弱者が勝つための戦略理論であるランチェスター理論。

最近ランチェスター理論の本を読み漁った。


市場においては間違いなく弱者である我々が勝つためには、今後いかなる戦略をとっていくべきか。まさにそんなことをここ最近模索している。


ランチェスター理論というのは、わかりやすくいえば一点集中戦略。

つまり織田信長の桶狭間の戦いに代表されるような局地戦理論。


大企業が狙いづらいエリアや顧客にターゲットを絞り込み、そこに全てのリソースを集中させることで、そのターゲットでのNo1を確立することが弱者の必勝法。
とあるターゲットでNo1を確立すると、収益性も高くなるし、ブランドも確立でき、その後の展開可能性は広がる。


人材業界でいえば、エリアや業界・職種などにおいてNo1を確立するということになるのかもしれないが、現状そういうことができている企業はほとんどない。

ランチェスター理論でいうNo1は、2位との差を1.7倍から3倍くらい引き離した状態のことをいうらしい。


一点の絞込み方が一番難しいところだし重要なところ。
ここを選び間違えると、No1どころか大きな失敗が待っているという。


なるほど、昔から知っていた理論ながら、改めて熟読してみると全然できてなかったことを痛感する。

こういうノウハウや理論って、結局ニーズがあるときに読まないとあまり吸収されずに意味がないということを実感。

そう思うと不景気ゆえに試行錯誤し、自分自身の成長にはつながっていることが多いように感じる。順風満帆であれば吸収できていないことを、この半年間で沢山吸収してこれた。

何事もポジティブシンキング!

ベンチャー企業の経営者や新規事業の担当者は、是非ランチェスター理論を勉強してみて下さい。