自分と異なる意見、対立する意見に対して聞く耳を持つことの重要性を感じる。

現状のような景況感においては、平常時以上に経営の舵取りや意思決定の難易度が高まっている。

そんな中で現場からの意見や自分が気付いていなかったアイディアや発想に対して、如何に聞く耳を持つか。ついつい自分の中に持っている前提を崩そうとせずに、それと異なる意見やアイディアについては聞き流してしまったり、拒んでしまったりしがちなのは、誰もが経験したことがあろうと思う。


経営者なんていうのは自我が強い人も多いし、プライドが高い人も多い。
それがいいこともあるが、悪いこともある。

こういう変化が激しい中においては、様々な情報や意見を取り入れる器を持つことが経営者にとっと一つの大事な素養だと感じる。

勿論それらの情報を集めた上で、最終的な意思決定を下すのは、最終的に経営責任を取れる人間、すなわち経営者だけではあるが。

経営者としていろんな人の意見に耳を傾けているつもりでも、多くの会社ではそうなっていないことと拝察する。多くの社員が経営者に気を使っていたり、機嫌を損ねたくないと思っていたりするのが実状。

経営者として多くの意見や提言を求める際には、自分と逆の意見を述べる人間をあえて賞賛するくらいのことから始めるといい。そういう社員ほど骨があったり、真剣に考えていたりするもの。そういう人間と腹を割って話すことで、自分では気付かなかった可能性なども見えてくるかもしれない。


私自身、若いときは本当に我が道を行くで、ディスカッションは全てディベートになってしまっていたように記憶している(笑)。生まれながらの負けん気の強さやプライドの高さからか、気付くと相手を打ち負かそうという意志が働いてしまう・・・。


そうなるともう最悪。険悪になるし、相手は言いたいことを言えなくなるし。

いろんな経営者の本を読んで思うのは、一流の将たる人は聞く耳や柔軟性と、頑固さやプライドを上手に兼ね揃えているということ。

それこそがまさに将の器なんだと。

将の器は努力して変えられると信じたい。。。