麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2014年04月

飛び石連休の合間だった今週の月曜、久しぶりに休みをもらったところ、今日出社してみたら何となく浦島太郎になったかのような不安感を感じてしまうのは、私の器の問題だろうか。。。

とそんな話はどうでも良くて、今日は言語におけるヒエラルキーについて感じたことを書いてみた。


「最近の若者が敬語の使い方がなっていない」という話は良く聞くこと。

尊敬語・謙譲語・丁寧語と日本語はことのほか敬語の難易度が高い。
お恥ずかしながら、かくいう私もそれほど理解して使いこなしていないかもしれない。


でも一方で英語にはほとんど丁寧か丁寧じゃないかくらいしか人間関係の力関係や上下関係を意識する要素が存在していない。これは英語を勉強している中で強く感じたというよりも、映画の会話シーンなんかを見ている時に強く感じることが多い。


映画の中で、娘の旦那さんが義父に対して、

「Hi, Mike. How are you?」

なんていう会話が頻発する。さすがに日本人的には相当違和感を感じる。


私も相当理解ある義父のお陰で、日頃から随分とフランクには会話させてもらっているが、さすがにファーストネームで呼び捨てにできる日は到底きそうもない(笑)。


まあこれは日本語の特性なのだから良い悪いではないのかもしれない。

Harvardのケーススタディにも、日本語というのは会話する相手との力関係や年の差、学歴、職歴などを凄く重んじて、それによって使う言葉を変えなくてはいけないというような内容が記載されていた。日本の組織・社会が激しくヒエラルキーを意識するのはそのせいなのかもしれない。


本日の日経新聞の一面に元部下が現在の上司になるという表現で、定年後の職場復帰について書かれていた。今の日本の一般的な組織を想像するに、本当にワークするのかどうか、怪しい気がするのは私だけだろうか。まあ1つ2つ上の先輩程度なら可能だろうが、15歳上の元上司をマネジメントなんて、私なら絶対にやりたくないw


ちなみに弊社においてはヒエラルキーを極力排除している。
人生経験(年齢)をベースにある程度の敬語は使っているものの、最低限の敬語をベースに、あとはお互いを仲間として信頼&尊重しつつフランクに会話することが基本になっている。
だからこそ誰をどう抜擢してもそれほどの違和感は生まれず、実力主義が徹底しやすいし、恐らく社員もそれに十分馴染んでいると思う。


話を戻そう。


「最近の若者が敬語の使い方がなっていない」


個人的には敬語を使いこなすことは、日本人として日本で生きていく上では必要な常識の範囲だとは思いつつも、ポジティブに捉えるのであれば日本人も少しずつヒエラルキーをことさら意識せずに会話できるように進化していっているということの現れかも?!


どっちがいい悪いではないが、弊社が目指す理想の組織においては、ヒエラルキーを極力排除して会話できる言語の方がベストかもしれないのと、個人的には相手との力関係を探りながら言語を選定しないといけないのは少しだけ面倒だなーと感じる今日この頃。

最近飛ぶ鳥を落とす勢いのLIGさん。

フジテレビ+のネットドラマ『世界一即戦力な男』のメインスポンサーとなったことをきっかけにいろいろと懇意にさせて頂いています。


そんな中で実際にLIGさんに中途採用のニーズが発生。

じゃあ試しに一度騙されたと思ってGreenを使ってみて下さい、ということに。


その結果、短期間で求めていた人材を採用頂くことができ、Blogにもその過程を書いて頂きました。
LIGさん、ありがとうございます♪


それがこちら⇒http://liginc.co.jp/life/business/81485


こうやって喜んで頂けたり、ご評価頂けるのは本当にありがたい話ですし、LIGさんほど高い人材レベルの会社さんにも十分に価値提供できるようになってきたことが何よりもサービス運営企業としては誇らしいです。

5年前とか思い出すと。。。。。笑

もっともっと多くの最適なマッチングを実現すべく尽力してまいります。

弊社が創業以来、強く意識し、追い求めているのが『理想の組織』への進化。

アーティストやプロアスリートのように、厳しくも楽しく、経済的対価以上のやりがいやモチベーションをもてる働き方をビジネスの世界で実現したい、そう考えて組織を創ってきた。

世の中の会社とは少し逸脱しているからか、ここ最近は組織作りについて聞かれることが多くなった。

そういう時にお答えしているエッセンスの一部を思いつくままに書いてみようと思う。


1. 組織は出来る限りフラットがいい
 新卒説明会でも毎年言い続けているが、インターネットサービスを創る組織においては軍隊型のトップダウン組織やピラミッド型の組織は非効率。全ての社員が情報を持てる時代であり、知恵の総和が組織としての武器となるインターネットサービスにおいて、余程のカリスマ出ない限りはトップダウンでは成長し続けることは難しいと考える。可能な限りフラットな組織とし、全員参加型の経営スタイルを目指す。それと同時に全社員に経営者視点を持つこと、考える習慣を持つこと、意思決定・判断をする力を磨くこと、を強く要求していく。


2. 挑戦し続ける文化がなければ生き残れない
 1つのサービスが永続的に価値を持ち続けることが難しい時代。特にインターネットの世界では次々に新しい技術が生まれ、イノベーションが起きている。ホームランを狙うことも大事だが、それ以上に組織として多くのヒットを生み出していくことを意識し続けることが大切だと考える。自らのサービスを自らの新サービスによって駆逐するくらいの挑戦風土がある組織こそが強い。そのためには挑戦して失敗することは積極的に推奨し、挑戦しないこと、失敗しないことを咎めていく風土が大事。


3. 管理ではなく信頼を重視する
 決まった作業をこなす社員は少なく、全員が最大限知恵を活用して価値発揮することが求められる。その中で大事なのは、お互い信頼しあうこと。特に経営陣が社員を信頼し自由や裁量を最大限提供することで、社員は最大限自分の能力を発揮できる。知能レベルの高い組織を経営する上では、管理や強制は不要。大事なのは信頼とサポートだと考える。


4. 利益ではなく理念を追求する
 組織が目指すのは利益の最大化ではなく、理念の実現。利益の最大化は株主(あとは税金を得る国)にのみ価値を提供するわけで、それを社員全員で追求すべき目標とするのは難しく、それを心から目指したいと思う社員なんていないはず。自分達が何を成そうとしているのか、その目標が誇らしく、やりがいがあることが大切だと考える。




大事にしていることはこれだけではないものの、今ぱっと思いついたのがこの4つ。

どうせ働くのであれば、信頼・尊敬できる仲間達と、やりがいのある目標に向かって、最高にエキサイティングな仕事をしたい。人生における仕事の占める時間は相応であり、その時間が幸せだったりやりがいを感じられなければ、その人の人生が幸せになるのは難しいだろうし。

雇用人数も影響範囲もまだまだ未熟すぎて偉そうなことは言えないが、少なくとも頑張って働く社員にとっては、常に理想の組織であり続けたい。だからこそ自分だったらどういう組織で働きたいか、どういう組織だったらサラリーマン的ではなく起業家的に働けるか、そんなことを考えながら試行錯誤し続けている。

今はまだ理想の組織に向かう長い道のりの序盤にすぎない。常日々努力あるのみ。

社内で一番好きじゃないのは不必要な気遣い。

「社長だから」「先輩だから」「忙しそうだから」「お疲れだろうと思って」

良く社内で最年長で創業社長である私に気を使ってくれる人がいる。

勿論気遣ってくれること自体は何ら悪いわけではないし、日本というヒエラルキー社会においてはある意味自然なのかもしれない。

ただそれとトレードオフで、ビジネス上の目標達成に最短距離を走れなくなってしまうのであれば、そんな気遣いは要らないと言いたい。


これは同僚同士でも同じこと。

勿論お互いに一定の配慮をしたり、気を使い合うことは大事だが、それによって目的遂行のために言うべきことが言えなかったりするようでは、ビジネスに支障が出てしまう。


理想の組織において気を使う相手は上司でも社長でもなく、顧客であり市場である。

間違って仲良しサークルにならないよう、お互いプロとして仲間に高いレベルを要求しあい、レベルが達してなければお互いに指摘しあう、そういう組織が強い組織なのだと思う。

自分が受けた指摘は「誰に言われたか」ではなく「何を言われたか」でしっかりと受け止め、自分なりに吸収し改善すべし。

そして上司や社内に気を使っている暇があれば、お客様のためにもっとできることを考えるべし。

内向きではなく外向きに。

社内で自分が出世することを目指すのではなく、市場において自分たちの組織がもっと影響力を持てるように成長することを目指そう。

昨晩は深夜1時過ぎに帰宅し、シャワーを浴びた後、2時過ぎに就寝。

ここまではほとんど普段と変わりない一日だったはず。

しかしここからが驚きだった。

寝始めてさほど時間が経ってない段階でいきなり飛び起き、寝坊したと勘違いして風呂場にダッシュ。
そのままシャワーを浴び、少しぬるくなった風呂に浸かるというハプニング。
いつもにも増して眠気が抜けないと感じながらもドライヤーで髪をかわかし、ヒゲを剃り、、、、。

リビングに戻ったところで外が真っ暗なことに気付き、大きな違和感を感じて時計を確認。

なんと3時15分。まだ寝始めて1時間ちょっとしか経ってないではないか。


しかも1時過ぎに風呂入ったばかりなのに3時にまた風呂入ってるし。

酒のせいか、寝不足のせいか、ストレスか、理由は不明だが、あまりに残念過ぎる出来事に呆然自失。


その後は当然ながらもう一度布団に入り、6時30分の設定したアラームによって再度起床。
そしてまたもや風呂に入り支度を整えた。

1時から7時というたった6時間の間に3回も風呂に入るという人生初の経験をし、極度の寝不足状態のまま出勤して今に至っている。


過去にも何度か時間や曜日を勘違いして飛び起きて洗面所にダッシュするという経験はあるものの、普通はそこで気付いてすぐに床に戻るわけで、風呂まで入って髪まで乾かすという経験は完全に初のこと。

さすがに自分のアホさ加減に呆れた、そんな火曜日の朝でしたw

私自身起業した当初より、

理想の組織=全ての社員が誇りを持てる組織

を実現したい、と思ってここまで頑張ってきたという経緯がある。

今思えば、創業当初は経営とか株式会社や資本市場ということへの理解が浅かったこともあり、単なる本能というか感覚的なレベルでそれが大事だと捉えていただけだったような感じだったのかもしれない。


ある程度知識がついてきた今、本当に理想の組織がどういう組織なのかということを改めて考えている。

全ての社員が誇りを持てる組織であるべきだという本質的なイメージは今も何ら変わりない。

ただ社員が楽しいとかやりがいがあるということだけでなく、顧客からも信頼され慕われ必要とされてなければいけないし、株主からも評価され応援してもらえ、雇用を生み出し税金を納め、社会から必要とされるような、そんな会社でなければ多くの社員が誇らしい会社になんてならないということはわかってきた。

そんな中で、長期に渡り意欲ある社員がやりがいと生きがいをもって働き、幸せな人生を送るためには、どういう働き方がベストなのだろうか。


特に最近はライフワークバランスを強く主張される方々もいるし、ヨーロッパ型の働き方を推奨している方も多い。でも何だかどれも自分だったら興味ないな、と思いがちで、今ひとつピンとこずにいた。だからといってみんなが毎日深夜まで働き続けるようなワーカホリックな組織では、多様な人が誇りを持てるような結果にもならないし、働けるのは一部の体力と気合のある人達に限られてしまう。そもそも労基法にも違反してしまうしw

さてどういう働き方が理想なのだろうか。

そんなことを考えいたいたときに以下の雑誌の中から私のイメージに近いと思える主張を見つけた。


写真




以下は社員に自主管理を強く促し自由度と裁量を最大化していることで有名なEvernoteのCEOのインタビュー記事の一部で、社員のライフワークバランスが崩れるのではないかという質問に対するCEOの回答。


仕事とプライベートの時間との間に線を引くべきとは思いません。少なくとも、私にはそんな線はありません。ただ「ライフ」があるだけです。エバーノートの社員はここで働くことを人生の大切な一部だと考えている。
したがって、休暇中であっても夜の11時にeメールをチェックし、週末でも仕事のことを考えているだろうと、私は期待します。しかし、やっている仕事が好きになれないとか飽きている場合には、それが嫌なことになる。
一方、妻がレストランのレビューをeメールで送ってくれば、私はデスクに座っていてもチェックするでしょう。午後5時まで待とうなどとは考えません。だから目の前の仕事に燃えている人間にとっては、ライフとワークの境界線は完全に溶解しているのです。



この会社は社員がオフィス以外で働こうと何ら構わないとしている。
休暇も無制限と、社員ひとりひとりに自律と自己管理を求めている。
一方で二流の人材は一切不要だとしており、一流である社員だけを雇うことに重きを置いているという。


上記を参考にしつつ、私なりに考えるライフワークバランスのベストは、公私の線引きを必要以上に明確にせず、遊びの延長に仕事があり、仕事の延長に遊びがあり、それら全てをひっくるめて家族と共に幸せな人生が送れていると感じられる状態であることかなと。

いろいろ賛否両論あるだろうが、大事なのはそういう働き方、そういう価値観に一致する人をちゃんと集めることが何よりも大切だと思う。


サッカーに例えれば、サッカーが好きだからどのチームでもいいのではなく、健康のためにサッカーをやりたい人と、世界一を目指してサッカーをやりたい人にとっては、入るべきチームは当然ながら異なる。ビジネスの世界も自分がどういう働き方、どういう人生を歩みたいか、それを叶えるためのチームはどこなのかをちゃんと判断することが大事。

組織もちゃんと自分達がどういう価値観でどういうレベルを目指して働いているのか、どういう生き様を幸せだと感じる人達が集まっているのか、をしっかりと伝え、ミスマッチを防いでいく義務がある。


でもやっぱり思うのは、ビジネスが楽しければ飲んでいても仕事の話になるし、家に帰ってもビジネスのことを考えたり本を読んで勉強したりしてしまうもの。もちろん年齢や家族を持つことなどによって投下できる時間などは少しづつ変化はあるだろうが、それでもやはりビジネスやるからには本気でやったほうが絶対に面白いと思う。


成功という結果も得たいが、心から信頼できる仲間と共に切磋琢磨する、というその過程にこそ人生を豊かにするエッセンスがあるのかもしれない。



こんなこと書くと誤解されそうですが、決してうちはハードワーク推奨のブラック企業ではないので、そこのところ誤解なきようお願いしますw

弊社の広告で大ヒットした「ちくしょう。転職だ!」のキャッチフレーズ。

フジテレビ+の開局記念ドラマ『世界一即戦力の男』にメインスポンサーとして協賛させて頂いた際に、制作した10種類の動画CMも面白いのでもしよければぜひ見てみて下さい。


個人的には先輩が過保護編が好きです♪






























ブログやFacebookの投稿について、いろんな方からワインとワークアウト(ダイエット)ばかりだとご指摘を頂くことが多いが、それをわかった上であえてブログでのシェイプアップ宣言。


本日4月9日より4月23日までの2週間ほど、朝・昼・夜の糖質制限に加え、一定のカロリーコントロールとワークアウトを実施し、夏に向けて肉体をシェイプアップすることを決意!

ま、シェイプアップというよりは、日々の暴飲暴食によりたるみきった体を元に戻す程度だけどw

みっともない数値をあえて披露すると、現在の体重が約75kg。

4月23日時点での目標体重は71kgと4kgの絞込を目指す。

筋肉が落ちてしまうと本末転倒なので、ワークアウトを週2回ほど実施しながら、糖質とカロリーコントロールにより脂肪を落とし、体脂肪率も現在の17〜18%から15%くらいまでは絞りたいところ。


意志が弱く、というか美味しいご飯や麺を食べたいという意志が強すぎて、なかなか肉体改造に着手できないまま暖かくなってきてしまった。だんだん薄着になっていく季節柄、だらしない体に苛立ちを覚えつつあるので、このタイミングで敢行しようと決意。

ということで今日からの2週間で会食が入ってる方々、ビールと日本酒とご飯もの、麺もの、デザート類は食さないのでご理解のほどお願いします♪

一昨日、半期に一度の社員総会なるイベントを無事終えました。

社員総会では、半期の振り返り、次の半期の戦略方針、新卒社員の入社式&配属発表、演芸、表彰などいつもながら盛りだくさんで、13時から始まり、その後の飲みを含めて深夜まで大騒ぎ。

社員総会についてはうちの社員のブログでも少し書かれてますが、節目におけるお祭り的なイベントでもありますが、一番の目的は、会社全体、事業全体を俯瞰して見たときに、この半年はどうだったのか、次の半年はどういう方向に向かっていくべきか、ということをメンバー全員で改めて理解・共有することだと思っています。


今回の社員総会で上半期(2013/10〜2014/3)の振り返りとして、業績は◎、しかし未来への戦略的投資や打ち手は☓という共有をさせてもらいました。

“中小企業”としてはすこぶる業績も堅調に伸びています。


正直2003年の創業時は今ほどスタートアップ企業への投資環境としては良くなかったこともありますし、自分自身も起業家として未熟だったこともあり、本当に山あり谷あり、幾度と無く事業を創っては潰してきました。自分の給与も出せたり出せなかったり、家も当時付き合っていた人の家に居候させてもらったり、オフィスで寝泊まりしたり、飲みに行くにも当時最も安かった居酒屋のワタミしか行かない、などとあまり思い出したくないくらいの経験をしてきました。

その中でもリーマンショックは衝撃的でした。

役員はもちろんのこと、社員の給与も下げさせてもらわざるを得ず、当然ながらそれを理由に多くの仲間が去っていきました。私自身も新卒初任給レベルまで給与を下げたために、すぐに家を引き払って安い家に引っ越し、車も売却し、なんとか生活をミニマムにして乗り越えたり。。。

リーマンショックを境に経営スタイルをキャッシュフロー重視に変更し、早期黒字化を実現し、しっかりと自社のキャッシュフローだけでも会社を健全に経営できる状態を構築しなおすところから始め、そこからはなんとかかんとか4期連続での増収増益を実現してくることができました。

いろんなことをやりたい、もっと成長させたい、早く海外にも挑戦してみたいという、起業家ならではのいろんな野望を全て押し殺しながら、雑居ビルにオフィスを構え、贅沢することなく、ハイリスクな選択をしすぎることなく、まずは自社の基礎体力を高めることに専念してここまできました。

そしてFY14上半期を終え、基礎体力についてはもう十分にある、といえるところまではきたと思っています。

一方で我々はまだまだ道半ばどころか、だいぶ遅れてスタートラインに立った程度のこと。
ここからは本来の目的である『理想の組織を創る』『インターネットとアイディアで多用なサービスを生み出し、世界に広く喜びと感動を創造する』を実現するために、更なる挑戦をしかけていきます。


猛烈に働いてきた20代、30代を経て、今年40歳を迎える私としては、ベンチャー経営者としては恐らく最後となる勝負の10年だと思っています。今まで本当に仕事ばかりに時間を費やしてきましたが、残り10年、全身全霊かけて取り組もうと思います。

といっても体力的には昔ほど無理はきかないので、若い仲間達に助けてもらいつつ、私は私なりに40歳らしく経験と知恵を発揮し、この会社を世界に飛躍させるべく全力を尽くそうと思います。


ここからの3年間は恐らく未だかつてないほどの挑戦をし、未だかつてないほどの変化、進化を実行することになると思います。社員が、顧客が、株主が、世の中の人達が、ファンとなってくれるような、多くの人達を魅了できるような組織となれるよう頑張りますので、ぜひとも温かい目で見守って頂ければ幸いです。

ちなみに今いる仲間のうちの半数ちょっとはリーマンショック当時からずっとついてきてくれています。
彼ら(彼女ら)がいなければ、私自身もここまで頑張れたかどうか正直自信はありません。
私にとっては家族のような存在であり、今もこれからも本当に心から大切な存在です。
そんな仲間にとってもこの会社で頑張ってきてよかったと思ってもらえるよう、改めて頑張る次第です。

滅多に過去は振り返らないタイプなんですが、社員総会を終えて、40歳という節目の年だからなのか、何となくここまでの道のりを振り返って書いてみましたw

4月1日より弊社でも4人の仲間が新たに加わった。

仲間が増えるのはなんだかんだ嬉しいもの。
社員も心なしか適度な緊張感と社内の活気を感じているように見える。


一般的には偏差値が高いと言われる大学を卒業しながらも、我々のような小規模なベンチャー企業への入社を決断する学生が増えてきているという記事が東洋経済や日経新聞などを筆頭に特集されるようになったのはここ最近のこと。

学生自身が多少なりとも自分の頭で何が自分にとってベストかを考えるようになったということなのかもしれない。


夢と希望を持って新社会人として数ある会社の中から、あえてI&G Partnersという会社を選んでくれた人達である以上、数年経ったときでもこの会社を選んでよかったと思えるようにしてあげたい。

と言ってはみたものの、自分の選択を正解にするのも失敗にするのも自分次第。

私を含めて仲間としてしてあげられることは、

・どんなに出る杭でも打たない、それどころか出る杭は引き上げる
・意欲や能力に合った適切な機会を提供する
・できうる限り情報を開示、共有する

まあこのくらいだろう。

これさえ満たされていれば、あとは自分次第でどうにでもなるし、どうにでもできるはず。

大事なのは、隣の芝が青く見えても現実はちょっと違うということ。
もう少し正確に言えば、今この瞬間は自社よりも他社の芝の方が青いかもしれないが、半年後には入れ替わっている可能性も十分にあるということでもあるし、隣からは青く見えたけど実際に転職してみたら、思ったより青くなかった、それどころかめっちゃ黒かった(笑)、みたいなことは多々ある。


自分次第でなんとでもできる環境を選ぶことができたからには、あとは自分で自分の選んだ道を正解だったと言えるように頑張ることが大事。


言い方を変えれば上記のような環境さえもない組織を選んでしまった人は選択ミスということかもしれないけど。。。。


じゃあ自分の選んだ道を正解にするためにどうすればいいか。

絶対に大事にしてほしいのは、組織にとっての最終成果とは何か、そのために今自分がやるべきことは何かをちゃんと考えて行動すること。



ちなみに話は逸れるが、最近日経新聞を読むべきだとか、身なりをちゃんとすべきだとか、新人に向けていろんなアドバイスをネット上でも見かけることが多い。

そしてそのどれもが正解かもしれないし、不正解かもしれない。

私自身は日経新聞は社会人になってからずっと読み続けている。
それ以外にも若き日は日経ビジネス、今ではハーバードビジネスレビューなどにも目を通している。
そしてその行動自体は凄く大事だと思ってきたし、自分にとってはプラスだったと思っている。


だからといって今の1年目もそうすべきだと言うつもりは毛頭ない。


インターネットネイティブ、デジタルネイティブと呼ばれる世代である以上、新聞紙をめくらなくても日経新聞の電子版でもいいし、そもそも新聞なんかでなくても世の中のニュースを上手に収拾することくらいはできるはず。なので別にアナログ世代の我々の方法を模倣する必要もない。


新聞を読めという人も、突き詰めればインターネットという能動的なメディア(そうなりやすい?!)からの情報だけでは偏る傾向があると感じているからこそ、ビジネスパーソンとして世の中の幅広い情報を知っておくべきだということが言いたいだけだったりする。


その際に捉えるべき本質は、社会人としての常識が欠乏しないような幅広い情報を得る努力をしたほうが良いというアドバイス。

インターネットベンチャーの世界は世の中では相当狭い世界。
当然情報も偏っている。
そのあたりを自分なりに理解し、バランスをとっていかないと、30歳になっても政治や国際情勢、ヘタしたら日経平均や為替さえ知らないままなんてことも多いにありうる。

それさえもいらないという人もいるかもしれない。

しかし将来的に大きなビジネスを展開しようという意欲があるのであれば、絶対的に一定の理解がなければいけないし、テレビや新聞に多少なり目を通すことで世の中のマスの関心事にも明るくならなければ、経営を司ることは難しいような気がする。


時にそんな一般常識を覆すような天才的なタイプの経営者もいるが、なかなかそんな人ばかりじゃないと思うのでw


何にせよ、今のワクワク感やドキドキ感を忘れずに、大きな志をもって挑戦し続けてもらいたい!


Boys be ambitious!!




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