働く上で大事なこと。

それは短期と長期の目標設定。


目の前のことをひたすらがんばる。それも大事なこと。
しかし長期的にどうなりたいのか、という視点が欠けると、気付いたときには疲弊していたり、なりたい自分になれてなかったりという結果になりかねない。


実は頑張りやさんほどそういう人が圧倒的に多い。

つまり長期的な自分の目標やイメージが持ててない、もしくはそれを実現するためには今何をすべきかがわかっていない。


私自身、前職時代はよく直属の役員を参考にしてきた。
あと3年でこの上司を越えるためには、何をすればいいのか、ということを自問自答しながらやってきた。


結果的にはまだまだ全然越えられていないが・・・。


でも、だからこそ新卒社員だったときから、マネジメントや経営を意識し、直属の上司や経営陣の発言や仕事の仕方など、常に意識しながら見てきた。

それ以外にもマネジメントの本を読んだり、財務やマーケティングなど、経営する立場になったときに参考になるであろう知識は必死になって身につけてきた。


恐らく同期のほとんどは、目の前の業務を必死になってやっていたのだと思う。
勿論それも大事。

しかしそれだけではない長期的な自分の目標とそれを実現するためのアクションプランを持つことも大事。


ベンチャー企業で10年近くやっていると、ついつい自分の経験則で仕事をしがち。
そうなるとふと振り返ったときに自分のスキルが数年間伸びていないことに気付いたりする。実際に20代は凄い成長してきたのに、30才を越えたくらいから成長が止まってしまう人を沢山みてきた。

そういう人達も決して頑張っていないわけではない。
むしろ誰よりも頑張ってやってきた人こそが陥りがちな罠。


一方で35歳になっても40歳になっても、変わらずにどんどん成長している人もいる。


その一番の違いは、長期的な目標や成長イメージを持って努力をしている人と、目の前の業務だけを頑張ってきた人の違いだろうと思う。


社会人になって10年前後の経験をしてきた人、そして今は成長できている実感がない人、まさにそういう自覚症状がある人こそ、改めて自分の目標やイメージを持つとともに、そうなるためには何が足りないのか、何を学んでいく必要があるのかを明確にしていくことが大事。


自分自身もまさにそういうタイミング。


自戒の念もこめて、今一度自分自身の更なる成長を志したい。