いろんな経営者の方々とお会いすることが多いが、そのときに決まって
出る話題が中国市場に関する話題。

特に人材ビジネスという領域においては、日系トップクラスの人材関連
の企業が、こぞって中国に進出を始めている。

中国という爆発的に大きな市場が海を渡った隣国に存在している。

もちろんまだまだ発展途上ではあるものの、そのスピードたるや
間違いなく数年で日本以上の市場になるのは間違いないだろう。

各社日本での成長はもちろんだが、まだ未発達の中国市場において
いかにしてシェアを取るかについて、必死に模索しはじめている。


私個人としては、中国市場にはもちろん興味を持っているものの、
一方で中国がどんどん成長して日本と同等の成熟度を迎えたときの
日本という国がどういう市場になっていくのか、ということにも
非常に興味を持っている。



ここから先は私の勝手な妄想。



アジアにおいて一定規模の会社の本社は全て中国に本社を移し、
日本は東京に対する今の沖縄や北海道のように、中国本社の会社に
おける日本支社にすぎなくなっていく会社が増えていくのではない
かと思ったりする。

そうなると現在のような日本経済は成り立たなくなっていく。

しかし一方で高齢化が最も進んだ国ということもあり、国を筆頭に高齢者が
暮らしやすいインフラ整備やサービス開発が進んでいくだろう。

それによって日本は高齢化社会における最先進国としてモデルケースと
なっていくことができるのかもしれない。
そうなるとシルバービジネスにおいて、世界有数の国になっていくなんて
ことも考えられる。

個人的には、高齢者が中心的な国になっていくのであれば、いっそのこと
観光立国になっていくのもありではないかと思ったりする。

京都や奈良、沖縄や北海道など、日本には魅力的な観光地も多く、治安も
いいし、食事も美味しい。温泉もあるし、サービスレベルも世界的に見ても
圧倒的に高い。

そういう意味ではスローライフな国として、高齢者を中心に観光立国として
やっていき、シルバービジネスを中心に海外へのモデルを輸出していく、
そんな姿が日本のきたるべき未来なのではないだろうか。。



・・・なんていうフィクションのような話を考えては、近いうちに中国に
行ってみようと思う今日この頃。

こんなことを妄想しつつも、実は一度も中国に行ったことのない私でした。