最近新卒の学生と話しをすることが多い。


「経営者になるために大事なことはなんですか?」


起業家志向の学生からは、よくこんな質問をもらう。


なかなか答えのある質問ではないが、私自身はこんな回答をしている。


「何かを成したいという強い想いです!」


少し頭のいい学生は、経営者になるためにはコンサルティング会社にいって戦略立案能力やロジカルシンキングを学ぶべきでは、なんて言ってくる。


それも一つの道だとは思うが、戦略立案能力やロジカルな思考力というのは、あくまでも経営者として必要な能力・スキル・経験のうちの1つでしかないと思う。


しかも会社を経営していると、社員の中には自分よりもロジカルシンキングが優れた人や、自分よりも戦略立案能力に優れた人は必ず必要になってくる。

そう考えると、経営者としては何が必要なのか。


やはり答えは「想い」。


プランニング能力やマーケティング能力、ファイナンス能力、マネジメント能力、様々な力が経営という仕事には求められるが、それらの手法以上に「想い」こそが経営者にとってなくてはならない唯一の要素ではないかと思う。


『想いは手法の上にあり』


自分で勝手に作った言葉。でも結構本質。