの、できれば週に2回くらい行けると体も変わってくるはず。




ビジネス以外にもこれだけやりたいことがあると、正直1日24時間じゃあこなせない。

あまり欲張りすぎず、少しやりたいことのリストラが必要かもしれないな。。。


これはビジネスに限った話ではないが、人と人が信頼関係を築く上では、相手の期待を越えようという意識を持っているかどうかは凄い重要。

わかりやすいのでビジネスの場で考える。


ビジネスにおいて社長が社員に何か資料作成を依頼したとする。

それに対して出来上がってきた資料が社長の期待を上回っていたとすると、これは非常に「お、いい仕事する奴だな」「こんな能力あったのか」「意欲的だし良く考えてくれている」ということになり、信頼を勝ち取ることができる。

そういう人は今後何か重要なことを誰かに任せようと思ったときに、いの一番に頭の中に浮かぶはず。
それによってチャンスを掴み取ることができる。


一方で依頼した通りに出来上がってきた場合。
これは当然最低限のレベルはクリアしているが、特段大きな信頼を勝ち取れるわけではない。


これは社内だけではなく、顧客や友人との関係においても同じこと。


わかりやすく実際にあった例を出してみる。


とある飲食店で店員さんのミスでお気に入りの服にドリンクがかかってしまった。
その際に私がふと思ったこととしては、店長さんあたりがお詫びにきた上でドリンクをもう1杯新しいものを持ってきてくれるくらいか、もしくはクリーニング代として1000円くらいくれたらちゃんとしている店だな、くらいだった。

が、実際には店長が出てきてお詫びをしてくれ、更にはその日その時点までの飲み代は全て無料でいいという。
さすがに既に1万円を越えるレベルで散々飲み食いしておいて、そんな訳にはいかない。

内心ちょっとだけムッとしていた気持ちが一気に申し訳ない気持ちに変わってしまった。
しかし店長さんは頑として譲ってもらえずに受け取ろうとしない。
それ以来、その借りを返すべくそのお店を宣伝したり、自らも積極的に使うようになった。


これは随分昔だが、実際にあった話。

本当にお客様の視点で考え、相手の期待を越えようという意識を持つことは非常に重要。

それが信頼につながり、信頼の蓄積が自分にとって大きな大きな人生の財産になる。

ちょっとしたことでも相手の期待を越えようと思う気持ちが大事。

決して綺麗事で言っているのではなく、それが自分の人生における最も価値のある財産になるということ。


と、ここまで書いてから、なんとなく同じような内容を前にも書いたような気が・・・。

まあよしとしよう。。。

今日はこれから桐の会という会に参加してくる。

桐の会とは、私の母校である桐朋高校という学校出身の経営者や個人事業主で構成された会。

20代から40代まで幅広いベンチャー経営者が集い、いろんなテーマについて議論したり、講師を呼んで講演してもらったり、勉強会を開いたりとお互いにとってプラスになるようなことを定期的に開催している。


出身大学のOB経営者の集まりは良くありますが、高校のOBが集まるのは結構珍しいかも。


桐朋という高校は、少なくとも我々の代くらいまでは非常に魅力ある学校だったこともあり、高校への愛校心が非常に強いという特徴がある。

また比較的保守的ではなく自由闊達な校風だったこともあるのか、起業したり独立したりするようなやんちゃタイプの人もそこそこ多いということもあるのかもしれない。

もしくは組織になじめない社会不適合者が多いだけか・・・。

どちらにせよ経営者は孤独になりやすいこともあるし、抱えている課題やぶつかっている壁は経営者という立場でしか見えないこともあり、こういう同じ立場の仲間や先輩がいることは凄いプラスだと思う。

なんてブログを書いていたら遅刻しそうなので、行ってきます。





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