個人的に好きな言葉がある。

「未来は予測するものではない、選び取るものである」

これはデンマークのとあるビジネススクールの教授が言った言葉らしい。

これって文面だけ読むと当たり前に見えるが、なかなかできていないことが多い。

ついつい過去の経験則から未来を予測してしまい、可能性を狭めてしまっているケースによく出くわす。もちろん私自身もそうだ。

「普通は」とか「一般的には」という言葉に甘え、チャレンジしなくなってしまったり、たいして努力もせずにすぐに「もうやるべきことはやった」「さすがに無理だろう」と思ってしまうことはないだろうか。


昔、マラソン選手の高橋尚子がこんなことを言っていた。

「学生時代は自分より早い人がたくさんいましたし、私は天性の才能があるわけではありません。ただみんなが金メダルは無理だと言ってマラソンを諦めていった中で、最後まで諦めずに努力し続けてきただけのことです。」

これが本質なのだと思う。

自分の未来は自分で選び取るものである。

自分は無理とか、あいつは才能があるから、という人は大成するわけない。
自分でその道を選ぶか否か、まずはそこが一番大事な分岐点なのだと思う。


これからの世の中は会社や学歴が安定を提供してくれることはない。
自ら選択し、自らの人生(キャリア)を切り開いていくことでのみ、幸せな働き方ができるのではないだろうか。