麻布十番で働くCEOのBlog(旧・南麻布で働く社長のblog)

成功報酬型求人メディアGreenの運営や、インターネットサービスの企画・開発を行う株式会社アトラエの社長のblogです。

2016年01月

弊社より新たなサービス『yenta』をリリースしました!!

12月よりクローズドβ版として一部の方々に使って頂きながら、いろいろと改善・改修を繰り返し、ようやく本日一般リリースを迎えることができました。

Techcrunchさんにも早速取り上げて頂いています♪
完全審査制のビジネス向けマッチングアプリyentaは、
人工知能が毎日おすすめのユーザーを10名紹介



端的に紹介すると、『yenta(イェンタ)』というのは、簡単なプロフィール登録とスワイプ操作だけで、会いたいビジネスマンに会うことができる、いわゆるマッチングアプリです。

弊社TalentBaseが保有する解析技術を活用し、プロフィール情報やソーシャルデータ、アプリ内での行動データを解析することによって、それぞれのユーザーにとって魅力的なビジネスマンを毎日10名ほどレコメンドします。ユーザーの方々は、その対象者の中からスワイプ操作で興味があるユーザーを選ぶだけで、相手も自分に興味を持ったときのみマッチングして、コミュニケーションを取ることが可能になります。

いわゆるオンラインデーティングにおけるグローバルなUXを、ビジネスパーソン同士のマッチングに応用した感じです。


yenta(イェンタ)は、「スマートフォン」という革新的なデバイスと独自に開発している「マッチング技術」を、人と人とのリアルな出会いに活用することで、お互いに興味を持っていたり、お互いにもっと仲を深めたいと思っているのに、その機会を作り出せない人同士をyenta(おせっかいおばさんの意)によって結びつけることで、ビジネスを加速させる出会いを最大化することをミッションとしております。

2016年12月10日より、完全招待制のClosedβ版として約350名がyentaを利用して、既に約3,000件のマッチングが起こっており、想像以上に多くの、そして様々な出会いが生まれてます。

社外の多くの人と会うことで得られる情報やビジネスチャンスは計り知れないと考えています。
従来は経営者層だけの特権のように行われていた会食や情報交換やネットワークパーティーなどが、今後あらゆるビジネスパーソンの間で行われていく流れは不可逆で、yentaはその機会を促進することによって世の中のビジネスパーソンを応援していきたいと思っています。

是非一度使ってみて頂ければ幸いです。


■アプリのダウンロード:
下記のアプリ紹介ページからダウンロードが可能です。
http://yenta.talentbase.io/yenta/ (PC・スマートフォン対応)

チームで何かに取り組む時にいくつか重要なポイントが存在する。

「ヒト」という仲間もその一つ。
「コト」という成すべき目標や取り組むべき事柄もその一つ。

日本人のビジネスパーソンの特徴として、どうしても「コト」よりも「ヒト」にフォーカスしがちなのは、長年ピラミッド形の組織に従事してきた慣習や、さらには古き村社会文化から生まれた相手を見て判断するという習性なのだろうか。

会社であれば、何を言ったかよりも誰が言ったかをついつい重要視してしまう人が多い。
しかもこれは結構自分でも気付いていないことが多いのが特徴。

思ったより人は公平に人と接しているわけではなかったりする。

大事なのは「コト」を成す上で何が重要でどの意見が正しいか、という判断軸を意識すること。
そうしないと本当にパフォーマンスの高いチームにはならない。

またかと言われてしまいそうだが、サッカーを例にするとわかりやすい。

結構怖い先輩と一緒に試合に出ていて、先輩が大きな声でパスを出せと言っているが、逆サイドで後輩も同じようにパスを要求している。点を取る確率論的には後輩にパスを出すべきだと思いつつ、つい先輩にパスを出してしまうようなことが常習化しているチームだとしたら強くなれるわけはない。

まあさすがにちょっと極端な例だけど「コト」に集中するというのはそういうこと。。。


一方で良い意味での依怙贔屓はあってもいいと思う。
それはその相手がそのチームにおいて積み重ねてきた信用力や信頼だから。

上記のサッカーの例で言えば(しつこいw)、後輩の方が良いポジションにいるものの、もう一方の先輩とは長年一緒にサッカーをしてきていて、阿吽の呼吸でパスワークができる上、その人が好む決定確率が高いパスがどういうものかを熟知しているのであれば、あえて先輩に出すということの方が「コト」を成す上での判断としては正しいこともある。

それが信用であり信頼ということ。
各人としてはこの信用や信頼を蓄積する努力はしていかないと、チャンスはめぐってこなくなる。
自分がそれを積み重ねる努力せずに、彼は「ヒト」に向いていると指摘したりするのは全然お門違い。

まあそっちのタイプはかなり少ないと思うけど。。。
ビジネスでも「コト」と「ヒト」、その違いを理解し、自分が必要以上に「ヒト」にフォーカスしすぎていないか、「コト」を成すことに重きを置いているか、一度考えてみると良いかもしれない。

わかりやすい判断方法は「ヒト」が変わっても同じ指摘をするか、同じ反論をするか。
思ったより自分が感情的に「ヒト」と接してしまったいることに気付いたりすると思う。

DeNAの南場さんも「ヒト」ではなく「コト」に向くべき、と昔からおっしゃっているが、まさにそういうことだと私は認識している。

理想のチームを創造する課程において、強く活躍しているスポーツチームから学ぶことは多いね。

今日の東京は大荒れの天気。
大都会東京はいつもながら雪などにはとんでもなく脆弱で、5cmも積もればあっという間に大混乱。
案の定、既に交通機関は麻痺しまくりで、タクシーは拾えず、転倒する人も続出。。。

私も出勤途中でスーツに革靴で大変なことになりながら出勤しているサラリーマンを何人も見かけ、大変だなーと思いながらも、ぶっちゃけこんな日に朝一のラッシュアワーに遅延しまくりの電車に乗ってまで出勤する必要ないんじゃない?と思ってしまった。


弊社はほぼ全員がカジュアルな服装なので、スニーカーや長靴を履きつつ、しかもほとんどの社員が徒歩圏内ということで問題なく稼働しているが、郊外に住んでいる人などは出社するだけでもとんでもなく大変だろうと思う。

そして多くの人は遅延証明書をもらうことで、会社に提出し、遅刻扱いではなくなるのだろうが、果たしてそんな行動に何の意味があるのだろうか。

別に午前中は自宅で仕事してお昼すぎから出勤してもいいし、そもそも今日くらいスーツでなくてもいいでしょと思ってしまうのは、私がベンチャー業界に染まりすぎているからなのだろうか。

靴もダメになっちゃうし、体調壊しやすいし、怪我しやすいんだから、家で仕事するなり、考えるべきことをまとめてやってしまうなりして、オフィスでしかできない仕事は午後でも翌日でもまとめてやるなりすればいいでしょ。


日本では規則やルールをとにもかくにも真面目に守ることが良しとされている気がするが、その規則やルールの背景や、本質的に大事にすべきことをちゃんと理解し、時にはルールを無視してでも正しいと思う行動をしたり、規則に沿うことよりも倫理観や道徳観に基づいて自分なりに判断して行動することなどをより重要視すべきな気がしてならない。


ドラマや映画の世界でも時折ルールを大きく破りながらも、とてつもない成果を出す人が主役としていたりするが、一人ひとりが倫理観と道徳観を持ち、ちゃんと誇らしい行動を徹底できれば、組織としての一体感は損なわれることはない。

子育てをしながら働いているママさん社員が「今日は大雪なので家でできることだけをやって、残りは明日以降で頑張ります」と連絡くれれば、「OK。もしオフィスでやっておくべきことがあれば言ってくれればこちらで代わりに対応するので遠慮無く!」みたいなやりとりが自然とできるのが理想。

そこにはルールも規則もいらないような気がする。

人に求めすぎず、利己にならず、チームとして長期的に目指していること成し遂げるべく、自分に出来ることを考え、行動に移す。ただただそれだけで、ルールや規則は本当に誤解しやすいことや、最低限自分達が働きやすくなるように必要なものだけを決めておけば十分。

人は管理監視や強制された環境下よりも、自らの意志で能動的に働いている環境の方が力を発揮する。
これは会社だけではなくチームスポーツなども同じこと。

人が集まって何かを成すということにおいては、スポーツもビジネスも変わらないのではないかと思う。こういうイレギュラーな気候条件やトラブルの時こそ、各自が倫理観と道徳観をもって、自由と責任のもとに正しいと思う判断をできる組織でありたい。

何にせよ、みなさん今日外出時には足元に十分ご注意下さいw

どうやったら楽して稼げるのか、そんな軸だけ仕事を選ぶのはもうやめた方がいいのではないか。

最近個人事業主としてそれなりの収入を稼いでいる人も増えている。
勿論それが悪いわけでもないし、選択肢が増えたこと自体は極めて良いこと。

でも一部の成功している個人事業主が、組織に属してロイヤリティをもって頑張ることを、まるで馬鹿馬鹿しく、センスがないと考えているかのような発信を見ると、至極残念な気持ちになる。

短い時間でできるだけ多くの収入を得ることだけが仕事の目的だと思っているのだとしたら、本当に寂しすぎるし、仲間とともに熱狂・熱中して何かを成し遂げることの楽しさややりがいを知らないのだと思う。

そういう人には是非とも「下町ロケット」を熟読もらいたいものであるw


まあ勿論炎上マーケティング的に極論を展開することで、ユーザーを集め、結局それが広告収入になるという戦略の元に、あえて思ってもいないことを発信しているのかもしれないが、だとしたら逆にそんなことしてまで大金稼ぎたいの??という気がしてならない。

勿論世の中の多くのサラリーマンが生活のために我慢しながら働いているという意見については、確かにそうだと思うし、もしかしたらそういう人達だけをターゲットとしてメッセージを発信しているつもりなのかもしれないが。。。


何にせよ人生の長い時間を費やす「仕事」だからこそ、自分が心底誇りを持てることに熱中できることが大事だし、できることなら一緒に熱狂でき、信頼しあえる仲間が居る方が間違いなく幸せ度は高まる。

就職する学生は勿論のこと、転職を考えている社会人も、今一度自分の長い社会人人生、何に熱中するのが幸せか、考えてみると良いのではないだろうか。

最近巷ではモチベーション・マネジメントやモチベーション管理なる言葉が飛び交っている。
少し乱暴に言えば、社員のモチベーションを高めないと成果は出せないという意味合いで使われていることが多い。

ただ少し過保護な印象も受けるし、モチベーションが高くないと仕事ができないというのは、あまりに甘えているようにも感じる。

プロスポーツチームにおいては、監督は選手のモチベーションを高めることよりも、どうやったら選手が伸びるか、どうやったらチームが強くなり勝てるか、ということを中心に褒めたり叱咤したりアドバイスをしたりするのではないだろうか。

そもそもプロアスリートでモチベーションが低いなどという時点で戦力外かもしれない。

勿論人間はそれほど強くないので、定期的に自分の決断や生き様に疑問を持ったり、モチベーションを下げたりすることはあるのも事実。あのプロゴルファー宮里藍ちゃんでさえも渡米直後はゴルフを嫌いになったし、辞めようかどうか悩んだと言うのだから、一般人からしたら当然だろう。


ただ最近思うのはモチベーションと気分がごっちゃになっている気がする。

ちょっと仕事で辛いことがあったり、しんどい経験をした時に、いちいちモチベーションが下がってしまう人がいるが、そんなことでいちいちモチベーションを下げていたら長いビジネスライフを安定的に成長して価値発揮することなんてできやしない。

気分や機嫌の上下はあるだろうが、仕事に対するモチベーションはそんな瞬間の出来事でいちいちぶらしている場合ではない。

そもそも目の前のちょっとした仕事がうまくいかないことなんて誰にでもある。
失敗するたびに落ち込んだりモチベーションを落としていたら、仕事が面白くなるわけない。

なのでどちらかといえば、自分が成し遂げたいこと、自分が目指している姿、そういう長期的なゴールイメージをしっかりと持ち、そこに対してモチベーションを持つことが大事なんだと思う。そして日々の業務上の失敗や、辛い経験は、あくまでもそのゴールに向かっているプロセスにおいて躓いただけのことであり、高いゴールを掲げていればいるほど何度も何度も壁にぶつかったり、挫折しかけたりするもの。それでも自分が成し遂げたい姿さえぶれなければ、それほど日々のモチベーションがぶれることなんてないのではないだろうか。

なんか褒められたい、仕事でうまく成果を出したい、そういうミクロな部分にモチベーションを感じながら仕事をする人が多いような気がしてならない。

下町ロケットの佃社長じゃないが、国産ロケットを飛ばしたい、そういう大きな目標に対してモチベーションを持ちながら、日々は失敗の連続。それでもモチベーションは一切ぶれない。そんな働き方をしている方が絶対に成長するし、自分自身も楽しいのではないか。

上司の評価、給与、日々の成功、それだけが心の拠り所だとしたら、安定して仕事を楽しむことなんてできない。

自分のモチベーションの源泉がどこにあるか、どうあるべきかについて少し考えてみると、もしかしたら日々のモチベーションの上下が一気になくなり、長い道のりで多くの失敗をしながらも、安定してワクワクしながら突き進めるようになれるかもしれない。

新年あけましておめでとうございます。
今年も何卒よろしくお願いします。

さていよいよ2016年になりました。
月日の経つのは早いもんですね。

おかげ様をもちまして2015年はアトラエにとって最高の1年になりました。

2016年も更なる飛躍を目指して明確にいくつかの挑戦をしていくことになります。
そんな今年のキーワードは『ギア・チェンジ』でいきたいと思います。


そんな今年の挑戦から2つほどご紹介。

外国人採用
3月から日本語のできないフィリピン人が入社してきます。
勿論彼女の入るミーティングは英語になりますし、社内の資料や情報は少しずつ英語にシフトしていくことになります。アトラエとして今後グローバルを志向する上での大きな一歩を踏み出します。

新規事業投資
Greenに依存した一本足打法だった今までから脱却し、HRTechマーケットにおける新規事業に積極的に投資をし、拡大させていきます。具体的には2つの新規事業に既に着手しており、年内にはどちらの事業もポートフォリオの一翼を担う事業に成長させていくつもりでいます。



それ以外にも今年は様々な挑戦をしていき、一気にギアを変えていきます。
生き急いでいるとか、そんな成長を志し続けることに何か意味があるのか、と言う人も最近は多いかもしれません。そしていろんな生き方があるし、いろんな働き方があっていいとも思う。

ただ社会人になると仕事に費やす時間は家族と過ごす時間よりも、趣味や睡眠の時間よりも圧倒的に長いわけで、それだけの時間を最高にエキサイティングで有意義な時間にしたいし、結果として世の中に価値ある何かを残したい、そんな思いでやっています。

成長しない会社は一時的にはハッピーかもしれないけど、一定の時間が経過すると優秀な社員は辞め、働くモチベーションは下がり、収益力が低下し衰退していきます。

長期で見たらそんな働き方をしたいとは到底思わないし、やるならワクワクしながらやりたい。


また違う側面から見ると、日本経済は当面苦しい局面が続くと思っています。人口動態によるものが大きいですが、まず間違いないでしょう。そんな中で少しでも未来の日本を良くするためにも、唯一の成長産業であるIT・インターネット産業をしっかりと産業として確立させ、雇用を創造していかなければいけないとも思っています。

娘を持つ一人の親として、未来の日本を良くすることにわずかでも貢献したい、最近はそんなことも考えるようになりました。
娘が産まれたことによってちょっとだけ大人になることができたのかもしれませんw

何にせよ、これだけ意欲と能力にあふれた優秀な仲間を集めている経営者として、彼ら彼女らの力を最大限活かして社会に価値を創造することは、絶対的な使命であろうと思っています。

そして自分自身もまだ41歳、成長し続けていく会社の舵取りをし続けるためには、自分自身ももっともっと挑戦し、成長していく必要があると考えています。


ということで2016年も一切手を緩めることなく、それどころかギア・チェンジして突っ走っていきますので、何卒よろしくお願い致します。

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