今期から社員とのコミュニケーション強化を一つの経営テーマとして掲げている。


前期は、まさにgreenの立ち上げ期であったがために、何よりも現場での営業活動やシステム開発などに徹底的にリソースを傾注してきた1年だった。

その中で社員も少しづつ増え、40名近い組織となった今、改めて社員が経営に参画できる会社にしていきたいと考えていることが背景にある。


目の前の短期的な仕事・業務ばかりに偏りすぎると、ついつい視点が低くなってしまい、会社全体のことや事業全体のことに意識が回らなくなってしまいがち。
そうなるとハードな業務を続ける中で、疲弊してしまいやすい上に、新しいやり方や新しい取り組みなど柔軟な発想もできなくなる。


だからこそ、求める社員にはできうる限り会社の経営情報を開示するとともに、オフサイトでのコミュニケーションを取れるように努力をしていく必要がある。


その一貫として、今期から四半期ごとに会社の決算発表会なるものを、社員に向けて実施することに。

目的はより会社の実態を理解してもらい、経営に興味を持ってもらう。

そしてもっと利益率を上げないととか、どうやったら給与を上げられるのか、など経営者に近い視点で考えたりすることができるようになることで、能動的に経営改善案などを発想できるよになっていくものと期待している。

コスト意識などについても、単にコストを切り詰めろといわれるよりも、会社の決算状況をしっかりと共有した上で、営業利益率をあと何%高めようという方がみんなも真剣になれるはず。

少しづつながら、社員にとって高いモチベーションでやりがいを持って働ける会社作りに着手していきたい。今期は業績の大幅向上と組織風土の強化、コミュニケーションの強化など、2つのテーマを同時に実現しないといけない。

今から想像するだけでも忙しい年になりそう・・・。