ビジネスに取り組む上で目標というのは本当に重要だと
最近特に感じるようになった。


目標がないと、ついつい人は自分のできる範囲や
慣れた方法でのみ仕事をこなしてしまう。


それだと結果が良くとも悪くとも、頑張った上での
結果でしかない。


目標を立てることで、目標を達成するために何をすべきか、
どういう工夫ができるか、ある意味最大限知恵を絞って考え、
時間も有効に活用するようになる。


面白い例として、ある有名な焼肉チェーンの話がある。


そのチェーンでは、一日一日の売上目標を1店舗ごとに
明確に全店員で共有しており、営業開始とともに、
1時間ごとに集計チェックするという。

それを随時店員全員で共有し、必死になっておいかける
という。

なのでもちろん閉店時間に近づくと、

あと飲み物数杯で達成だ、

とか、

あと5000円で達成だ、

という事態が起こる。


普通であれば、時間通りに店を締めて、今日は売上が
いくらだった、で終わるところが、これだけ目標に
コミットしていると、あと5000円だから、今日は営業
時間を30分だけ延ばして、今いるお客さんにデザート
を提案しよう、だとか、閉店間際にあと1時間で閉店
なので、閉店間際特別割引で店頭で呼び込みをやろう、
などといったアイディアが出てくる。

何もしなければそのまま終わるところを、全店員が
共通の目標にコミットすることで、あらゆる工夫や
知恵が出てくる。

その一つ一つの積み重ねが、全体として大きな競争優位性
になっているのは間違いない。

もちろん客商売なだけに、売上偏重になりすぎるのは
良くないが、理念や行動指針、顧客志向さえ徹底されて
いれば、その理念を守った上での目標コミットは、
非常に効果があるのだと思う。


弊社もまだまだそのあたりができていない。反省・・・。


改めて徹底していこう。

Winning Culture!!

勝つことが当然である常勝集団へ。