年が明けてからというもの、2009年入社の新卒採用活動が本格的にスタート。


ベンチャー経営者の集まるパネルディスカッション形式の就職イベントに参加したり、自社の採用セミナーを毎週開催していたり、地方の学生と出会うために大阪や九州で開催される就職イベントに参加したりと、随分忙しくなってきた。


そんな中思うこと。


それは学生の持つ情報があまりにも不足していること。


働くということ、会社の選び方、キャリアの考え方、などなど。


そういうことがほとんどわからないままに、イメージと感覚で選んでいる学生が如何に多いかということに驚かされる。

一方でそれほど学生に対する就職活動のアドバイスを提供する存在がいないということも事実としてあるのだろう。


年内に新卒採用戦略の一環として、学生向けのビジネススクールと題して、上記のような就職活動全般に関するレクチャーや座談会などを催していたが、そういうものがもっともっと必要であると感じる。


弊社としてもあまりリソースを割くことができないのがもどかしいが、少しでも学生に正しい情報や、正しい考え方を伝えてあげたい。
特に大企業とベンチャー企業で悩んでいる学生には、大企業とベンチャー企業の違いを明確に理解した上で、自分に合う道を選んでもらいたい。
さらにベンチャー企業を選ぶ上ではいろんなリスクが伴うため、一定の判断基準をもって選ばないといけないことなど、学生では知りえないを伝えてあげたい。


何人かの学生が、弊社の採用セミナーにおいて上記のような質問や、依頼をしてきたこともあり、弊社でもスケジュールを見て、再度座談会形式の就職活動塾でも開こうかなと考えている。


新卒採用責任者と相談して、可能な範囲でやっていきたい。。。


それで少しでも優秀な学生が、少しでもベンチャー企業に挑戦してみようと思うきっかけになれば嬉しい。


日本を代表する会社で、世界でも名だたる素晴らしい会社は沢山ある。

しかし素晴らしい会社に入るのではなく、素晴らしい会社を自分達の世代でも創ってやろうという意気込みのあるような人がもっと増えて欲しい。


そんな学生との出会いを楽しみにしつつ、学生の就職活動に少しでも知恵を提供してあげられればいいな。