今日は新しいサービスを生み出すことについて考察してみたので、それについて。
世の中に新しいサービスを生み出し、成功させるということは本当に難しいとつくづく感じる。
それでも事業を生み出し、成功させるためにはいくつかのポイントがあるような気がする。
もちろん世の中に出回っているリーンスタートアップなどの戦略論や手法論も大事だと思う。
しかしそれだけでも新規事業を成功させることはできない。
戦略論、手法論の上位概念にあるのは、間違いなくその事業を立上げることに対する想いである。
ちょっと日本人的根性論みたいに聞こえるかもしれないが、あらゆる事例を見てきた私としては、その想いこそが新規事業を成功させるためのMust要件だと確信している。
インターネットサービスが世の中に出回り始めた当初は、米国で流行ったサービスを焼き回しや、思いつきレベルのアイディアサービスでも、センスとスピードによって成功してきたのは事実だろう。
しかしインターネットサービスも一通り揃ってきたこのタイミングでは、単なるセンスやアイディアで立上げたサービスや、海外から輸入してきただけのサービスでは簡単には成功できない。
これまでにゆうに5000社は越えるであろうベンチャー企業と取り引きをしてきた私自身が、成功しているサービスを立上げてきた人達と接する中で共通して感じるのは、そのサービスに対する強いパッションや問題意識に他ならなかった。
クックパッドやフォトクリエイト、モニプラ、Buyma、NP後払い、などなど、今となってはそれぞれ有名かつ成功しているサービスばかりだが、当初はどれも相当に苦戦していたのは周知の事実。
それでも、一定の成功を納めてからそれらのサービスを知った人達からすると、
「良く出来たビジネスモデルだね」
「競合は何でいないの?」
「どうして今まで誰も思いつかなかったんだろう?」
なんて思ったりするのだろう。
でも彼らの立ち上げから現在の成功に至るまでの経緯や苦労を知っている立場から言わせてもらえば、同じビジネスモデルを同じタイミングで立上げていたとしても、ほとんどの人は途中で断念しているに違いない。正直そんなにスムーズに簡単に成功に至ったモデルなんてそうそう存在しない。
我々自身も、現在の主力事業である成功報酬型求人メディアGreenを初めて世の中にリリースしたのが2006年9月。
当時は枠売り型の求人広告メディアが市場を席巻していたものの、我々は成功報酬型に移り変わっていくであろう未来を明確にイメージし、世界でも初めて成功報酬型求人メディアをスタートさせた。しかしその後のリーマンショックも含めて、黒字化するまでの試行錯誤は5年近くにも及び、そのプロセスでの戦略転換は何十回したかわからない。
正直もう一度ゼロからやれと言われたら絶対に嫌だと思うくらい大変な道のりを経て今に至っている。
今となっては、「仕組みで儲るビジネスを持っていて羨ましい」とか「センスいいよね」とか言って頂けることも増えてきたし、「何で大手各社はやらないんだろう?」とか言う指摘も頂く。
でもこれだけは言える。そんなに簡単にできるものではない。
事実、我々がGreenを立上げてから数年の間に、10以上の類似サービスが立ち上がっては消えてきた。大手各社も成功報酬型を何度も模索してきたし、今でも模索しているが、構造上戦略転換すること自体も難しいし、転換した後に成功までもっていくことも容易ではないことは何となく理解されているから、思いきってやれないのだろう。
我々は成功報酬型求人メディアが必ず多くの企業と人々に価値を提供できると信じていたからこそ、ここまでやってこれたのだと思っている。やはりKey Factorは「想い」ではなかろうか。
そんな我々も懲りずに再び新しいサービスに着手し始めている。
その名もJobShare。
ソーシャルリクルーティングと呼ばれるサービスの一種であり、世界でも初めてのサービスモデルである。つまるところ、あれだけ苦労したGreenの反省もなしに、再び誰も通ったことのない茨の道を突き進み始めてしまった。。。
一方、ソーシャルリクルーティングというと一見流行に乗っているかのように思われるが、我々はインターネット×HRという領域をリードしてきた会社だと自負していることもあり、どこよりも早い時期から市場をウォッチし、この領域でのビジネスモデルを考え続けてきた。
その結果として、このサービスこそが未来の新しい採用のカタチを創り出すものと信じられるだけのビジネスモデルが完成し、それにソーシャルの浸透という意味での機が熟してきた昨年の12月に、満を持してサービスを開始している。
勿論まだまだこれからのサービスであり、半端ない試行錯誤が必要だろう。
実際のこのチームのメンバーは日々マジで忙しそう。。。
それでもこれが実現できたら本当に価値があると思っているからこそ、ちょっとやそっとの壁にぶつかったくらいではへこたれないで頑張れるのだと思う。
I&G Partnersではこれらも新しいことにどんどん挑戦していくが、どんな事業であってもその成功の鍵としてMustなのは「想い」だと思ってる。
起業家を目指す人、新規事業を立上げる人、是非とも自分の想いを諦めずにカタチにしてみてほしい。
世の中に新しいサービスを生み出し、成功させるということは本当に難しいとつくづく感じる。
それでも事業を生み出し、成功させるためにはいくつかのポイントがあるような気がする。
もちろん世の中に出回っているリーンスタートアップなどの戦略論や手法論も大事だと思う。
しかしそれだけでも新規事業を成功させることはできない。
戦略論、手法論の上位概念にあるのは、間違いなくその事業を立上げることに対する想いである。
ちょっと日本人的根性論みたいに聞こえるかもしれないが、あらゆる事例を見てきた私としては、その想いこそが新規事業を成功させるためのMust要件だと確信している。
インターネットサービスが世の中に出回り始めた当初は、米国で流行ったサービスを焼き回しや、思いつきレベルのアイディアサービスでも、センスとスピードによって成功してきたのは事実だろう。
しかしインターネットサービスも一通り揃ってきたこのタイミングでは、単なるセンスやアイディアで立上げたサービスや、海外から輸入してきただけのサービスでは簡単には成功できない。
これまでにゆうに5000社は越えるであろうベンチャー企業と取り引きをしてきた私自身が、成功しているサービスを立上げてきた人達と接する中で共通して感じるのは、そのサービスに対する強いパッションや問題意識に他ならなかった。
クックパッドやフォトクリエイト、モニプラ、Buyma、NP後払い、などなど、今となってはそれぞれ有名かつ成功しているサービスばかりだが、当初はどれも相当に苦戦していたのは周知の事実。
それでも、一定の成功を納めてからそれらのサービスを知った人達からすると、
「良く出来たビジネスモデルだね」
「競合は何でいないの?」
「どうして今まで誰も思いつかなかったんだろう?」
なんて思ったりするのだろう。
でも彼らの立ち上げから現在の成功に至るまでの経緯や苦労を知っている立場から言わせてもらえば、同じビジネスモデルを同じタイミングで立上げていたとしても、ほとんどの人は途中で断念しているに違いない。正直そんなにスムーズに簡単に成功に至ったモデルなんてそうそう存在しない。
我々自身も、現在の主力事業である成功報酬型求人メディアGreenを初めて世の中にリリースしたのが2006年9月。
当時は枠売り型の求人広告メディアが市場を席巻していたものの、我々は成功報酬型に移り変わっていくであろう未来を明確にイメージし、世界でも初めて成功報酬型求人メディアをスタートさせた。しかしその後のリーマンショックも含めて、黒字化するまでの試行錯誤は5年近くにも及び、そのプロセスでの戦略転換は何十回したかわからない。
正直もう一度ゼロからやれと言われたら絶対に嫌だと思うくらい大変な道のりを経て今に至っている。
今となっては、「仕組みで儲るビジネスを持っていて羨ましい」とか「センスいいよね」とか言って頂けることも増えてきたし、「何で大手各社はやらないんだろう?」とか言う指摘も頂く。
でもこれだけは言える。そんなに簡単にできるものではない。
事実、我々がGreenを立上げてから数年の間に、10以上の類似サービスが立ち上がっては消えてきた。大手各社も成功報酬型を何度も模索してきたし、今でも模索しているが、構造上戦略転換すること自体も難しいし、転換した後に成功までもっていくことも容易ではないことは何となく理解されているから、思いきってやれないのだろう。
我々は成功報酬型求人メディアが必ず多くの企業と人々に価値を提供できると信じていたからこそ、ここまでやってこれたのだと思っている。やはりKey Factorは「想い」ではなかろうか。
そんな我々も懲りずに再び新しいサービスに着手し始めている。
その名もJobShare。
ソーシャルリクルーティングと呼ばれるサービスの一種であり、世界でも初めてのサービスモデルである。つまるところ、あれだけ苦労したGreenの反省もなしに、再び誰も通ったことのない茨の道を突き進み始めてしまった。。。
一方、ソーシャルリクルーティングというと一見流行に乗っているかのように思われるが、我々はインターネット×HRという領域をリードしてきた会社だと自負していることもあり、どこよりも早い時期から市場をウォッチし、この領域でのビジネスモデルを考え続けてきた。
その結果として、このサービスこそが未来の新しい採用のカタチを創り出すものと信じられるだけのビジネスモデルが完成し、それにソーシャルの浸透という意味での機が熟してきた昨年の12月に、満を持してサービスを開始している。
勿論まだまだこれからのサービスであり、半端ない試行錯誤が必要だろう。
実際のこのチームのメンバーは日々マジで忙しそう。。。
それでもこれが実現できたら本当に価値があると思っているからこそ、ちょっとやそっとの壁にぶつかったくらいではへこたれないで頑張れるのだと思う。
I&G Partnersではこれらも新しいことにどんどん挑戦していくが、どんな事業であってもその成功の鍵としてMustなのは「想い」だと思ってる。
起業家を目指す人、新規事業を立上げる人、是非とも自分の想いを諦めずにカタチにしてみてほしい。