本日の日経MJのトップページにマーケティングの新たな考え方 

『AIDEES』

についての記載があり、大変実感の沸く内容だったので御紹介したい。


以前はマーケティングの視点として重要な要素を文字って、AIDMA(アイドマ)というモデルが頻繁に使われてきた。


AIDOMAとは、

A・・・Attention(注目)
I・・・Interest(関心)
D・・・Desire(欲求)
M・・・Memory(記憶)
A・・・Action(購入)

という従来のマーケティング上のモデルを示したものである。


しかしAction(購入)で終わっていた従来のモデルから、売ったところから更なるスタートが始まるAIDEES(アイデス)という考え方へと時代は変わっているという。


AIDEESとは、

A・・・Attention(注目)
I・・・Interest(関心)
D・・・Desire(欲求)
E・・・Experience(購入・体験)
E・・・Enthusiasm(熱意・心酔)
S・・・Share(推奨)

という新しいマーケティングモデルを表す。


つまり、売るところで終わらずに、そのサービスや商品の満足度が高いことによって、顧客は心酔し、そしてそれを無償で広めてくれる、そんな時代になりつつあるという。


まさにブログやSNS(ソーシャルネットワークサイト)などの浸透によって、顧客自身が発信力・影響力を持ち始めている。
しかも無償での評価やコメント、推奨は信憑性も高く、効果大というのも良くわかる。


これからの時代、購入してもらうだけでは勝ち残れない。
購入した顧客にファンになってもらい、そして更なる顧客を連れてきてもらう、まさに本質的な価値を提供しない限りは生き残れないということを示している。


うわべだけの会社は存在できない、まさにあるべき姿、正しい者が勝つ市場ができてきたということなのだろう。