ビジネス全般において非常に重要なのが論理的思考力。

論理的思考力なんていうと頭でっかちで理屈っぽいイメージを思い浮かべる人も多いかもしれないがそうではない。


誰かと話しをするとき、誰かに何かを伝えるとき、物事を分析したり考えたりするとき、全てのシーンにおいて論理的思考力が求められる。


わかりやすく差が出るのは人に何かを伝えるとき。


何を言いたいのか、何を言ってるのか、本当にわからない人がいる。
ちなみに残念ながらうちの会社にもそういう社員は多い。


よくあるのは、


・結論から言わない
・こちらの質問に答えない
・余計な内容が混在していて要点がわからない


恐らく外資系のコンサルティングファームや投資銀行などにおいては、限られた時間で的確なコミュニケーションやプレゼンテーションをすることが徹底的に教育されているはず。

我々のようなベンチャー企業では自分達で意識して取組んでいかなければ、そういう能力は身につかない。


お手本は、海外ドラマの24に出てくるCTUと呼ばれるテロ対策ユニットでのコミュニケーション。彼らはテロ対策というだけあって、有事の際には1分1秒を争う動きが求められる。そんな中で交わされる依頼や報告などは、まさに極限まで簡潔に要点をまとめられていて、正直感心してしまうレベル。


そんな視点で24を見ているのは後にも先にも私くらいかも(笑)。


さすがに日々の業務やオフィスの中で、そこまでやる必要性はないかもしれないが、要点をまとめ、結論から伝える習慣を持つことはビジネスでも本当に重要。


最近いろんな社員と議論したり、営業同行したりしている中で、改めてもっと徹底して注意したり指摘してあげないと、組織全体の風土としてロジカルではなくなってしまいそうな危険性を感じる。

うちの社員はこのブログを機会に、是非改めてロジカルシンキングやクリティカルシンキングを学びなおしてもらいたいし、日々の中で意識してみてもらいたい。