30才を超えると成長が止まってしまう人がいる。

これは20代をベンチャーで必死になって働いてきた人に多い現象な気がする。

真面目に現場での自分のミッションを遂行し、必至になって売上を上げるべく日々努力してきた人などが陥りやすい落とし穴。


ベンチャー企業はマネジメントや人材育成という観点からすると、まだまだ未熟。
そういう意味では自らの成長や自らプランして実現しかなければならない。
勿論それが出来る人にとっては、学んだことがすぐに活かせる機会の多いステージなので、より早期の成長が見込めるはず。


それなのに目の前の仕事・業務・売上ばかりに目がいきすぎてしまうと、3年経っても5年経っても、自分の目指すビジネスパーソンにはなれないのは当然といえば当然。

でもそういう人が多い。
頑張る人や不器用で真面目な人ほどそうなりやすい。


ではどうすればいいか。

まず自分が本当になりたい3年後・5年後の姿を真剣に考え抜くこと。

そしてその姿と現在の自分のギャップを明確にすること。

さらにそのギャップを3年なり5年の間で埋めるためには、どんなことをどれだけやればいいのかを明確にすること。

あとは日々の業務以外にもそういう自己啓発や努力を継続して実施するのみ。

そういう人は必ず成長します。

ベンチャーはそういう人にとっては非常に魅力あるステージ。

単に受身な人にとっては、教育体制やマネジメントレベルの高い会社に居たほうが、自分が何も考えなくても定期的な研修や上司の配慮により、言われたことをやっているだけで一定のレベルにはなれる。


でも最近の若い人達を見ると、そもそも本当になりたい自分をイメージできている人が少ないのかもしれない。そういう議論を仲間同士や先輩と一緒にしているような気配もあまり感じないし。

今の若手にとっては、まずはそこが大きな課題なのかも。

30才過ぎた人はそんなこと言ってられないので、気合入れて考えるべしです!