こういう景気になると本物だけが生き残る、最近凄くそう思うことが多い。

本当に顧客満足が高いサービスは、こういうときであっても競合と比較して客離れが少ないということなのだろう。


というのも、有償のサービスを受けたり、購入したりすることに対して、顧客はすごく慎重になっているのじゃないかと思う。


私自身も、以前は肩が凝ると頻繁にマッサージに行っていた。
それが最近はコストカットを意識してか、自分のお気に入りのマッサージ以外には行かなくなってしまっている。

外食についても、本当に行きつけの店は相変わらず行くものの、それ以外のお店に行く回数はめっきり減っている。


つまり不景気の中で限られた財が、質の高いものやサービスに集中してしまっていると考えるのが正しいのだろう。


そういう意味でも、サービスを提供する会社としては、顧客満足度をいかに高めていくかを真剣に考える必要がある。

もっとわかりやすくいえば、自分の親友や自分の家族にも使ってもらえる、自信をもって勧められるサービスであればいいのだと思う。

誠実で適性な価格、それに見合った対価、心のこもった接客、などなど。

本当に自分達が誇りの持てるサービスを提供する会社こそが、こういう時代に勝ち残っていくはず。

一方でこういうときはついつい売上や利益に傾注してしまいがち。
こういうときこそクオリティへの拘りを忘れないようにしたい。